【特別展】日本画聖地巡礼
―東山魁夷の京都、奥村土牛の鳴門―
追体験する傑作誕生の地、発見する画家の心

山種美術館

  • 開催期間:2023年9月30日(土)~2023年11月26日(日)
  • クリップ数:55 件
  • 感想・評価:10 件
【特別展】日本画聖地巡礼 ―東山魁夷の京都、奥村土牛の鳴門― 追体験する傑作誕生の地、発見する画家の心 山種美術館-1
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奥田元宋《奥入瀬(秋)》1983(昭和58)年 紙本・彩色 山種美術館
橋本明治《朝陽桜》1970(昭和45)年 紙本・彩色 山種美術館
川端龍子《月光》1933(昭和8)年 絹本・彩色 山種美術館
川合玉堂《竹生嶋山》1928(昭和3)年 絹本・彩色 山種美術館
速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】 1929(昭和4)年 紙本金地・彩色 山種美術館
五色八重散椿第二世(写真:京都・椿寺地蔵院)
山口華楊《木精》1976(昭和51)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《春静》1968(昭和43)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《緑潤う》1976(昭和51)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《秋彩》1986(昭和61)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《年暮る》1968(昭和43)年 紙本・彩色 山種美術館
奥村土牛《城》1955(昭和30)年 紙本・彩色 山種美術館
兵庫県・姫路城
奥村土牛《鳴門》1959(昭和34)年 紙本・彩色 山種美術館
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

映画、小説、漫画やアニメなどの舞台になった場所を訪れる「聖地巡礼」。絵画でいえば、作品の題材となった地や、画家と縁の深い場所に赴くことが「聖地巡礼」にあたるでしょう。このたび山種美術館では、名だたる日本画家たちが実際に訪れ、描いた場所を「聖地」とし、美術館に居ながらにして「聖地巡礼」を味わうことのできる展覧会を開催します。

速水御舟の代表作《名樹散椿》【重要文化財】は、京都・椿寺地蔵院の名木「五色八重散椿」を描いた作品ですが、実際の姿と比べてみると、御舟が花や花びらの数を減らして大きくし、デザイン的に仕上げたことがわかります。現地の様子を知ることで、画家のまなざしを追体験するだけでなく、作品に込めた創意工夫を発見できる――これこそが「日本画聖地巡礼」の醍醐味といえるでしょう。

本展では、鳴門海峡の渦潮を前に写生を繰り返した奥村土牛の《鳴門》、定宿から見える京都の町家の光景を描いた東山魁夷の《年暮る》、樹齢1000年以上といわれる福島県・三春町の「三春滝桜」を画題とした橋本明治《朝陽桜》をはじめ、北海道から沖縄まで、日本各地を主題とした日本画の優品を一堂に展示します。画家が語った制作の経緯や現地でのスケッチ、さらには現地の写真もあわせて紹介します。画家たちが見つけたとっておきの場所、名画の聖地を巡る「聖地巡礼」をお楽しみください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年9月30日(土)~2023年11月26日(日)
会場 山種美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区広尾3-12-36
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日、10月10日(火)
※ただし10月9日(月)は開館
観覧料 一般 1,400円(1,200円)
大学生・高校生 1,100円(1,000円)
中学生以下 無料(付添者の同伴が必要です)
  • ※障がい者手帳、被爆者健康手帳を提示の方、およびその介助者(1名)一般1,200円(1,000円)大学生・高校生 1,000円(900円)
    ※( )内は前売料金
    ※きもの特典:きもので来館の方は、一般200円引きの料金となります
    ※複数の割引・特典の併用はできません
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.yamatane-museum.jp/

山種美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

山種美術館 山種美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

面白い企画

絵とそれを描いた場所の写真が展示してあり、実際の風景をどう絵画化したかがわかって面白かった。作品そのものも趣があり見ごたえのあるものが多く、充実した時間が過ごせた。

REPORT

〝聖地巡礼〟で追体験する名画の背景にある画家の想い

山種美術館「日本画聖地巡礼」展に行って来ました。〝聖地巡礼〟は映画やアニメでよく言われる言葉ですが、今回の展覧会は「日本画聖地巡礼」です。日本画としては新しい試みだそうで、名だたる日本画家たちが実際に訪れ描いた場所を、傑作…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、harukaさん、uchikoさん

3.0

東山魁夷

東山魁夷の作品を初めて見ることができました。風景画の中に、静けさを感じました。石田武さんの千鳥ヶ淵も素晴らしかったです。水面や、桜の背後にさす淡い光の筋が、ずっと見ていられるくらい美しかったです。
どの作品も見応えがありました。ガラスごしでは伝わりにくい、岩絵具の質感を直接感じられる作品も多く嬉しかったです。

