美術は過去の文化や歴史などを未来に伝える役割をも、担っている
日本のモダニズム建築の巨匠、丹下健三さんの設計した建物が、3年間の大規模改修工事を経てリニューアルオープン。
左右対称に広がる大階段や、開閉式のルーバー天井、新しくデザインされた家具やサインで構成された空間を体感しに行くこと…readmore
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開港以前にこの地に住んだ人びと。170か国籍を数える市民。意外な横浜発のプロダクト。この展覧会は、こうした多様なヨコハマの姿に光を当てます。横浜美術館のコレクションをフルに活用し、またアーティストへの新作依頼も行います。
タイトルには、3年の工事休館を経て「横浜美術館が帰ってきた」という意味と、「生きた時代や生まれた地域を問わず、横浜に関わるすべての人を『おかえり』といって迎え入れたい」という願いを込めています。
会期 | 2025年2月8日(土)~2025年6月2日(月) |
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会場 |
横浜美術館
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住所 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1 |
観覧料 | 一般 1,800円(1,700円) 大学生 1,500円(1,400円) 高校・中学生 900円(800円) 小学生以下 無料
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TEL | 045-221-0300 |
URL | https://yokohama.art.museum/ |
日本のモダニズム建築の巨匠、丹下健三さんの設計した建物が、3年間の大規模改修工事を経てリニューアルオープン。
左右対称に広がる大階段や、開閉式のルーバー天井、新しくデザインされた家具やサインで構成された空間を体感しに行くこと…readmore
横浜美術館に行った。リニューアル展「おかえり、ヨコハマ」を見るためだ。まず入口のエントランス空間が整理されて、すっきりと明るくなっていた。オープン展は、横浜と横浜美術館の歴史をゆかりの作品で辿っていた。まずペーター・ベルン…readmore
4.0
まさか、横浜美術館で土偶を見るとは思ってなくて、驚いた。横浜の歴史をコレクションでたどりながら、名作も見られる、ボリューミーな展覧会。特に、後半の現代アート+コレクションの作品(淺井裕介《八百万の森へ》)は、必見。政治性も表現も、いずれも奥行きが合って刺激的。
3.0
平日昼間の訪問です。特段の混雑はなく空いていましたがコインロッカーはほぼ満杯。ロッカーの数がそれほど多くないので行かれる方はご留意ください。展覧会はリニューアル展の「おかえりヨコハマ」、「コレクション展」、「じゆうエリア」(無料)で構成されており「美術図書館」(無料)も利用可能です。全体的にリニューアル後はフリースペースがかなり多い印象。ゆったりできるスペースが多いのはとても良いと思います。
チケットカウンターの裏側から2Fに上がり回廊を巡る形で鑑賞していきます。じゆうエリアや図書館は1Fにありますが全体的にいまひとつ館内の導線がわかりづらいかな。口頭では説明しづらいと思いますのでチケットカウンター近辺に「まわり方」のようなパネルもしくはサイネージを設置すると良いのではと思います。出品リストはWebダウンロードのみですがヨコ版2列表記で細かくて見づらいですね。別にリスト化されている「新収蔵作品」のリストは見やすいので出来れば形式を揃えて欲しいです。
「おかえりヨコハマ」なので当然ヨコハマをフィーチャーした展示が主なのですが、割と写真パネルの展示が多かったです。写真はこの美術館では展示の柱の1つにしているそうなので多いのも当然ですがチョット多過ぎかな。そうした中で全体を通して個人的に良いと感じた作品は
◎石内都「屋内シリーズ」より互楽荘 『階段の壁』、『ドア3-45号室』
○吉沢美香 『は-9』『は-10』
○カンディンスキー『網の中の赤』
個人的に石内都さんの写真が唯一のアタリ。これが無かったらやや うなだれて 帰るところでした。カンディンスキーのこの絵は幾度となく見ていますが何度見てもいいです。他にも横浜メリーさんの写真パネルなんかもありましたが、昔伊勢佐木町でご本人を何度も見かけているのもあって懐かしく感じましたww
全体的に照明にもう少し工夫が欲しいかな。もっと間接照明を多く使うとか。収蔵品コレクションには大家の作品も割と多いのですが、今回出ていた作品は大味なものが多かった印象。いろいろ持ってらっしゃるのでしょうがいまひとつ美術館としての強みや特色を出し切れていない印象でした。
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ルネ・マグリット《王様の美術館》1966年 油彩、カンヴァス 130.0 × 89.0 cm 横浜美術館蔵