コレクション1 彼女の肖像

国立国際美術館

  • 開催期間:2024年11月2日(土)~2025年1月26日(日)
  • クリップ数:8 件
  • 感想・評価:2 件
コレクション1 彼女の肖像 国立国際美術館-1
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コレクション1 彼女の肖像 国立国際美術館-7
谷原菜摘子《SADO》2015年 国立国際美術館蔵
レオノール・アントゥネス 《主婦とその領分》2021-2022年 [参考画像]国際芸術祭「あいち2022」展示風景 (C) 国際芸術祭「あいち」組織委員会 撮影:ToLoLo studio
芥川(間所)紗織 《「神々の誕生」神話より》 1956年 国立国際美術館蔵
福田美蘭《Woman with a letter》1991年 国立国際美術館蔵
木下晋《立像》1987年 国立国際美術館蔵
宮本隆司《九龍城砦》 1987/2005年 国立国際美術館蔵
©Ryuji Miyamoto, Courtesy of TARO NASU
石内都 《YOKOSUKA AGAIN #17》 1988/98年 国立国際美術館蔵
©Ishiuchi Miyako
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

本展では、国立国際美術館の所蔵品の中から、女性の登場する作品に焦点をあて、章ごとに異なるテーマで紹介します。

記号化された女性像ではなく、個性や歴史を持った個人としての「彼女」の肖像に、現代の作家たちが何を託し、どのような社会や歴史、関係性が表象されているかに着目します。

◆ 出品作家 ※変更となる場合があります。
福田美蘭、ミヒャエル・ボレマンス、小川信治、カリン・ザンダー、芥川(間所)紗織、アンディ・ウォーホル、スタジオ65、岡本信治郎、安齊重男、柏原えつとむ、ソフィ・カル、ダーン・ファン・ゴールデン、アストリッド・クライン、野田哲也、小西紀行、マルレーネ・デュマス、サニー・キム、久保田成子、デイヴィッド・ホックニー、木下晋、荒川修作、ルイス・W.・ハイン、宮本隆司、小沢剛、饒加恩(ジャオ・チアエン)、石内都、アンドレアス・グルスキー、石川真生、山城知佳子、テリーサ・ハバード/アレクサンダー・ビルヒラー、片山真理、谷原菜摘子、レオノール・アントゥネス、高松次郎、須田悦弘、アレクサンダー・コールダー、ジョアン・ミロ、マリノ・マリーニ、マーク・マンダース、ヘンリー・ムア

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年11月2日(土)~2025年1月26日(日)
会場 国立国際美術館 Google Map
展示室地下2階展示室
住所 大阪府大阪市北区中之島4-2-55
時間
  • 10:00~17:00
    金曜・土曜は20:00まで
    ※入場は閉館の30分前まで
休館日 月曜日、11月5日、1月14日、年末年始(12月28日~1月4日)
※ただし11月4日、1月13日は開館
観覧料 一般 430円(220円)
大学生130円(70円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※高校生以下・18歳未満・65歳以上無料(要証明)
    ※心身に障がいのある方とその付添者1名は無料(要証明)
    ※夜間割引料金(対象時間:金曜・土曜の17:00 – 20:00)一般:250円 大学生:70円
    ※本展は同時開催の特別展「線表現の可能性」の観覧券で観覧できます
    ※無料観覧日
    11月2日(土)、11月3日(日・祝)、11月16日(土)、11月17日(日)、12月7日(土)、1月11日(土)
TEL06-6447-4680 (代)
URLhttps://www.nmao.go.jp/

国立国際美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

国立国際美術館 国立国際美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

コレクション展再開 コレクションは美術館そのもの

メインヴィジュアル 谷原菜摘子《SADO》インパクトありますよね。《SADO》は「茶道」なのか。もっと大きな作品かと思っていたため、やはり実物を見ないと。サイズ感も大事。

ここのところと気になる福田美蘭、福田美蘭の作品が展示されるとなると観に行きたくなります。そして展示は福田美蘭から始まる。このコレクション展は「彼女の」ではあるが・・・
芥川(間所)紗織は、生誕100年記念「軌跡を回顧する旅へ」として全国の美術館で展示する「プロジェクト museum to museum」国際美の作品は「《「神々の誕生」神話より》
コレクション展も観たい。その美術館、博物館が見えてきます。
国際美は館内のそこここに展示があります。
70年の万博時のミロの陶板画、上を見上げれば須田悦弘のチューリップが刺さっているし、マリーノマリーニのふくよかな踊子は可愛い。
万博公園にあった国際美から連れてこられた高松次郎の影はショップ前にあります。

お隣のブラックキューブ大阪中之島美術館にお出でなら、お隣の国際美にも是非是非!

THANKS!をクリックしたユーザー
uchikoさん、karachanさん、黒豆さん、エイミーさん、アバウトさん

5.0

フェニミズムの文脈で、広がる女性作家の活躍!

一目で谷原菜摘子さんの作品とわかる「SADO」、カラフルで毒々しい陰影、インパクトのある世界観に存在する人魚の絵だ。以前、兵庫県立美術館でみた「創世記」を思い出した。一度見たら忘れられない画風だが、よく見ると、背景の右に竹林(節操)、左にトケイソウ(聖なる愛)、黄色いタペストリーのようなものには、赤と青の川の流れが大海原に合流し、赤と青の波、人魚の故郷を表わしているのか、日本的な松や岩もある。近景は畳の上に壺に、御重に、船盛りと豪華な料理が並べられ、人魚をさばく瞬間だ。そして、一番気になる右手前にある茶道具一式は、まさにザ・日本の表現だ。複数の美術館に所蔵されている若手実力派アーティストとして注目していきたい。

本展覧会で一番刺さったエピソードが、木下晋と荒川修作とのやり取りだ。ネグレクトの母の話を聞いた荒川が芸術家として最高の環境だ。その母を描くべきだ。とアドバイスし、それを実行する木下もすごいが、木下親子の心まで救ったアートの力を感じた。展示されている「徘徊」が母をモデルにしたことを知り、兵庫県立美術館で見た「合掌」を思い出し、しわ一本一本が母を見つめる祈りの表現に感動した。

THANKS!をクリックしたユーザー
アバウトさん、Camdenさん、uchikoさん、morinousagisanさん

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谷原菜摘子《SADO》2015年 国立国際美術館蔵

レオノール・アントゥネス 《主婦とその領分》2021-2022年 [参考画像]国際芸術祭「あいち2022」展示風景 (C) 国際芸術祭「あいち」組織委員会 撮影:ToLoLo studio

芥川(間所)紗織 《「神々の誕生」神話より》 1956年 国立国際美術館蔵

福田美蘭《Woman with a letter》1991年 国立国際美術館蔵

木下晋《立像》1987年 国立国際美術館蔵

宮本隆司《九龍城砦》 1987/2005年 国立国際美術館蔵
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石内都 《YOKOSUKA AGAIN #17》 1988/98年 国立国際美術館蔵
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