3.0
ルーツを見た
中国の神将を初めて拝見。 日本の神将はたくさん見てきたけれど、ここから繋がっているのかと感慨深いものがあった。 〝たたかう〟勇ましさはあるものの、どこかユーモラスだったり可愛らしさがあったりする仏像たちだった。… Read More
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目をいからせ、武装する仏像は何とたたかい、何を護っているのでしょうか。
私たちが「仏像」と聞いてまず思い浮かべるのは、柔和な表情をたたえた仏や菩薩の姿かもしれません。しかし、寺院のなかには甲冑を身にまとった四天王像や十二神将像あるいは、火炎を背負った不動明王像など、怒りの表情を見せる仏像も見られます。
本展では、重要文化財《十二神将立像》 (浄瑠璃寺旧蔵)を中心に、彫刻や絵画に表された神将像・明王像など、「たたかう仏像」のさまざまな姿を紹介します。これらの像には、外敵や災厄から人々を守る守護的役割が期待されていただけでなく、衆生に最も近い場所で彼らを救済し、個人の内面において「煩悩」とたたかう存在としても信仰されていました。その姿が多様であるのは、まさに人々のさまざまな現世的な願い――すなわち「祈り」――に応えるためだったのです。
加えて本展では、中国・唐代の副葬品・神将俑を実に17年ぶりに展示します。墓室の入口に設置される神将俑を、その鎧の形状を継承する日本の神将像と共に展示することで、神将像の起源や役割を問いなおします。これまで彫刻史的枠組みでは取り上げられることの少なかった俑と仏像を同一空間に展示することで、新たな見方を提示します。
| 会期 |
2026年1月2日(金)~2026年3月22日(日)
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|---|---|
| 会場 |
静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)
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| 住所 | 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F |
| 時間 |
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| 休館日 |
月曜日、1月13日(火)、2月1日(日・全館停電)、2月24日(火) ※ただし1月12日(月・祝)、2月23日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,500円 大高生 1,000円 障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円 中学生以下 無料 お得な前期後期セット券 2500円
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| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| URL | https://www.seikado.or.jp/ |
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中国の神将を初めて拝見。 日本の神将はたくさん見てきたけれど、ここから繋がっているのかと感慨深いものがあった。 〝たたかう〟勇ましさはあるものの、どこかユーモラスだったり可愛らしさがあったりする仏像たちだった。… Read More
4.0
「たたかう」がテーマです。 これ、「戦う」「闘う」ではないのですね。 このやさしい感じ。展覧会を見て、わかりました。 小ぶりな像が並びます。 怒気を感じるよりも寧ろ、生気溢れる造形が活き活きとし、見ていて愉しい。 そして、仏像も中国の俑も、迫力に勝る造形美に惹かれます。 滑らかな質感、発色、なんとも見事な唐三彩。 仏像と俑を比較する展示方法も興味深い。 最後の奥の部屋には、浄瑠璃寺旧蔵の十二神将像。 まことに不敬ながら、親しさ、愉しさ、ポーズの美しさに見惚れます。 至宝の曜変天目茶碗もあり。 だだし、今回は奥の部屋ではなく、広間の壁際にひっそりと置かれ、何だか脇役。 いつもながら、三菱のお宝に感服です。… Read More
4.0
「仏像」「ほとけさま」はふつう「戦」わないでしょう! まあそうか‥甲冑をまとった四天王像や十二神将像、不動明王像など、怒りの表情を湛えた像も確かに沢山ありますね。なるほどそれらを「たたかう仏像」と呼んで集めた展覧会の様です。一応私は仏像好きのため、このタイトルやポスターでも、行くつもりではいました。でも前後期は片方で良いかな、などとも思っていました。それがなかなかに面白かったのです。怖いより失礼ながらちょっぴり滑稽なかんじの仏像もありました。全体的にサイズは小さめです。それだけに中国唐代の俑の大きさ迫力が印象的でした。後期も楽しみにしています。曜変天目以外は全撮影可でした。 思えば十二神将像は色々な寺院や博物館でもよくお会いしますが、遠見の姿勢や頬杖姿勢やら、視線の妙など、いずれ注目のものが多いと思います。そして生れ年などからも、更に昔は方位を司る者として、また刻とも結びつき、日常の生活と密接なとても身近な仏像なのですよね。今展展示の《浄瑠璃寺旧蔵十二神将立像(重文)》のうちの特に、杖を持つ腕に肘を載せて何か言いたげな表情の「午」神像は、なんとも良い姿です。午は今年の干支ですしね。今展には… Read More
4.0
十二神将目当てで訪れたが、唐代のコレクションは初見。ポーズや衣装の源流かと納得。 仏画の細密さ、小さな厨子のすさまじい描き込み方、定家の熊野御幸記を見た後に行ったので、ものを書くひと、描くひとたちの性を感じる1日だった。 後期もし行けたら単眼鏡を持って行かねば。… Read More
3.0
チラシの面々が強面列伝で、どんなものかと思っていたんですが、予想外に(失礼!)面白かったです。 株主優待券がなければ、行かずに取りこぼすところだった…。 というわけで、気になったのは怖くない顔の作品ばかり。 『妙法蓮華経変相図』お経の内容を絵画化したもので、それぞれの役割をキビキビこなす姿が「はたらく細胞」を思い起こさせて、ニヤけながら見ていました。 『地蔵菩薩十王図』 こんなに煌びやかな地蔵菩薩は初めて見ました。 衣装も帽子も豪華で、路傍で赤いスタイを付けているお地蔵さんとは完全に別物。 十王の皆さんはインド仏教画のような真ん丸のつぶらな瞳! 突き抜けたキラキラな感じが楽しい作品です。 『十二神将立像 亥神像』横に構えた矢の先を見据えるように、左目を目尻いっぱいに寄せているのがなんともおかしい。 体の向きを変えればいいじゃないかと思うのは、私だけでないはず。 大きいサイズの俑も見応えがありました。 鎮墓獣出土時のパネルを見たら、健気な忠義さが伝わってきて「お勤めご苦労様でした!」と言いたくなりました。 後期の狙いは久隅守景『釈迦十六善神像』。 守景はほんわか顔を描くことが多いので、神像の表情が… Read More
5.0
仏像好きにはたまらない嬉しい展示です?圧巻の中国・唐代の副葬品・神将俑展示に初公開の仏像あり、有名な旧浄瑠璃寺蔵の十二神将もズラリ、典拠となる白描図のパネル解説つき。更に仏画の優品も多数展示されていて、至福の時間でした。… Read More
4.0
たたかう仏像、良かったです! 如来さん菩薩さんはあまり動きがなく観音さんはちょっと動くかな、 四天王とか明王は仏像でも仏画でも動きがあってカッコイイですよね。 そういったカッコイイ仏さんが集結した展覧会です。 メイン展示室の唐三彩が素晴らしい。 色もよく残っているし状態も良いしあまり見ないものまであって嬉しいですね。 仏画も重文重美や初公開があるし、十王図や北宋時代の遺品まである。 曜変天目ルームから曜変天目を追いやって慶派仏像も出ています。 改めて静嘉堂文庫コレクションの充実っぷりに慄く凄い展示でした。 前後期で展示替えあり。図録あり。曜変天目以外写真撮影可能です。 オススメしたいです。… Read More
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