あやしい絵展

東京国立近代美術館

  • 開催期間:2021年3月23日(火)~2021年5月16日(日)
  • クリップ数:72 件
  • 感想・評価:13 件
あやしい絵展 東京国立近代美術館-1
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甲斐庄楠音 《横櫛》大正5年頃 京都国立近代美術館
月岡芳年 《『魁題百撰相』のうち 辻弥兵衛盛昌》明治元年 町田市立国際版画美術館 半期展示
曾我蕭白 《美人図》江戸時代(18世紀)奈良県立美術館 東京展のみ、2週間展示
藤島武二 《鳳(与謝野)晶子『みだれ髪』装幀》明治34年 明星大学
ダンテ・ガブリエル・ロセッティ 《マドンナ・ピエトラ》1874年 郡山市立美術館
藤島武二 《婦人と朝顔》明治37年 個人蔵
青木繁 《大穴牟知命》明治38年 石橋財団 アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)東京展のみ
橘小夢 《安珍と清姫》大正末頃 弥生美術館 半期展示
水島爾保布 《谷崎潤一郎『人魚の嘆き・魔術師』(春陽堂、大正8年)挿絵》大正8年 弥生美術館 半期展示
島成園 《無題》大正7年 大阪市立美術館 半期展示
上村松園 《焰》大正7年 東京国立博物館 東京展のみ、2週間展示
上村松園 《花がたみ》大正4年 松伯美術館 半期展示
北野恒富 《道行》大正2年頃 福富太郎コレクション 2週間展示
小村雪岱 《刺青(邦枝完二「お傳地獄」挿絵原画(『名作挿画全集』のための))》昭和10年 埼玉県立近代美術館 半期展示
高畠華宵 《『少女画報』 大正14年8月号 表紙》大正14年 弥生美術館 半期展示
あやしい絵展 東京国立近代美術館-1
あやしい絵展 東京国立近代美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

絵に潜む真実、のぞく勇気はありますか?

明治期、あらゆる分野において西洋から知識、技術などがもたらされるなか、美術も西洋からの刺激を受けて、新たな時代にふさわしいものへと変化していきました。

このような状況のもとで生み出されたさまざまな作品の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった「単なる美しいもの」とは異なる表現がありました。これらは、美術界で賛否両論を巻き起こしつつ、激動する社会を生きる人々の欲望や不安を映し出したものとして、文学などを通して大衆にも広まっていきました。

本展では幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などからこうした表現を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年3月23日(火)~2021年5月16日(日)
会場 東京国立近代美術館 Google Map
住所 東京都千代田区北の丸公園3-1
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • ※金・土曜は20:00まで(最終入場時間 19:30)
休館日 月曜日 
5月6日(木)
※ただし3月29日、5月3日は開館
観覧料 一般 1,800円
大学生 1,200円
高校生 700円
  • ※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
    それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等を要提示
    ※キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は団体料金。それぞれ入館の際、学生証・職員証を要提示
TELハローダイヤル 050-5541-8600
URLhttps://ayashiie2021.jp/

東京国立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

東京国立近代美術館 東京国立近代美術館

巡回展TRAVELING EXHIBITION

あやしい絵展 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

大阪歴史博物館へ巡回 7月3日(土)~

星評価5は期待度です。
東京での本展の開催と漏れ聞こえる評価に観たいがコロナ禍では東京へは無理ぃ・・・と思っておりましたが、
な、なんと大阪へ巡回してくるではありませんか。
メインビジュアルとなっている甲斐荘楠音「横櫛」は、京都画壇の当時を反映しています。
第1回国画創作協会展において岡本神草《口紅》と争ったのが甲斐庄楠音の《横櫛》。土田麦僊が押す《口紅》、村上華岳が押す《横櫛》でした。4月28日付のプレスリリースによれば、大阪展にはこの甲斐荘楠音の「横櫛」大正5(1916)京都国立近代美術館蔵と大正7(1918)広島県立美術館蔵の2点が展示されるそうです。後にははんなりとした浪花美人を描いた北野恒富が、京都画壇から「画壇の悪魔派」と呼ばれていた頃の「道行」や島成園など関西とも縁の深い画家の作品が展示されるのも楽しみです。
展覧会開催へは、大阪のコロナの状況が気になります。コロナが落ち着き、緊急事態宣言が解除され、無事に開催されることを祈るばかりです。
私たちの日々の行動にもかかっている?

