旅と想像/創造
いつかあなたの旅になる

東京都庭園美術館

  • 開催期間:2022年9月23日(金・祝)~2022年11月27日(日)
  • クリップ数:29 件
  • 感想・評価:4 件
旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる 東京都庭園美術館-1
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旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる 東京都庭園美術館-11
相川勝 《シドニーオペラハウス,オーストラリア/〈ポストカード〉より》2013年
宮永愛子 《suitcase -key-》2019年 高松市美術館「宮永愛子:漕法」展示風景
撮影:木奥恵三 ©️MIYANAGA Aiko, Courtesy of Mizuma Art Gallery
《欧州滞在中の両殿下》(朝香宮渡欧アルバムより)大正14年頃 公益財団法人鍋島報效会所蔵
さわひらき 《dwelling》2002年 ©️ Hiraki Sawa
福田尚代 《翼あるもの『青い鳥物語』》2022年 ©️ Naoyo Fukuda. Courtesy of Yukiko Koide Presents
朝香宮鳩彦王(朝香宮旅行アルバムより) 個人蔵
栗田宏一 《SOIL LIBRARY》2020年 山梨県立美術館での展示風景 撮影:栗田宏一
evala 《-a》2021年 photo by Harumi Shimizu
《朝香宮旧蔵絵葉書》東京都庭園美術館蔵
福田尚代 《翼あるもの『若草物語Ⅰ&Ⅱ』》2022年 ©️ Naoyo Fukuda. Courtesy of Yukiko Koide Presents
《三羽揃いのペリカン(ペンギン)》1902年頃 ロイヤル・コペンハーゲン(窯) 東京都庭園美術館蔵
旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる 東京都庭園美術館-1
旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる 東京都庭園美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

旅に出たい。ここではないどこかへ行きたい—移動の自由を制限された二年半あまり。世界中の人々が旅を諦めました。

この期間に旅への想いが募り、自分の中の旅願望に気付いた人も少なくないでしょう。旅とはいったいいかなるものなのでしょう。

本展はこうした問いの行方を、他者の旅を手がかりに、再考するための“旅のアンソロジー”です。
イントロダクションとなるのは、庭園美術館の本館建築に大きな影響を与えた朝香宮夫妻の百年前の欧州旅行です。1920年代の旅風景を美術工芸品と資料によって描き出します。

それに続き、ある個人コレクターの鉄道資料蒐集の旅、そして現代アーティストたちによる旧朝香宮邸をめぐる作品を、建築空間を生かしたインスタレーションによって紹介します。

それぞれの旅に潜む物語は、もはや旅が旅人だけのものではなく、受け取る側のあなたと共有され、想像の中で経験されることを待っていると言えるでしょう。

だれかの旅は“いつかわたしの旅になる”展覧会で出会う旅が、想像を膨らませるきっかけとなり、あなたの新しい旅を切り開く第一歩になりますように。

◆ 出展作家
相川勝/栗田宏一/さわひらき/福田尚代/宮永愛子/evala (五十音順)
カッサンドル/髙田賢三 他

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年9月23日(金・祝)~2022年11月27日(日)
会場 東京都庭園美術館 Google Map
住所 東京都港区白金台5-21-9
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
10月11日(火)
※ただし10月10日は開館
観覧料 一般 1,400円(1,120円)
大学生(専修・各種専門学校含む) 1,120円(890円)
中・高校生 700円(560円)
65歳以上 700円(560円)
  • ※本展は日時指定の予約制です
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※小学生以下および都内在住在学の中学生は無料
    ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル)
URLhttps://www.teien-art-museum.ne.jp

東京都庭園美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

東京都庭園美術館 東京都庭園美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

非日常を味わうそれぞれの旅

朝香宮の沢山の写真で始まったが大客室の展示が物足りない。
宮の旅から40年後、同じ航路でパリに向かった高田賢三と、狙いは良いがエキゾチックな服を並べただけでは詰まらない。
書庫と書斎の福田尚代の作品群は圧倒的だ。入口に資料が有る。
面白かったのは新館。
栗田宏一の作品は全国津々浦々の絵はがき。記念切手が貼られ各地から届いたハガキ、そして土!次の間では升目に並んだ土は綺麗なカーペットのようだ。
最後はevalaの暗闇の中で聴く音。森林やせせらぎの癒し系の音、靴音やジェット機などの人工的な音とこれぞ「旅と想像」だなぁと思った。
やや散漫な企画展だがここ庭園美術館に来る事がタイムトリップと思っている私には晩秋の一日を充分楽しめた。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、他1人

