5.0
かなりの単純化
「ロカイユの椅子とは?」と思いながら鑑賞していた
《踊り子とロカイユの肘かけ椅子、黒の風景》。
説明パネルを見て、まるでボッティチェリの《ヴィーナスの誕生》に出てくる貝のよう!
と見入ってしまう。
2枚合わせたら、こうなりそう。質感も似ているでしょうと思ったり。
それを、この作品のような形までにするのだから。
そして描かれたもの、人物たちの配置にも動きにも
相当なこだわりがあったのを知った。
画家の赤色も見られるし、一筆書きのようなデッサンも見られるし
またストーリーに基づいた解説にも感謝。
時間に余裕があるうちに訪れておいてよかった!