5.0
映像作品が秀逸
暑い夏の日でした。
建物内は涼しく、天井が高い石づくりの建物は実によろしいと思いました。
この方独特の色彩感覚が素晴らしく、新館の映像作品は長い時間見ていても見飽きることがなく、堪能いたしました。
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蜷川実花は現代日本を代表する写真家・映画監督として、独自のスタイルで知られています。その視線は一貫して、いのちの輝きと儚さに対して向けられてきました。写真を中心に、多岐に渡る表現を手掛ける蜷川ですが、本展では、コロナ禍の国内各地で昨年から今年にかけて撮影された、最新の植物の写真と映像をご覧いただきます。
アール・デコ様式で装飾された東京都庭園美術館の建築に、蜷川の作品を重ねることで、様々な時間の交差する場を出現させるものです。植物から植物へと、あたかも蝶のように回遊しながら、蜷川のまなざしを追体験できる貴重な機会となります。
本展に先立ち2018年より国内10か所を巡回した「蜷川実花展-虚構と現実の間に-」は、コロナ禍までを含む蜷川のキャリアを総覧するものでした。本展では、さらなる飛躍を期待される蜷川の最新作と、ほかに類を見ない東京都庭園美術館の建築空間との競演をお楽しみいただけます。
蜷川が今、強く惹かれているという、光に溢れた色 “光彩色”(こうさいしょく)の世界、夢かと見まがうかのような現実の一瞬を映し 出す写真や、ダイナミックな映像インスタレーションによる、蜷川の新機軸となる 「今」と「これから」にご期待ください。
会期 | 2022年6月25日(土)~2022年9月4日(日) |
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会場 | 東京都庭園美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区白金台5-21-9 |
時間 | 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 7月19日(火) ※ただし7月18日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 1,400円(1,120円) 大学生(専修・各種専門学校含む)1,120円(890円) 中学生・高校生 700円(560円) 65歳以上 700円(560円)
|
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.mikaninagawa-flickeringlight.com/ |
5.0
暑い夏の日でした。
建物内は涼しく、天井が高い石づくりの建物は実によろしいと思いました。
この方独特の色彩感覚が素晴らしく、新館の映像作品は長い時間見ていても見飽きることがなく、堪能いたしました。
3.0
今回初めて蜷川さんの写真を鑑賞しました。正直なところ、私はあまり心に残る展覧会ではありませんでしたが、久しぶりに庭園美術館を訪れて、この空間を満喫できてよかったです。
3.0
蜷川実花さんとアールデコの建物。合うのか?と思っていましたが、結構マッチしてました。蜷川さんの暴力的な色の洪水というか、直接脳の中を掴んでくるような感じというか、が好きだったりもするのですが、今回の写真たちは何回か瞬きしたあと、ゆっくり目を開けたような感じがしました。蜷川さん、柔らかくなった?優しくなってる?丸くなったよなぁといった感じが個人的にはしました。
4.0
シックな庭園美術館館内と叙情的な”光彩色”の作品が呼応する。暖炉や窓辺に置かれた作品が光を放っていて、実に清々しい。テラスの窓一面に貼られた透過する作品が。いつもと違う館の表情を見せる。
今回の作品群は、本人曰く「シン蜷川実花」らしい。
神秘的な光やぼかしを活かした写真が、加工無しの一発撮りという技術には驚かされる。
新館の映像インスタレーションは、とても幻想的。
花々の映像が幾重にも重なり、蜷川実花のイメージに包まれ取り込まれる。
もちろん大人気。人が多く集まる時がありそう。
8/10(水)午後2時予約無し当日入館。混雑と呼べるほどでは無かった。本館内一部撮影可
3.0
新館のインスタレーションは、部屋の中いっぱいに映像があふれ、自分が飛んでるような浮遊感があり、映像も美しく、見ごたえがありました。本人のインタビューもよかったです。
色鮮やかな写真はきれいで、花畑に包まれてる気持ちになりました。
アールデコの建物には合うかは微妙な感じ?
モノトーンの空間のほうが写真が映えるかもしれません。
4.0
4万枚もの花々の写真を撮影し
さらにその中から
今回の展示用にセレクトしたとういから、
撮影共々、相当な労力だっただろう。
1階の展示には、こぼれんばかりの光に満ちた柔らかな花々の写真が各部屋に飾られている。
優雅な気分で庭を散歩している気分だ。
2階には、
蜷川実花らしいパキッとした色鮮やかな、
赤やピンク色の花の写真がベランダの窓に
大きくプリントして飾られている
夢中になって撮影していたら、いつのまにか
建物に触れてしまっていたらしく、
係の人に、注意されてしまった‥
そうだ、ここは重要文化財なのだった。
花の写真を見た後だからだろうか…
庭園の花達が
いつもより身近に愛おしく感じる。
猛暑じゃなければ、芝生にゴロリと寝転んだ
眺めていたい。
4.0
蜷川実花、結構良かったです。
作品自体は流石にプロの写真家だなと感心しましたが
ちょっと庭園美術館には合わないかなぁとは思っていました、最初は。
新館のインスタレーションとインタビューを見てから再度本館を回りました。
夕方のタイミングでやや西日になり作品の見え方が変わりアレ結構良いなと。
今回かなり外光を取り入れた展示で天気や時間帯でも印象が変わりそうです。
15~16時以降はなかなか良いんじゃないかと。
本館は指定のエリア(分かりづらい)、新館は撮影可能でした。
3.0
鮮やかな花々がうつくしく色彩が押し寄せてくる様は、さすが蜷川実花!
特に新館で見る映像作品は花々の喜びが溢れていて素晴らしい。ずっと見ていたくなる。
館とのコラボはあまり成功していない。
大食堂の藤などまぁまぁだが全体的に写真が浮いてしまい残念な雰囲気。
いっそ、古民家のような枯れた雰囲気の中で見たい。
写真撮影は部屋毎に出来たり出来なかったりと分かり難い。
新館の映像は動画撮影可。
カフェのコラボケーキが美味。
2.0
蜷川実花の新作とのことで、確かに新作らしき部分はあったけど、いずれにして極彩色の蜷川作品。そういう意味では、あまり新しい感じがしない。
まあ、それでも、極彩色の世界を大型のパネルにプリントしたり、高解像度のプロジェクターを使って、巨大なスクリーンに投影したりして、写真集ではできない見せ方にトライしているのは面白いところです。一方、建物とコラボといわれても、個人的には意味不明な感じ。アール・デコ様式の庭園美術館と極彩色の写真作品というのはマッチしているとは思えなかった。
3.0
室内の装飾とともに作品を楽しめます。
映像インスタレーションは、自分自身がフワフワした不思議な感覚でした。
外は猛暑、建物内は涼しく、時も超えた別世界でした。
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