5.0
街の碧
「街」を見て、行こうと決めた。あまり知らない画家だったが。メインビジュアル大事。
アサヒグループ大山崎山荘美術館に初めて訪れた。美術館までの道のりは結構険しくて、運動不足には堪えた。
建物は本当に「山荘」で、美術館ぽくない感じで面白かった。
松本竣介の絵は、なんでかわからないけど記憶に残る。この絵見たことあるな、と思って調べてみると、過去に行った展覧会の出品目録に入っていたりする。何気ない風景を描いたような絵画なのに、なぜか頭にこびりついてしまう。どうしてなのか知りたい。
目当てだった「街」の前ではしばらく動けなかった。西洋画だけれども、深い緑色は何か日本画や陶磁器っぽい感じがした。この前樂美術館で、鉢の見込みに見入ってしまったように、色をじっと鑑賞してしまった。