4.0
朝香宮邸をじっくり見る
フランス人装飾美術家アンリ・ラパンを切り口に、宮邸をじっくり見る企画でした。
壁画にラパンのサインを見つけてにんまり。
玄関入ってすぐの香水塔、部屋の中に入れて、接近して見ることができました。
ウィンターガーデンは、観葉植物が飾られ、床の白黒のタイル、椅子の赤、植物の緑と洒落た空間でした。窓越しに紅葉も見えて、いい感じです。
建築時に巨木を移植しているところ、庭園で白孔雀が優雅に散歩している映像にびっくり。桁が違いますね・・・
ラパンの他の業績、パリ装飾美術博覧会、アール・デコ時代の庭園や、当時の人気画家の作品、ラリックのガラスの立像など、盛沢山でした。
玄関のラリックのガラスレリーフはスペアがあって、一つ壊れた時に取り換えた、と何かで聞いた(読んだ?)ことがあり、今回、その壊れたレリーフが展示されてました。
何回訪れても、素敵なところです。
次の企画も宮邸がテーマのようで、期待してます。