5.0
名品ばかり。
20240609
不思議な球!
ガラス製の文具たちが素敵。硯用の小さな衝立や文鎮も欲しい、欲しい。
一番気に入ったのはかんざしたち。茶道具など花鳥風月以外の意外なものを髪に挿すなんていいなぁ。
髪を結うのならこんなかんざしを挿したい。
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「メイヒン」と聞いてまず思い浮かべるのは、国宝や重要文化財に指定され、その芸術的な価値の高さを誰もが認めるような「名品」ではないでしょうか。しかし「メイヒン」とは、それだけにとどまりません。
これまでほとんど注目されず、展覧会にもあまり出品されてこなかった、知られざる「迷品」の世界もまた、同時に広がっているのです。そしてたとえ「迷品」とされるようなものであっても、少し視点を変えるだけで、強く心を惹かれる可能性を秘めているかもしれません。そうした時、「名品」と「迷品」を分ける明確な基準はないといえるでしょう。
そこで本展では、サントリー美術館コレクションの「メイヒン」たちを一堂に会し、さまざまな角度から多彩な魅力を紹介します。作品にまつわる逸話や意外な一面を知れば、「迷品」が「名品」になることも、「名品」が「迷品」になることも——目の前にある作品がどちらであるのか、それを決めるのは「あなた次第」。自分だけの「メイヒン」をぜひ探してみてください。
【FEATURE|展覧会レポート】
美術館イチオシの「名品」と「迷品」が集結
会期 |
2024年4月17日(水)~2024年6月16日(日)
|
---|---|
会場 | サントリー美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 |
時間 |
10:00~18:00
|
休館日 |
火曜日 ※6月11日は18:00まで開館 |
観覧料 | 一般 1,500円(1,300円) 大学・高校生 1,000円(800円) 中学生以下 無料
|
TEL | 03-3479-8600 |
URL | https://www.suntory.co.jp/sma/ |
5.0
20240609
不思議な球!
ガラス製の文具たちが素敵。硯用の小さな衝立や文鎮も欲しい、欲しい。
一番気に入ったのはかんざしたち。茶道具など花鳥風月以外の意外なものを髪に挿すなんていいなぁ。
髪を結うのならこんなかんざしを挿したい。
4.0
通常の解説に加え、学芸員の見どころが併記されている作品が複数あり、これが楽しかった。
迷品を名品にし、名品を迷品にするような、新しいフォーカスを与えてくれます。
どっちも楽しむ、だから「メイヒン」なのですね。作品への、アートへの、人間への愛を感じました。
当時の人々の、それぞれの階級や立場における生活の一端を想像するのも楽しかった。
山伏が背負う笈(おい)というタンスのような箱、なぜこんな重そうなものを?これも修行なのか?と連想しました。
久しぶりのサントリー美術館、平日でしたが人がそれなりに多く、でも静かな空間で気分がリフレッシュ。同行の友人は初めての会場で、吹き抜けの開放感に喜んでいました。
3.0
こんなものもあるんだー。
と、ぼんやり回るのに良い空間。
テーマもなく民芸品、工芸品を中心に雑多な収蔵品がたんさん。
自分はどの方面が好きなのかな、というのを考えるにはいいかも。
メインビジュアルにデーンと構える白色の球体、なんだと思いますか?
チラシの真正面からの写真では、平面状の太鼓みたいな楽器にも見える。
金属枠で固定され回転もしそうなので、私は最初、世界地図を描き入れる前の地球儀かと思った。
こ…readmore
3.0
絵画が少なくて、その点は残念でしたが、泰西王侯騎馬図屛風と酒伝童子絵巻を楽しんできました。
騎馬図は馬の表情の人間臭さが気になっていたんですが、その原因は白目ですね。馬にないはずの白目を描き入れることで、馬と王侯の間に会話が成立しているように見えてしまう。馬だけマンガっぽく描いた意図が知りたいです(笑)
酒吞童子は発色がきれいで、見やすかったですね。
メイヒンといえば、中国製なのにガレの作品によく似た瓶があって、びっくりしました。中国は陶磁器だけでなくガラス製品もうまく作れるんですね。
有名な作品が少ないせいか、作品理解のために書かれた「学芸員のささやき」というキャプションが良い働きをしてくれました。
今展は、久しぶりサントリー美術館のコレクション展で、「生活の中の美」を基本理念に収集されたそのコレクションが、「陶磁」や「染織と装身具」など、ジャンルごとに紹介されています。コレクション展ですから、今までにも何度か観て来た…readmore
4.0
名品迷品展、とても良かったです!
サン美は作品を借用して展示する企画展がメインなので意外とコレクションは目にする機会は少なく、
本展も国宝手箱や佐竹本、元信絵巻、光悦宗達、乾山といったよく知られた作品も出ていますが
今回は初見と思しい作品が多く出ていてそれらがとても良かったです。
特に漆工、陶磁、茶の湯に逸品が揃っていて、六古窯や珠洲なんかも持っているし、茶碗や茶入だってイイ。
サン美コレクションそんなに好みじゃないと思っていたけど、ちゃんとイイもの持っています。
館蔵品を眺めていると確かに生活の中の美という館の理念に沿った企画展を開催していることが分かります。
図録や音声ガイドもなく、ちょっとヒッソリ気味でとても空いていました。
カメラマークのある作品(10分の1くらい?)のみ写真撮影可能でした。
後期も伺います。
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