ランス美術館コレクション
風景画のはじまり コローから印象派へ

SOMPO美術館

  • 開催期間:2021年6月25日(金)~2021年9月12日(日)
  • クリップ数:53 件
  • 感想・評価:9 件
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ジャン=バティスト・カミーユ・コロー《突風》1865-70年 油彩/カンヴァス 47.4×58.9 cm Inv. 899.16.23 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer
アシル=エトナ・ミシャロン《水車小屋のある風景》1814-16年 油彩/カンヴァスに裏打ちされた紙 37.5×26.4 cm Inv. 2000.3.1 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー《湖畔の木々の下のふたりの姉妹》1865-70年 油彩/カンヴァス 67.4×47.6 cm Inv.887.3.82 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer
テオドール・ルソー《沼》1842‒43年 油彩/カンヴァス 41.1×63.3 cm Inv. 907.19.227 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer
ジュール・デュプレ《風車》1835年頃 油彩/板 22.8×36.2 cm Inv. 907.19.102 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer
コンスタン・トロワイヨン《ノルマンディー、牛と羊の群れの帰り道》1856年 油彩/板 46.2×60.8 cm Inv. 907.19.234 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer
シャルル゠フランソワ・ドービニー《カラスのいる木》1867年 エッチング/紙 21.7×29.9 cm 個人蔵
ウジェーヌ・ブーダン《ベルク、出航》1890年 油彩/カンヴァス 79×110.2 cm Inv. 907.19.34 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer
カミーユ・ピサロ《ルーヴル美術館》1902年 油彩/カンヴァス 46.3×55.6 cm Inv. 907.19.208 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer
クロード・モネ《べリールの岩礁》1886年 油彩/カンヴァス 65.6×81.5 cm Inv. 907.19.191 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwe
ピエール゠オーギュスト・ルノワール《風景》1890年頃 油彩/板に裏打ちされたカンヴァス 23.4×33 cm Inv. 949.1.61 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

コローやクールベ、バルビゾン派から印象派まで、フランスの近代風景画をたどる展覧会です。

フランス、シャンパーニュ地方にあるランス美術館は、フランス国内ではルーヴル美術館に次いでコロー作品を多く所蔵するなど、19世紀の風景画が充実しています。本展では、このランス美術館のコレクションから選りすぐりの名品を通じ、印象派でひとつの頂点に達するフランス近代風景画の展開をたどります。

19世紀初頭に成立した「風景画」は、フランス革命と産業革命を経て近代化をむかえたフランスにおいて、鉄道網の発達、チューブ式絵具の発明、また新興ブルジョワジーの台頭などを背景に、さらなる展開をとげました。戸外制作を積極的に行った画家たちの眼差しを通してとらえられた各地の自然は、生き生きと、実に様々に表現されていきます。

本展では、油彩、版画など約80点を通じ、ミシャロン、ベルタン、コロー、クールベ、バルビゾン派、ブーダン、そしてルノワール、モネ、ピサロら19世紀の巨匠たちによる風景画の歴史を展観します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年6月25日(金)~2021年9月12日(日)
会場 SOMPO美術館 Google Map
住所 東京都新宿区西新宿1丁目26-1
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
※ただし7月19日は開館
観覧料 未定
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル:美術館利用案内)
URLhttps://www.sompo-museum.org/

SOMPO美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

SOMPO美術館 SOMPO美術館

巡回展TRAVELING EXHIBITION

ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

風景画の魅力たっぷり

大好きなクールベをはじめ、風景画の良作の数々に出逢える展覧会。

作品が観やすくなったSOMPO美術館さんも最高です。

4.0

コローから印象派まで、風景画の歴史を辿る

ランス美術館のコレクションから約80点を展示しているうち、コローの作品が16点、ブーダンの作品が7点という驚きの割合。
このラインナップが実現したのは、ランス美術館が現在絶賛リニューアル中だからにほかならない。
興味のある人にとってはまたとない貴重な機会なのではないかと思う。

コロー作品では「春、柳の木々」が他のコロー作品とは雰囲気が違っていて印象に残った。
制作年の記載もなく、いつ頃の作品なのだろう?とずっと気になってしまった。

ブーダン作品では「ベルク、船の帰還」の空の表現が美しかった。
また、動物画「水飲み場の牛の群れ」は意外なサプライズ。空と海ばかりではなかったのだなと。

印象派の中ではシスレーの「カーディフの停泊地」が目に留まった。
今まで見たことがあるシスレーの作品とは印象が違い、空の色と海の色とが靄の中で溶け合っていくような不思議な感じで、まるで夢で見た光景か回想シーンを描いているように思えた。

ブーダンがコローから「空の王者」と呼ばれたことはキャプションに書かれていたが、他の画家も「田園風景と樹のミケランジェロ」とか「羊のラファエロ」などの異名が時々紹介されていて、もっとあるかと思ったら結局そんなになかったのはちょっと残念だった。

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ぷりんさん、シンディさん、他1人
  • 3
  • BY Tar

4.0

コローとブータンがたくさん

ランス美術館はただいま改装のため閉鎖中、コレクションがあちこちで外貨稼ぎの旅をしている。ヴァニエ氏のコレクションが主体、ほか、個人蔵のエッチングなどもあり、なかなかに見ごたえがある。
5階、コローの作品は独特の色合いがあるが、写実ではなく構成された風景画であることがよくわかる展示内容。3階のブータンはあまりまとめて扱われることがないが、ベルク”出港”などでは海や空の描写だけでなく、船などの構造物も素晴らしい描写であることが分かって印象深い。
最後の数枚のなかにあった、マキシム・モーフラの、『日没の岩礁』が、酷暑の新宿に一服の清涼をもたらしており、とても素晴らしい作品だった。
常設から、ひまわり、が撮影可能である(展示ガラスの向こうだけど)
小さい作品のところで多少密度があがることと、売店のオペレーションが相変わらず今一つであるので、wifiパスワードもわかりにくいし、で、星は一つ減らします。展示自体は文句なしの五つ星です。