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シンディさん、ファイさん

4.0

異世界へ

とても練られた展示構成になっていて、すっかり沼にハマりました。
いくつか撮影不可の展示がありましたが、基本的に撮影OKなのが嬉しかったです。
エグい作品ほど、熱心に撮影されている方がいたりして、凄いなあと感心しました。
松園さんの焰を見ることが出来なかったのが残念でした。
甲斐庄楠音さんの横櫛は強烈なインパクトがあり、ちょっとしたトラウマです。

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3.0

土曜日の「日時指定なし」は、待ちました

土日は混むだろうなぁと思いつつ、土曜日しか行けず、10時ちょっと前に到着しました。
日時指定券ありと、なし、の列に分かれ、招待券を持っていた私は「日時指定券なし」に並びました。結局30分くらい待ってからの入場となり、日陰で文庫本読みつつ待てたのが幸いでした。

月岡芳年のスプラッタな浮世絵?や「生き人形」から始まり、ロセッティやミュシャ、ビアズリーなどの西洋画と、大正期くらいの、耽美、退廃的な日本の芸術?が続きました。

「あやしい」のキャッチ―なコピーがうまく、若者が多かったように思います。
京都国立近代美術館の作品が見れたこと、甲斐庄楠音や北野恒富など今まであまり知らなかった画家さんの絵が多く、発見と勉強になりました。
ただ、うーん、なんというか、いろいろありすぎて、ちょっと消化不良気味です

2重3重になるほどではありませんが、会場は混雑してました。美術館Webサイトに混雑状況と夜開館の日時が掲載されていますので、密が気になる方は会館日時のチェックをおすすめします。

帰る時には、「日時指定券なし」の列は長打の列(私が並んだ時は1列でしたが、2列半くらいに)で、日なたで長時間待つのは大変だと思います。「日時のみ予約(無料)」システムの導入を希望します。

常設展、特に日本画のコーナーは季節に合わせた作品を、ゆっくり密を気にせず、拝見できます。特別展のチケットで入場できますので、こちらもぜひ。
企画展の写真展のパンフレット、折り方で違う写真が出てくるようになっていて、おもしろかったです。
常設展の春祭り(~4/11)、今年はお花見できなかったので、桜の絵をたくさん見れてよかったです。

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ファイさん、シンディさん、Toshinoさん

4.0

美術館の春祭り

今のご時世、数少ない夜間開館をしている展覧会です。
女性のもっている多面性は、想像を絶する深さがあるわけですが、多少なりともご理解いただけるといろいろなジェンダーギャップトラブルが減るのではないかなと思います。
オンラインチケットが表示できず、シリアルで入れてもらおうとしたら、対応できる職員さんがおひとりだけでした。おそらく夜間であるので、正職の方は一名で、ほかはバイトさんであったのかと思われます。そのため星を減らしました。
常設のほうには、川合玉堂の「行く春」、船田玉樹「春の夕」など、美術館の春祭りと称していて、見ごたえ十分。
皇居周辺の桜も見ごろでありました。5月にかけても心地よいと思います。夜間開館に関しては、「まん延等・・・」の影響で変更があるかもしれません。

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ファイさん、Toshinoさん

5.0

めちゃくちゃおもしろい

怖いという感覚は人によってさまざまですが、いわゆる一見して「おどろおどろしい」作品から、妖艶で美しく、それでいてちょっと怖い作品、ぎょっとするいみでの怖い作品など、いろいろな方向から「恐怖」を味合わせてくれる展覧会でした。

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5.0

「あやしい」から抜け出せなくなる

幕末から昭和初期の「単なる美しいもの」とは一線を画す、何かしらを潜む作品群。退廃、妖艶、エログロ……「あやしい」は怪しいなのか妖しいなのか、心の奥底がウズウズムズムズする。
生人形で始まり、月岡芳年、ロセッティ、青木繁……分かりやすく血みどろから、ファム・ファタル、神話系まで進んでいく冒頭から展開は見事。
高野聖、安珍清姫の物語性も妖しく進み、そして圧巻の鏑木清方「妖魚」。クールな美人画のイメージだった鏑木清方の、実に妖艶で、ともすると生臭いほどの人魚は胃がギュッと縮まる。そして甲斐庄楠音の作品群は、逃げ出せない魅力が匂い立つ。怖くて美しい上村松園「焔」に肝を冷やす。
生暖かい日々に「あやしい」作品群は、実に面白かった。時代の限定、作品のチョイスも実に良かった。エログロに頼り走りすぎることなく、寸止めしているところも実に「あやしい」感じだった。

