5.0
大阪歴史博物館へ巡回 7月3日(土)~
星評価5は期待度です。
東京での本展の開催と漏れ聞こえる評価に観たいがコロナ禍では東京へは無理ぃ・・・と思っておりましたが、
な、なんと大阪へ巡回してくるではありませんか。
メインビジュアルとなっている甲斐荘楠音「横櫛」は、京都画壇の当時を反映しています。
第1回国画創作協会展において岡本神草《口紅》と争ったのが甲斐庄楠音の《横櫛》。土田麦僊が押す《口紅》、村上華岳が押す《横櫛》でした。4月28日付のプレスリリースによれば、大阪展にはこの甲斐荘楠音の「横櫛」大正5(1916)京都国立近代美術館蔵と大正7(1918)広島県立美術館蔵の2点が展示されるそうです。後にははんなりとした浪花美人を描いた北野恒富が、京都画壇から「画壇の悪魔派」と呼ばれていた頃の「道行」や島成園など関西とも縁の深い画家の作品が展示されるのも楽しみです。
展覧会開催へは、大阪のコロナの状況が気になります。コロナが落ち着き、緊急事態宣言が解除され、無事に開催されることを祈るばかりです。
私たちの日々の行動にもかかっている?