4.0
わかりやすかった
宗教関係の展覧会は、知識が浅い私にはとても難しいのだけれど、こちらはとてもわかりやすく勉強になったなぁという感じがしました。密教の道具や、お経なども多く展示されていましたが、飽きもこず、集中して見れたような気がします。
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本展は、空海(774~835)が日本にもたらした密教の全貌を解き明かすとともに、密教の「マンダラ空間」を展示室に展開し、国宝・重要文化財を含む様々な作品により、空海と真言密教の魅力を紹介します。
本展では、平安時代、淳和天皇の発願のもと空海が制作を指導した現存最古の曼荼羅で、神護寺(京都市右京区)が所蔵する国宝《両界曼荼羅(高雄曼荼羅)》を、修理後初めて公開します。
「胎蔵界曼荼羅」と「金剛界曼荼羅」の2幅からなり、いずれも約4メートル四方の大きさを誇ります。
【FEATURE|内覧会レポート】
空前絶後のスケールで体感する空海の足跡と密教世界
会期 | 2024年4月13日(土)~2024年6月9日(日) |
---|---|
会場 | 奈良国立博物館 Google Map |
展示室 | 東西新館 |
住所 | 奈良県奈良市登大路町50番地 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日、5月7日(火) ※ただし、4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)は開館 |
観覧料 | 一般 2,000円(1,800円) 高大生 1,500円(1,300円)
|
TEL | 050-5542-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.narahaku.go.jp/ |
SNS |
4.0
宗教関係の展覧会は、知識が浅い私にはとても難しいのだけれど、こちらはとてもわかりやすく勉強になったなぁという感じがしました。密教の道具や、お経なども多く展示されていましたが、飽きもこず、集中して見れたような気がします。
5.0
なんといっても今回の目玉は、修復された高雄曼荼羅とインドネシアの金剛界曼荼羅彫像群でしょう。展示スペースに宇宙を感じることができました。ほんとに空海さんは絶妙なタイミングで唐に行ったのだなぁと実感しました。密教の世界観も少しは理解できたかな。
5.0
空海展、素晴らしかったです!
高野山と神護寺と東寺が手を組むとこんなにヤバイことになるのかという。
・西大寺十二天像
一幅でもあんまり展示ないのに十二幅全て同時ってどうなってるの。壮観。
・高雄曼荼羅
デカくてカッコイイ!すごく綺麗に修理されていてとても見やすい。
・五大力菩薩像
デカくてカッコイイ!10世紀の遺品が露出展示ってどういうこと。
・伝船中湧現観音像
あまり大きくない掛軸ですが素晴らしい。細密極めた截金が美しい。
空海真筆も大充実。聾瞽指帰、三十帖冊子、灌頂歴名、風信帖が同時に見られるって。
自分が行ったときは行列も混雑もなくかなり快適に鑑賞出来ました。今は混んでるみたい。
是非5/12までの前期に行って欲しいです。
あんまり話題になっていない気がするのだけど、本気でヤバイ展覧会。
4.0
空海展の鑑賞レポートを拝見して興味を持ち出かけました。
よくぞこれだけ集まりました!
生誕1250年特別展とうたうだけあって、国宝・重要文化財のオンパレード。
特に曼荼羅は、普段お寺に行かないと、また劣化を防ぐためにお寺でも見られないことが多いのに、この展覧会では見ることができます。それも解説つきで。
いいなと思ったのは ジュニアガイドという鑑賞ワークシートがあって、解説とこども解説が隣どうしで掲示してあり、子ども解説は解説の中にワークシートに入れる漢字があり、それを集めてまわる楽しみも用意されています。連休初日ということもあり子ども連れの方もありましたが、親子でシート片手に鑑賞されている姿が印象に残りました。
というのも空海は自分が学んだ密教を日本に伝え、言葉では難しいことは曼荼羅の絵で伝え、高野山で弟子を育成して教えを後世に伝え、と伝えることを大切にしたとありました。このこども解説やワークシートは次の世代へ「空海」のことを伝えていく一つの工夫だと思いました。もちろん現世代の大人も解説、こども解説とも楽しめました。
私的にこの展覧会で一番興味深かったのは書の名人でもあった空海が書いたものをたくさん見ることができたこと。かっちりした楷書でなく、やわらかくふっくらとした筆跡から空海という人物に思いを馳せました。
☆ひとつマイナスなのは、一つだけ写真可だったこと。昨今の写真OK展覧会が増えているからこうなったのかもしれませんが、一つだけならいさぎよく写真は全部不可の方が気持ちすっきりだったかもしれません。
でもこれだけの「空海」関連のものが集まるのは、そうそうないこと。素晴らしい展覧会でした。
4.0
奈良にふらっとよった時に、春日野界隈で散策中に入ってみました。仏教伝来から今日まで人として何が求められているのか、どのように生きるのか。そんなことを感じながら拝見しました。仏教美術という括りで
拝見するという視点もありますが、その中にどんな想いを重ねながら、自分と向き合う時間にしました。空海という歴史の偉人を思い時間を過ごした後は、心穏やかな気持ちになります。是非いかれてみては。公園内の鹿さんたちも優しく振舞ってくれますよ
「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、わが願いも尽きなん。」(『性霊集』巻第八)
奈良国立博物館(以下「奈良博)で「生誕1250年記念特別展『空海 KŪKAI ― 密教のルーツとマンダラ世界』」が始まりました。
奈良博のHPを見ると「奈良国…readmore
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