4.0

日本画による巡礼の旅

山種のコレクションの風景画で、題材となった地を「聖地」として、作品とその地の写真とを並べて展示。
写真と比べてみると、写実的なものもある一方、そうではないもの、画家の心象を表していると思われるものもある。速水御舟の《名樹散椿》は、写真の椿よりも力強さが感じられる。東山魁夷の《年暮る》は描かれた当時は写実的だったのだろうか。今の京都の街並みとは大分違う。米谷清和の《暮れてゆく街》は百貨店の人々の姿を描きやや異色だが、懐かしさを感じるとともに、日本画の可能性を感じさせる。それぞれ、画家が風景の中に何を見、感じ、表現しようとしたか、興味が尽きない。。
奥入瀬、尾瀬、潮来、千鳥ヶ淵、渋谷、富士、輪島、飛騨、京都、吉野、那智の滝、姫路城、阿蘇等々、北から南まで、日本画の名品を通じての巡礼の旅を楽しめる。

4.0

春夏秋冬 四季折々

昨年見た奥田元宋が出ていたので 行って来ました

奥田元宋の奥入瀬の赤 石田武の奥入瀬の黄
どちらも素敵です 渓流の音が聞こえてきそう

春に見たたくさんの桜
久々に見る 年暮る

初めましてでは 
迫力ある構図の川端龍子 月光
しんしんとした吉田善彦 大仏殿春雪 などが良かったです 

スマホで音声解説も聴けるようです
イヤホンをお忘れなく
100円で販売もされています

5.0

日本画スバラシイ

20231006
いつもの東山魁夷の京都の四季も、奥田元宋の奥入瀬も、景色を目の前で見ているよりリアルで美しい風景画だ。
年暮るの風景はほとんど壊滅している。実際に京都ホテルから見ても日本家屋の屋根瓦は見られなかった。
でも、美しい京都の風景がこの画面に残っていると思えば、切り取ったその時を観られてそれはそれでうれしい。
やっぱり写真とは違うゆっくりした気分を味わえる季節感満載の展覧会でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
kage0512さん

4.0

絵画の聖地巡礼

そうか、たしかに描かれた景色と同じ場所、
モチーフとなった景色の中にいればそれは聖地巡礼の範疇か
そう思うと今まで知らず知らずのうちにいろんな絵画の聖地を
回ってきたことになるな

描かれた場所の確認というよりは
その場所への興味と好奇心を掻き立てられるかどうかで
今回の展示を愉しめるかどうかが変わってくると思う

個人的には地齋の写真パネルと解説と作品で
思った以上に楽しむことができた

実際に見たり体験できたわけではないが
歴史モチーフ文学モチーフの作品と「聖地」も興味深い

絵画というのはその風景の切り取りではなく
「その景色の中」なのだなあと再確認できる展示だ

THANKS!をクリックしたユーザー
kage0512さん、morinousagisanさん

4.0

写真、スケッチ、キャプションも充実聖地巡礼展

山種コレクションから風景画の名品を実際の写真やスケッチ等資料を併せ展示、傑作誕生の地を追体験出来る展覧会です。東山魁夷、川合玉堂、川端龍子、奥村土牛、速水御舟の館を代表する近代の名品から吉田善彦を筆頭に昭和、現代の作家の作品も展示され見応えあります。場所も全国各地の名所から渋谷駅前迄バラエティに富んでおり、写真と見比べながら興味深く鑑賞出来ます。現地写真も絵画作品に寄せて撮影された素晴らしいものばかりでした。

THANKS!をクリックしたユーザー
kage0512さん、morinousagisanさん
  • 2
  • BY TK

4.0

景勝地を描く

聖地巡礼、良かったです!

確かに取材した景勝地を併記しての展示は意外と見たことがなくて面白いですね。
どこに魅力を感じてどのように絵画化したのかが見所です。

速水御舟の名樹散椿はスゴイです。なんだか良く分からない違和感に後ろ髪を引かれます。
奥村土牛が多数出ていて切り取った構図が面白い。
彼岸みのある吉田善彦、墓標のような横山操、橋本明治の桜など気になりました。
東山魁夷もイイ作品が出ています。年暮るイイですよね。
東近美の今期MOMATでも東山魁夷特集が組まれていて大作が出品されています。

また一つ日本美術の楽しみ方が増えるイイ企画展でした。
土牛の富士山1点のみ写真撮影可能、コンパクトな本展図録あり。

THANKS!をクリックしたユーザー
kage0512さん、morinousagisanさん、micco3216さん、uchikoさん

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五色八重散椿第二世(写真:京都・椿寺地蔵院)

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東山魁夷《緑潤う》1976(昭和51)年 紙本・彩色 山種美術館

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