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3.0

思ったより目新しい絵がない

日本の作品を中心に幅広く「あやしい魅力のある絵」を展示、と謳ってはいるんですが、いや実際幅広く展示はされていたんですが、同じ作家の作品が多い(あやしい絵というか、そういう作風なのだから仕方ないよね、という感じ)とか、有名どころもまぁ、似たようなテーマの展覧会で何度か見たな、というものが多く、幅広い、作品展示数も多い…わりには、満足感が薄かったです。

「あやしい絵」の定義がはっきりしないのも今一つ満足できない理由かも。

ネット予約して指定時間に合わせて行きましたが、当日券も販売してるせいか、想定入館人数が多かったのか、それでも少し外で待ちました。(予約の意味は…?)
当日券の入館待ちの列は外とはいえ割とぎゅうぎゅう。
コロナ対策としてはちょっと甘いように思います。

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ファイさん、Toshinoさん、シンディさん

4.0

畜生塚の凄味

あやしい絵、良い作品が揃っています。
怖いアレの二番煎じ、写真OK、メディア露出と集客に特化した展覧会に仕上がっています。

京近美と福富太郎(4/4で退場済み)のコレクションを存分に楽しみました。
甲斐庄楠音がまとめて観られて嬉しい。《畜生塚》がアチラ側過ぎて最高。

事前予約はマストです。必ず予約を。
当日入館は悲惨。入場待機列長いです。
とても混雑しています。夜間入館をオススメします。
17時~コレクション、18時半~あやしい絵(再入場不可)とか良いです。
前半混み合い気味なので空いてるところから観ていきましょう。
19時過ぎないと人が減りません。
シャッター音に配慮しましょう。
トーハクに速水御舟《京の舞妓》出ています、併せて是非。

東近美ならでは東近美だからこその視点は欠けていますが
人が集まる展覧会にはなっています。
お早めにどうぞ。

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REPORT

怖いけど見てしまう

チラシの絵に興味を持って見に行った時は行列ができてた。事前に予約して入った時は多く見に来ている人達が多かった。行った時は休日だった影響だと思う。一つ一つ作品を見るのに苦労した。このご時世にソーシャルディスタンスで鑑賞するの…readmore

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ファイさん

3.0

不気味で怪しい

チラシに載ってあった絵に興味があって見にいきましたが、日本と西洋は一緒にしなくてもいいのではと思いました。作品のほとんどは怪しく怖かった。怖いのは苦手だけど、ついつい見てしまう。

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ファイさん

5.0

予約必須

開催後初の休日に行きましたが、すごい行列でした。行かれる方は日時予約をしないとかなりの時間をロスすることになります。時間指定していても最初の浮世絵のあたりはかなりの混雑だったので、結構飛ばしてしまいました。一部作品を除き、多くが撮影可能です。

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ファイさん、シンディさん、他1人

5.0

美しさを深堀すると…あやしい?

血みどろ芳年や国芳の妖怪と分かり易い「こわい」に始まり、妖艶な美女がだんだん「グロテスク」な美女像へ。古今東西の時代を映す絵が沢山見られます。
鏑木清方の「妖魚」が最高!必見。展示期間が4/4までです。
甲斐庄楠音の「畜生塚」は圧巻!橘小夢のビアズリーぽい妖しくてエロチックな絵が素敵。
音声ガイドで小村雪岱の挿絵で有名な「おせん」の朗読が聞けます。
後編にも期待!

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ファイさん、シンディさん、Toshinoさん、他1人

5.0

混雑必至の人気展覧会

幕末~近代の退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックな人気作品をジャンルの垣根を超え幅広く展示。国芳、芳年、ミュシャ、雪岱、蕭白、岡本神草に甲斐庄楠音、藤島武二、前期目玉は松園「焔」、福田コレクション清方記念美術館の清方作品に北野恒富作品。今回の展覧会は一部を除き

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ファイさん、Toshinoさん、他1人
  • 3
  • BY TK

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甲斐庄楠音 《横櫛》大正5年頃 京都国立近代美術館

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