2.0

旅心がくすぐられるものもあるが…

旅心がくすぐられるものもあるが…

3部構成の旅がテーマの展覧会。
Ⅰ.100年前の旅人 朝香宮のグランドツアー
Ⅱ.集めることは旅すること あるコレクターの物語
Ⅲ.現代アーティストによる旅の風景
朝香宮様の旅の軌跡は興味深い資料だし、旅をテーマに展開する現代美術も興味深いものがあった。
ただ、この3つ繋げる何かが足りない。特にコレクターの展示は正直深掘りがまったく無い。
1階南の大客室の展示展開は〈旅〉に結びつくものがつかみ取りにくい。

現代美術は、さわひらきの庭園美術館を飛ぶ飛行機の映像はファンタジーで面白く、書庫・書斎で展開する福田尚代の作品は圧倒的だ。宮永愛子、栗田宏一の作品もいつも通りだけどさすがだ。
髙田賢三の作品展示は意図は分かるが、唐突すぎる。

全体的に欲張りすぎて、まとまらなかった感じだ。
自分の心に響く部分を探して、旅心を自分でくすぐることはできるかも知れない。

11/2(水)事前予約で入館。混雑無し。一部撮影可。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん

1.0

現代アート好きにとっては、やや物足りない

 現代アート系では、宮永愛子、さわひらき、福田尚代などが出品。撮影がかなり限られている。テーマとキュレーションがあまりにもストレート過ぎるのか、現代アート好きにとっては、何故か、やや物足りない展覧会であった。

3.0

こんな展覧会もたまにはいい

各家には当たり前のように自家用車があり、無くてもカーシェアやリースもあり、また地球上あまねく公共交通機関も発達して電車バス飛行機ほかと交通手段は自由に選び旅を組み立てられる、ごく簡単に旅を楽しむことが出来る今、わずかに3世代ほど、100年前の旅がどんなものだったのか、私達にはなかなか実感出来ません。そんな私たちが、このコロナ禍で、ここ3年近くを、移動の自由を制限されて過ごしました。この期間に、私たちの中に募った旅への想いや、人間の旅への欲求などを見つめ、他者の旅を手がかりに「旅とは何なのか?」を再考する目的?なのでしょうか、このタイミングで催された旧朝香宮邸庭園美術館の『旅と想像/創造いつかあなたの旅になる』展。展示はフランスに旅した朝香宮夫妻だが、旅先で交通事故に遭い、長期療養のためパリに留まることになった夫妻の軌跡をイントロダクションとして紹介しています。「アールデコの館」そのものをバックグランドに、1920年〜30年代当時の旅行を、アルバムや絵葉書、ゆかりの美術工芸品などで紹介し、夫妻が旅を通じて感性をより豊かに育まれた様子も伺えます。旅の一瞬一瞬が、旧朝香宮邸の建築や内装にも生きていると思うと、感慨深くもあります。気鋭の現代アーティストさんたちのコラボもあり、昔の旅と想像(創造)から未来の旅の創造につなげている様です。ただ私は、初秋のひと時、ノスタルジックな思いで、朝香宮ゆかりのアートや館の設えや、庭園の景色を、楽しませて頂きました。わずかに色づき始めた日本庭園の紅葉を見ながら、「あ~ぁ今年はきれいな紅葉、見に行きたい…」なんて、気づけばしっかり企画者の思惑に嵌ってしまっていました。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

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相川勝 《シドニーオペラハウス,オーストラリア/〈ポストカード〉より》2013年

宮永愛子 《suitcase -key-》2019年 高松市美術館「宮永愛子:漕法」展示風景
撮影:木奥恵三 ©️MIYANAGA Aiko, Courtesy of Mizuma Art Gallery

《欧州滞在中の両殿下》(朝香宮渡欧アルバムより)大正14年頃 公益財団法人鍋島報效会所蔵

さわひらき 《dwelling》2002年 ©️ Hiraki Sawa

福田尚代 《翼あるもの『青い鳥物語』》2022年 ©️ Naoyo Fukuda. Courtesy of Yukiko Koide Presents

朝香宮鳩彦王(朝香宮旅行アルバムより) 個人蔵

栗田宏一 《SOIL LIBRARY》2020年 山梨県立美術館での展示風景 撮影:栗田宏一

evala 《-a》2021年 photo by Harumi Shimizu

《朝香宮旧蔵絵葉書》東京都庭園美術館蔵

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