戦後西ドイツのグラフィックデザイン
モダニズム再発見

東京都庭園美術館

  • 開催期間:2025年3月8日(土)~2025年5月18日(日)
  • クリップ数:58 件
  • 感想・評価:2 件
戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見 東京都庭園美術館-1
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ハンス・ヒルマン《キール ウィーク 1964》 1964年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
© Marlies Rosa-Hillmann
ハンス・ヒルマン《映画「七人の侍」》1962年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
© Marlies Rosa-Hillmann
ミヒャエル・エンゲルマン 《T2》 1963年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
© Echo Engelmann
ディーター・フォン・アンドリアーン《展覧会「ドイツ交通展ミュンヘン1953」》1953年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
© Heiresses of Dieter von Andrian
ヴォルフガング・シュミット《映画「悪ふざけ」》 1963年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
セレスティーノ・ピアッティ《dtv》1965年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
© Celestino Piatti – The Visual Heritage, Switzerland
ハンス・ヒルマン《映画「ウィークエンド」》1969年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
© Marlies Rosa-Hillmann
ヴォルフガング・シュミット《展覧会「バウハウス思想/形/ 目的/ 時間」》 1964年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
ハインツ・シュヴァーベ《雑誌『Gebrauchsgraphik(商業美術)』1953年11月号》1953年 A5コレクション デュッセルドルフ蔵
© Nachlass Heinz Schwabe/FH Dortmund/Bettina Schwabe
ヴィリー・フレクハウス《雑誌『twen』1959年10月号》 1959年 A5コレクション デュッセルドルフ蔵
ピエール・メンデル、クラウス・オベラー(メンデル&オベラー)《雑誌『Gebrauchsgraphik(商業美術)』1964年3月号》1964年 A5コレクション デュッセルドルフ蔵
© Pierre Mendell Design Studio
ハインツ・エーデルマン《レコードジャケット「イヴ・モンタンシャンソン」》 1963年 A5コレクション デュッセルドルフ蔵
© Valentine Edelmann
戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見 東京都庭園美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

ドイツでは1919年にバウハウスが創設され、モダンデザインの思想と新たな造形教育によって世界に多大な影響を与えるも、1933年に廃校となります。その後勃発した第二次世界大戦での敗戦により、1945年にドイツは東西に分断されます。1990年に再び統一されるまで、ドイツ民主共和国(東ドイツ)とドイツ連邦共和国(西ドイツ)の二つの国が誕生しました。

1953年、西ドイツにはバウハウスの理念の継承を目指したウルム造形大学が開設されました。同校は、1968年に15年間という短い期間で閉校することになりますが、デザインの理論と実践を発展させ、デザイン教育の分野でも大きな足跡を残しました。1950年代末には、GNP(国民総生産)が世界2位となり、「経済の奇跡」と称されるほど、西ドイツは経済的躍進を果たしましたが、その背景には、商業と密接な関係にあるグラフィックデザインの存在が挙げられます。また、1972年のミュンヘンオリンピックや国際的セーリング・フェスティバルの「キール ウィーク」、4‐5年ごとにカッセルで開催される現代美術展「ドクメンタ」など、国家的イベントのイメージ形成にもグラフィックデザインは大きな役割を果たしました。

本展は、デュッセルドルフ在住のグラフィックデザイナーであるイェンス・ミュラー氏とカタリーナ・ズセック氏によって収集された「A5コレクション デュッセルドルフ」が所有する戦後西ドイツのグラフィックデザイン資料の中から、幾何学的抽象、イラストレーション、写真、タイポグラフィの観点から選ばれたポスターを中心に、冊子や雑誌など多彩な作品を展示します。バウハウスやウルム造形大学が提唱したデザイン教育を基盤としたモダニズムを継承しながらも、戦後の新しい時代の表現を追求した西ドイツにおけるグラフィックデザインの世界をお楽しみください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年3月8日(土)~2025年5月18日(日)
会場 東京都庭園美術館 Google Map
展示室本館+新館
住所 東京都港区白金台5-21-9
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • 3月21日(金)、22日(土)、28日(金)、29日(土)は夜間開館のため20:00まで開館(最終入場時間 19:30)
休館日 月曜日、5月7日(水)
※ただし5月5日(月)は開館
観覧料 一般 1,400円 (1,120円)
大学生 1,120円 (890円)
中学生・高校生 700円 (560円)
65歳以上 700円 (560円)
  • ※( )内は団体料金。団体は20名以上(事前申請が必要)
    ※小学生以下および都内在住在学の中学生は無料
    ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料(手帳の提示をお願いします)
    ※教育活動として教師が引率する都内の小・中・高校生および教師は無料(事前申請が必要)
    ※第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料
    ※2025年4月23日・30日は、フラットデー開催のため無料・割引対象者以外は要事前予約
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル)
URLhttps://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/250308-0518_backtomodern/

東京都庭園美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

デザインとアートの違い

ポスターは↓↓↓

・情報を伝達するもの(文字は読めるように)
・印刷するもの(量産)
・歩きながらみるもの

デザインは目的を達成するための手段。
これらは、絵画との明確な違い。
最近は、デザイン(ポスター)とアート(絵画)の境目が曖昧な表現が増えているし、
絵画は、識字率が低かった時代に、ものごとを伝える役割を担った。
そのざっくりと”間の時代”にフォーカスした西ドイツのグラフィックデザインをテーマにした本展は、はっきりと「デザイン」を感じられた。伝えたいことが真っ直ぐ伝わるものが多かった。
これらのデザインがつくられたのと同じとき、ピカソやミロはまだ存命していたことを思うと、どのようにみていたのかと想像すると面白い。

THANKS!をクリックしたユーザー
アバウトさん

4.0

語句のインパクト

文字(単語)の力強さが印象深い
ほんとストンと目に収まるのだから
フォントのサイズと配置の「デザイン」は奥深い

セレスティーノ・ビアッティのデザインは
どれもかなり好み。

キールウィークのポスターも
キールウィークが何か知らなくても何となく何かが伝わってくるのは面白い

色に図案に文字に配置どこを見ても
興味深く目に楽しい展示だ

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

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ハンス・ヒルマン《キール ウィーク 1964》 1964年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
© Marlies Rosa-Hillmann

ハンス・ヒルマン《映画「七人の侍」》1962年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
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ミヒャエル・エンゲルマン 《T2》 1963年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
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ディーター・フォン・アンドリアーン《展覧会「ドイツ交通展ミュンヘン1953」》1953年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
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ヴォルフガング・シュミット《映画「悪ふざけ」》 1963年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵

セレスティーノ・ピアッティ《dtv》1965年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵
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