4.0
菊谷焼きの素朴な良さ
リニューアル後、初の展覧会楽しみにしていました。
三井家の良品がまた見られるのは本当に嬉しいです。
仁清、乾山の作品を目当てに行ったのですが、永楽家の金襴手の朱色と金色の美しさには目を奪われました。繊細な絵付けと凝った器の形も面白いと思いました。
「菊谷焼き十二ヶ月絵替茶碗」はザラリとした質感の器に、落ち着いた色で四季の風景が描かれているのが素朴…。この器でお茶をいただいたら、ホッとするだろうなぁと思ってしまった。
改めて、三井家のおもてなし「お茶事」に対する熱を感じた展示だったと思います。
次回の展覧会も楽しみです。