[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち
―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ―

山種美術館

  • 開催期間:2023年7月29日(土)~2023年9月24日(日)
  • クリップ数:29 件
  • 感想・評価:8 件
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-2
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-3
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-4
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-5
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-6
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-7
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-8
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-9
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-10
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-11
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-12
上村松園《牡丹雪》1944(昭和19)年 絹本・彩色 山種美術館
下村観山《不動明王》1904(明治37)年頃 絹本・彩色 山種美術館
菱田春草《雨後》1907(明治40)年頃 絹本・彩色 山種美術館
川端龍子《鳴門》1929(昭和4)年 絹本・彩色 山種美術館
土田麦僊《大原女》1915(大正4)年 紗本金地・彩色 山種美術館
速水御舟《白芙蓉》1934(昭和9)年 紙本・墨画彩色 山種美術館
山口蓬春《卓上》1952(昭和27)年 紙本・彩色 山種美術館
©公益財団法人 JR東海生涯学習財団
山本丘人《入る日(異郷落日)》1963(昭和38)年 絹本・彩色 山種美術館
片岡球子《北斎の娘おゑい》1982(昭和57)年 紙本・彩色 山種美術館
平松礼二《路―「この道」を唱いながら》1989(平成元)年 紙本・彩色 山種美術館
中島千波《衆生・視》1979(昭和54)年 紙本・彩色 山種美術館
岡村桂三郎《オオカミ》1987(昭和62)年 紙本・彩色 山種美術館
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1
[特別展]日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ― 山種美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

近代以降の日本画の歴史は、時代にふさわしい絵画を追い求めてきた画家たちの歴史でもあります。このたび、山種美術館では明治時代から現代にいたるまで、新たな日本画の創造に挑んだ画家たちの力作を揃え、その軌跡をたどる展覧会を開催します。

明治時代に入り、西洋文化を取り入れつつ社会の近代化が進む中、画家たちは、西洋画に匹敵、あるいは凌駕する日本の絵画を生み出そうと努めました。画壇では、政府主導の官展や、在野で勢力を持った日本美術院が大きな存在となります。大正・昭和時代を迎えると、既存の勢力に対抗する主張を抱いた画家たちが、美術団体を立ち上げるなど新たな局面を開こうとしました。

戦後には敗戦の影響も受け、それまでの日本画に対する価値観が社会的に問い直されて、「日本画滅亡論」を唱える声も出るようになります。画家たちは強い危機感と葛藤を抱きながら日本美術の伝統と向き合い、逆境を乗り越えようと、さまざまな表現や技法の探究を続けました。

本展では、輪郭線を使わない技法「朦朧体」で空気の表現に努めた菱田春草の《雨後》、女性が画家として生きる道を切り開いた上村松園の《牡丹雪》、希少な岩絵具の群青を多用して記念すべき展覧会(第1回青龍展)へ出品した川端龍子の《鳴門》、若い頃「日本画滅亡論」に直面するも日本を代表する画家となった松尾敏男の《翔》(山種美術館賞受賞作)などを紹介します。明治時代から現代にいたる多彩な作品を通し、新たな日本画の創造に挑んだ精鋭たちの軌跡をご覧ください。

※文中の作品はすべて山種美術館蔵です。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年7月29日(土)~2023年9月24日(日)
会場 山種美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区広尾3-12-36
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
9月19日(火)
※但し、9月18日(月)は開館
観覧料 一般 1400円
中学生以下 無料 (付添者の同伴が必要です)
  • ※障がい者手帳、被爆者健康手帳を提示の方、およびその介助者(1名)一般1200円
    夏の学割:大学生・高校生500円
    ※本展に限り、入館料が通常1100円のところ特別に半額となります
    きもの特典:きもので来館の方は、一般200円引きの料金となります
    ※複数の割引・特典の併用はできません
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.yamatane-museum.jp/exh/2023/elites.html

山種美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

山種美術館 山種美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

山口蓬春。

ギリギリに滑り込み、かつ初めて見た山口蓬春の「卓上」を見て全部持っていかれました。
すみません、もう本当にファンなんです。お許しを・・・。
が、この絵が一番日本人が描いたように見えない、日本人の気配が感じられない絵で、そういう意味では「日本画に挑んだ」という企画意図にばっちり。
小さい絵なので目立たなかったかもしれませんが・・・。
オリエンタルなお皿と洋梨3つが机の上にある絵なのですが、梨には黒い陰影がついていて「ジョルジュ・ブラックの影響があり」とのこと、白と緑と薄紫の色構成や平面性にマティスっぽさも感じましたし、一瞬シルクスクリーンかと思った位で・・・かっこええ・・・。
と、文章書いた後で、このHPの下に画像あるのに気付きました。
「蓬春モダニズム」の幕開け頃の作品かなと思います。見られて嬉しかったです。

速水御舟の「白芙蓉」だけ写真撮影OKで喜んで撮らせて頂きました。やっぱり遠目で見ても御舟だってわかりますね・・・本当にこの人はどれ観ても、何回観てもすごいですね。

今回も充実でしたが、特にトップバッターの松尾敏男「翔」に圧倒されました。
下層部に真っ白の骨のような葉のない木が、森を上から俯瞰して見たように沢山描かれ、上部には大きな猛禽類が4羽描かれていて、鳥たちには生気がありません。目にも力がない。
散っていった特攻隊を連想させました。解説にもそんなことが書いてあったかと。
国立近美の「樹海」と同時時期の作品との事で、是非そちらも見たいと思いました。

うーん、山種美「いいね!」な企画連発だなぁ!

