4.0
絵画のよう
軟質磁器という初めて聞く磁器でしたが硬質の技術に至る途中のもののようでした
磁器表面に施された装飾は細密で絵画の作品のようでした
とくに王室やポンパドール夫人からの依頼のものなどは美しさにめを奪われました
いろいろな国の芸術家を招いて作製された現代の作品もおもしろいものがありました
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2010年、国立セーヴル磁器製作所と国立セーヴル陶磁美術館が統合され「セーヴル陶磁都市」という新組織になりました。
本展は、「セーヴル陶磁都市」の所蔵する名品・優品によって、およそ300年におよぶセーヴル磁器の創造の軌跡を紹介する日本で初めての展覧会です。国立セーヴル陶磁美術館のコレクション展が日本で開催されるのは、20年ぶりのことです。
1740年、パリ東端のヴァンセンヌに誕生した軟質磁器製作所は、フランス国王ルイ15世(1710-74)の庇護を受けてパリ西端のセーヴルへ移転し、王立磁器製作所に成長しました。
宮廷の彫刻家や画家たちが次々に考案する、洗練された形や絵柄。磁器というデリケートな素材の上に、いかなる形や絵柄も実現する、技術者たちの卓越した妙技。両者の真剣勝負が創り出すセーヴル磁器は、優雅で気品に満ち、またたく間にフランス内外の王侯貴族を虜にしました。以来、セーヴル磁器製作所は今日までヨーロッパ磁器の最高峰の一つに君臨しています。
本展は、セーヴルの「18世紀」「19世紀」「アール・ヌーヴォーとアール・デコ」「1960年代~現在」の4章で構成され、各黄金期の作品がかつてない規模で来日します。
驚くべきことに、セーヴルが協力芸術家として史上初めて受け入れた外国人は、日本の彫刻家・沼田一雅(ぬまたいちが・1873-1954)であり、現在も日本の著名な芸術家・デザイナーたちとのコラボレーションは続いているのです。
本展ではセーヴルと日本の交流についても作品を通じて紹介されます。創立から現在まで、常に時代の先端であり続ける「磁器芸術」セーヴルの姿が楽しめる展覧会です。
会期 | 2017年11月22日(水)~2018年1月28日(日) |
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会場 | サントリー美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
火曜日 ※ただし、1月2日、9日、16日、23日は18:00まで開館 年末年始 12月30日(土)~1月1日(月・祝) ※shop×cafeは会期中無休(年末年始を除く) |
観覧料 | 一般 1,300円(1,100円) 大学・高校生 1,000円(800円)
|
TEL | 03-3479-8600 |
URL | http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2017_6/ |
4.0
軟質磁器という初めて聞く磁器でしたが硬質の技術に至る途中のもののようでした
磁器表面に施された装飾は細密で絵画の作品のようでした
とくに王室やポンパドール夫人からの依頼のものなどは美しさにめを奪われました
いろいろな国の芸術家を招いて作製された現代の作品もおもしろいものがありました
5.0
美しい陶磁器の世界。王侯貴族がこぞって集めたという最高級品の数々が一同に会しています。
当時はフルセットであつらえるのが流行、ということで、裕福な人たちはドレス、小物からファブリックや家具初めとする食器類まで同じ柄でオーダーしたのだとか。ロイヤルブルー、セーブルブルーの美しさに感動です。
金の細工模様や、陶器なのに透かし細工がされていたりと、当時の最高の技術が集まっている展覧会。これは図録、買い推しです。
グッズのPCも迷うほどで全種買いするくらいの美しさです。ジックリ見るなら今のうち??かも。
写真OKコーナーでは現代のセーブルの作家さんの作品もあり、伝統を受け継いだ&革新的な作品もありです。(草間さんもあります!!)ヤヨイチャン好きな方もぜひ!
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