【特別展】日本画聖地巡礼 ―東山魁夷の京都、奥村土牛の鳴門― 追体験する傑作誕生の地、発見する画家の心
山種美術館|東京都
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北海道から沖縄まで「国内の聖地」を描いた日本画大集合!
山種美術館所蔵作品ばかりなので、代わり映えしない印象もあるが、とても楽しい企画。
奥村土牛の鳴門から始まり、東山魁夷の京都四部作が同時に見られ…
目いっぱい作品が展示されている展示室は、お得感あり!
同じ絵を何度見ても面白く、知ってる絵なのに新しい発見があり…
同じ落語を何度も聴いたり、同じ歌舞伎を何度も見たり…という感覚に近いのか・・ということを感じられたことも面白く。
第二展示室では、特集「歴史画の聖地」。
小堀 鞆音《那須宗隆射扇図》は、那須与一の背後から見た構図で描かれていた。鞆音サマ「屋島の戦い」では記録係をご担当でしたね…と思うような、現地で見た人にしか描けない絵。驚いた。
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[日本画の聖地を旅する]
奥村 土牛 1889-1990《鳴門》徳島県鳴門市 1959(昭和 34)年 紙本・彩色
橋本明治 1904-1991《朝陽桜》福島県田村郡三春町、1970(昭和45)年、紙本・彩色
竹内 栖鳳 1864-1942《水墨山水》茨城県潮来市 1933(昭和 8)年 紙本・墨画
東山 魁夷 1908-1999《年暮る》京都府京都市中京区 1968(昭和 43)年 紙本・彩色
山本 丘人 1900-1986《洋上の火山》鹿児島県鹿児島郡三島村 1960(昭和 35)年 絹本・彩色
川﨑 鈴彦 1925- 《沖縄の家》沖縄県 1970(昭和 45)年 紙本・彩色:お父さまは川﨑小虎先生!
[歴史画の聖地]
守屋 多々志 1912-2003《平家厳島納経》広島県廿日市市 1978(昭和 53)年 紙本・彩色
今村 紫紅 1880-1916 大原の奥 京都府京都市左京区 1909(明治 42)年 絹本・彩色
小堀 鞆音 1864-1931《那須宗隆射扇図》香川県高松市 1890(明治 23)年 絹本・彩色