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シンディさん

REPORT

いつもはバイプレイヤーだけどね

タイトルの「コローから印象派へ」で、いつもの印象派展だと思って行くと ? ってなるかも…

悪口みたいだが、いつも脇役の、コローとブーダンを、まとめて観られて満足。

会場は、ざっくりと、5階がコロー、4階がブーダン、3階がモ…readmore

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TomTさん、Tarさん、他1人

4.0

特徴がよくわかる

平日の午後14時ころ訪問。密ではありませんが5Fと4Fはやや密集する部分があります。また、思いの外人が多いです。ランス美術館の名品が展示されており、コロー、ブーダンの絵が多めです。最初は印象派以前、やや暗めの絵画が多く、牧歌的な雰囲気です。バルビゾン派のあと版画の展示になります。フロアが変わったブーダンの章は、大きなサイズの絵画もあり、大変贅沢に感じられました。あまりブーダンの大きな絵は見たことなかったので新鮮でした。最後は印象派の展示で、色調がだいぶ明るくなります。シスレーの水色を多用した絵と、モネの岩礁の絵はすずしげで大変良かったです。久々の西洋絵画を堪能しました。人気があるので土日は早めに予約した方がよいと感じました。

4.0

奥行きを知りたくなる

風景画はとても描かれている部分以外の背景に対する想像力が膨らむ。「そこにいる女性たちは何を話しているのだろうか」や、「どの視点から彼は描いたのか」など。
風景画が発展した理由としてそれまではアトリエの中で自然を理想化し、再構成して描くやり方から鉄道やチューブ絵具ができたことで外で描けるようになったと、社会と個人は密につながっている。必ずしも見たものを見たまんま描いているのではなく、そこの景色に思い出を反映させる所謂フィクションで頭の中を覗いている感覚も画家と少し触れ合えたような気がしてワクワクした。木は明暗を分けて川は時間を流す、それぞれの描き方があったのも風景画縛りした展示会ならでは。しかし、平面のキャンバスにあれだけ奥行きを作れるのはやっぱりテクニカル。
バルビゾンは画家にとって描き易い場所だったことも初めて知った。

2.0

コローとブーダン!

ブーダンに焦点を当てる展覧会はそうそうないかと思います。ブーダンがお好きならばオススメの展覧会です。特別出品で、日本テレビ所有のモネ作品もありました。モネ、もうちょいあると良かったかな?と。

5.0

癒しの空間

リニューアル開館後に初めて行きました。
展示室はゆったり、5階から降りていく順路もわかりやすく、カーペット敷なので靴音が響くこともなく、リニューアル以前もゆったりした印象の美術館でしたが、さらにグレードアップした感じでした。

穏やかな風景画が並び、たぶんゴッホのひまわりを除くと全ての作品がガラスに覆われておらず、筆遣いまで感じられる空間に癒されました。

・ウジェーヌ・ブーダンの海の作品、かっこよかったです。コローが「空の王者」と讃えたそうですが、海の風景(特に船)素敵でした。
・額縁も凝ってました。彫刻が見事です。
・コローの作品が10点以上並ぶコーナーがあります。森林浴した気分になりました。
・ゴッホのひまわりは、展示のラストです。

久しぶりだったので早く着いてしまい、ちょっと外で待ちました。9時40分ごろに入館でき、10時ちょっと前までエントランスで受付を待ちました。
日時予約制ですが、人数の余裕があれば当日券を購入できるようです。

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Tarさん

5.0

心がやすまる

暑い夏の季節にピッタリの風景画尽くしの展覧会。
とにかく、心が休まる、すがすがしい気持ちになれる展覧会でした。

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出展作品・関連画像IMAGES

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー《突風》1865-70年 油彩/カンヴァス 47.4×58.9 cm Inv. 899.16.23 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer

アシル=エトナ・ミシャロン《水車小屋のある風景》1814-16年 油彩/カンヴァスに裏打ちされた紙 37.5×26.4 cm Inv. 2000.3.1 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー《湖畔の木々の下のふたりの姉妹》1865-70年 油彩/カンヴァス 67.4×47.6 cm Inv.887.3.82 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer

テオドール・ルソー《沼》1842‒43年 油彩/カンヴァス 41.1×63.3 cm Inv. 907.19.227 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer

ジュール・デュプレ《風車》1835年頃 油彩/板 22.8×36.2 cm Inv. 907.19.102 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer

コンスタン・トロワイヨン《ノルマンディー、牛と羊の群れの帰り道》1856年 油彩/板 46.2×60.8 cm Inv. 907.19.234 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer

シャルル゠フランソワ・ドービニー《カラスのいる木》1867年 エッチング/紙 21.7×29.9 cm 個人蔵

ウジェーヌ・ブーダン《ベルク、出航》1890年 油彩/カンヴァス 79×110.2 cm Inv. 907.19.34 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer

カミーユ・ピサロ《ルーヴル美術館》1902年 油彩/カンヴァス 46.3×55.6 cm Inv. 907.19.208 ランス美術館
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer

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