THANKS!をクリックしたユーザー
uchikoさん、morinousagisanさん、ぷりんさん、karachanさん、Sukekiyo-Acckermanさん、他1人

4.0

新しい日本画を模索して

山種美術館だから日本画…なのですが、その時代の中で様々な影響を受け、模索し、それまでとは違う絵を描こうとした画家達の努力の跡を観る展覧会です。昭和初期になると、日本画の中にもピカソらの力強いキュビズムの影響が見られる作品も出て来て…興味深かったです。夏を意識してか、海・波を描いた絵も多く、目で涼も味わいました。

3.0

落ち着いて観られる企画展

何度も覽ている上村松園「牡丹雪」は相変わらず素敵でしたが、他にいわゆる「美術の教科書レベル」に有名な作品があるわけではありませんでした。しかしながら、佳作の揃った良い企画展でした。横山大観「波上群鶴」では朦朧体の真髄を感じました。水面の表現が何とも素晴らしい。川端龍子の大作「鳴門」は圧倒的な水の質量と力強いうねりが見事でした。土屋禮一「海」も波が岩に砕かれる瞬間を、今まさに目の前に見ているかのような臨場感のある作品で足が止まりました。明治から平成まで「日本画」の再確立に貢献した作家達の力作です。

4.0

涼をとるのにもオススメ

毎回企画展のたびに邪魔する山種美術館。
今回もラインラップは充実してました。

松園、良かったです。
何度も見てますが、お淑やかな感じの美人画。鏑木清方とはまた違って好きです。

個人的に石田武の絵がとても響いきました。
本人のコメントにもあったように「冬のカーンとした感じ」がまさに!
冬の耳が痛いような冷たさが伝わる風景画でした。

川端龍子はもちろん、加山又三の《波濤≫も力強くて迫力がありました。
千住博の滝!18年ぶり?の公開だそうで、見ることができてよかったです。

前々回と次回の展覧会との兼ね合いもあって、見れない作家もいましたが次回も楽しみです。

REPORT

学生には優しい

夏の学生割引を使いました

山種美術館には初めて行きましたが、満足度は高いです。ただ、絵はものすごく多いわけでは無いので個人的には学生割引が無いとちょっと高い…?気がします。

混み具合は普通。

私だけかもしれないが、順路が分か…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
loveandpeaceさん、karachanさん

4.0

珍しく割と新しめの作品もたくさん楽しめました

明治大正、日本画の危機、と言われる時代、画家たちは強い危機感と葛藤を抱きながら日本美術の伝統と向き合い、逆境を乗り越えようと、さまざまな表現や技法の探究を続けました。そして現代まで、幅広い名作がずらりです。とても見ごたえありました。平日午後、ほぼいつも通りの時間でありながら、割合空いていました。これも猛暑のせいでしょうか。とてもゆったり観ることが出来ました。和菓子は季節外れですが、松園さんの「雪の中」頂きました。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

3.0

近代日本画をもっと見たい

日本画の精鋭、結構良かったです。

幕末明治生まれの近代日本画と現代日本画を紹介していて現代がちょっと多めな感じです。
柴田是真、狩野芳崖、橋本雅邦、上村松園、川端龍子、土田麦僊、速水御舟など良いのですが
いつも古い作家に偏って見てしまうので現在進行系の日本画を見られたのも新鮮です。

落合朗風(エバイイ!)、横山操、岩橋英遠、岡村桂三郎らの作品に惹かれました。
速水御舟の作品1点のみ写真撮影可能でした。

猛暑かつ恵比寿駅からも遠いせいか館内は空いていてじっくりと観られました。
水をモチーフにした作品も多いので清々しいですね。
またのんびり涼みにいこうと思います。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、morinousagisanさん

5.0

近代日本画の名品は勿論現代日本画の名品多数展示

館を代表する近代日本画の巨匠の名品は勿論、現代の日本画の名品が多数展示されていて見応えあります。イチオシは特集陳列「今日の日本画山種美術館賞からSeed 山種美術館日本画アワードへ」の展示で現在でも院展等の美術団体、個展で活躍されている現代日本画の巨匠の昭和、平成の授賞作品が多数鑑賞出来ます。従来の画材、画題、技法を脱し新たな革新的表現に挑んだ日本画の名品を堪能出来ました。Free Wi-Fiコンテンツの音声ガイドも導入され、鑑賞しやすいです。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん
  • 1
  • BY TK

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都渋谷区で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

上村松園《牡丹雪》1944(昭和19)年 絹本・彩色 山種美術館

下村観山《不動明王》1904(明治37)年頃 絹本・彩色 山種美術館

菱田春草《雨後》1907(明治40)年頃 絹本・彩色 山種美術館

川端龍子《鳴門》1929(昭和4)年 絹本・彩色 山種美術館

土田麦僊《大原女》1915(大正4)年 紗本金地・彩色 山種美術館

速水御舟《白芙蓉》1934(昭和9)年 紙本・墨画彩色 山種美術館

山口蓬春《卓上》1952(昭和27)年 紙本・彩色 山種美術館
©公益財団法人 JR東海生涯学習財団

山本丘人《入る日(異郷落日)》1963(昭和38)年 絹本・彩色 山種美術館

片岡球子《北斎の娘おゑい》1982(昭和57)年 紙本・彩色 山種美術館

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE