STARS展:現代美術のスターたち
―日本から世界へ

森美術館

  • 開催期間:2020年7月31日(金)~2021年1月3日(日)
  • クリップ数:43 件
  • 感想・評価:9 件
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草間彌生《ピンクボート》1992年 詰め物入り縫製布、ボート、オール 90×350×180 cm 所蔵:名古屋市美術館
李禹煥《関係項》1968年 鉄板、ガラス、石 180×220×40 cm
宮島達男《Sea of Time '98》1998年 展示風景:「家プロジェクト『角屋』」ベネッセアートサイト直島(香川)1998年 撮影:上野則宏
村上 隆《Ko²ちゃん》1996-2011年 合成樹脂、ラッカー塗料、グラスファイバー、鉄、コーリアン(台座) 181×61×102.5 cm
奈良美智《Submarines in Girl》1992年 アクリル、キャンバス 100×150 cm 個人蔵
杉本博司《シロクマ》1976年 ゼラチン・シルバー・プリント 42.3×54.6 cm
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

戦後の高度成長期、日本では国家規模のイベントが続き、国際化が推進されましたが、今日再びそのような気運が高まっています。

その間、現代美術の世界でも、脱植民地主義、多文化主義などさまざまな議論が重ねられ、ビエンナーレやアートフェアなど新たな場が拡がりました。なかでも近年のアジア経済の台頭は目覚ましく、この地域に新しい美術館や市場を生み出しています。

本展では、この間に日本という枠を越えて広く国際的に活躍し、今日、多様な地域や世代から高い評価を得るアーティスト6名を選び、その軌跡を初期作品と最新作を中心に紹介します。

彼らの実践は世界からいかに評価されてきたのか。国境や文化を越えた普遍的な課題の追求、伝統や美学、テクノロジーやサブカルチャーなど、日本固有の社会的、文化的、経済的背景をふまえて探ります。

また、1950年代から今日まで、海外で開催された主要な日本現代美術展に関する資料も展示し、それぞれの時代の評価軸や系譜を検証します。

◆ 出展アーティスト
草間彌生、李禹煥(リ・ウファン)、宮島達男、村上 隆、奈良美智、杉本博司
※姓のアルファベット順

開催概要EVENT DETAILS

会期 2020年7月31日(金)~2021年1月3日(日)
会場 森美術館 Google Map
住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
時間 10:00~22:00 (最終入場時間 21:30)
  • ※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
    ※ただし9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)は22:00まで(最終入館 21:30)
休館日 会期中無休 
観覧料 一般 2,000円
学生(高校・大学生)1,300円
子供(4歳~中学生)700円
シニア(65歳以上)1,700円
  • ※チケットは事前予約制です。専用オンラインサイトで日時指定券をご購入ください
    ※発売開始日など詳細は公式サイトをご確認ください
    ※諸般の事情により料金を改定しています
TEL03-5777-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.mori.art.museum/jp/

森美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

森美術館 森美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

STARS展

宮島達男さんの「時の海ー東北」はパッと見たら綺麗なLEDだけれど、東日本大震災の被害を受けた地域を中心とした3000人の人たちの想いがこもった数字が一つ一つ輝いていた。

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  • BY O o

4.0

日本の現代美術のスターが集合!

日本の現代美術界を牽引する6名のアーティストが揃った豪華な展覧会。閉幕ギリギリで鑑賞することができました。正直言って1人に当てられたスペースが小さいので物足りない感がありましたが、アーカイブエリアが非常に充実していた6人の今までの経歴、そして日本の現代美術の歴史を知ることができる貴重な資料を見学することができ満足。最後の部屋にある杉本博司氏が小田原に開館した江の浦測候所の映像を見て、来年は絶対にいく!と決心を固め会場を後にしました。まだまだ現代美術に対しての理解の壁が高い日本、こんな入門書のような企画展が今後も増えていくと嬉しい。

5.0

日本の美術

世界的な日本の現代アーティストたちそれぞれを一口ずつ試食させていただいたような展覧会だった。一口とは言っても十分インパクトのある一口で、もっと見たい、それぞれの個展に行きたい、と思わせてくれる。全体を通じて、日本の現代美術はやはり、日本の伝統、宗教、文化の流れの中にある日本のアートだと感じた。

5.0

ヒトと作品から見る、日本現代美術

世界的に有名な、日本をフィールドとする現代美術家5人、草間彌生・李禹煥・宮島達男・村上 隆・奈良美智・杉本博司の展示です。展示室1つに1人の作家の作品が展示され、部屋が変わるごとに大きく雰囲気が変わります。
途中には5人それぞれの略歴や彼らの作品に対する批評・キーワードがまとめられた展示があり、より深く理解することができるようになっています。

現代美術に触れたことなくていまいちとっつきにくい…と思っている人でも気軽に見ることができるのが森美術館の凄いところですよね。改めて感じました。

4.0

現代アーティスト達のハイライト

村上隆さん、李禹煥さん、草間彌生さん、宮島達男さん、奈良美智さん、杉本博司さんという国内外で活躍する現代アーティストたちの作品を集めた贅沢な展覧会でした。
最近の作品だけでなく初期のものも一緒に見ることができ面白かったです。

インパクトのある作品も多く作品も作風も其々個性的で、あまり美術館に行きなれていない人やアートに明るくない人でも楽しめるのではないでしょうか。

5.0

衝撃の展覧会

STARS展は、世界が認める現代アートのトップランナー6名の初期作品と最新作を見せると称した展覧会でした。
この展覧会では最初と最後で衝撃を受けました。
トップ・バッターの村上 隆は、2015年の「五百羅漢図展」でも、巨大かつ奇々怪々な五百羅漢図に驚かされましたが、今回の作品群もそれを上回る衝撃でした。「チェリーブロッサム フジヤマ JAPAN」は5m×21mのサイズで、こんなに巨大かつポップで楽しい桜と富士の絵は観たことがありません。おもわず微笑みが浮かびます。フィギュア群も、奇々怪々の巨大な阿像・吽像や大胆過激な美少女・美男子の等身大フィギュアに驚かされます。こんなものを堂々と展示して良いのだろうかと思いつつ、眼が引き寄せられます。
ラスト・バッターの奈良美智の作品群にも驚かされました。《Voyage of the Moon (Resting Moon) / Voyage of the Moon》と題された小屋の内部はアトリエ風の造りになっており、原美術館にある同氏の《My Drawing Room》を連想させます。こんなアトリエで絵を描けたら素敵でしょう。たくさん飾られた少女たちの絵も、いつもと違ってあまり不機嫌でないのもうれしいです。
この二人のアーチストの印象が強すぎるため、かの草間彌生や杉本博司の作品も色褪せて見えます。二人の初期代表作が観られたのはうれしいですが、あまり印象に残りませんでした。残りの李禹煥(リ・ウファン)、宮島達男の二人は、浅学のためなじみの薄い名前でした。世界的に高い評価を受けているのでしょうが、私には十分理解できませんでした。申し訳ありません。

THANKS!をクリックしたユーザー
K10526さん

5.0

日本を代表する個性

草間彌生・李禹煥(リ・ウファン)・宮島達男・村上 隆・奈良美智・杉本博司、まぁ知らないと美術好きと口にできない6人。初期作品と最新作を展示。
これだけ各々個性が強いと、好き嫌いは別として「並び立つ」という印象は無い。ぶつかり合う感じはゼロ。でも、展覧会として成立している。そこが凄い。
個人的には李禹煥が好きだ。シンプルにつきつめていく心地よさがある。奈良美智の夢中に描く姿勢も案外好きだ(相変わらず女子人気も凄かった)。
それぞれが凝縮されているので、知らない間に時間が過ぎる。飽きないうちに2時間。
これは本当は世界の人に観て欲しかったな……。

THANKS!をクリックしたユーザー
ファイさん

REPORT

アート界の6人のSTARたちのパワーが凝縮

充実した内容で見応えがあったこの展覧会に出展のSTARSとは、村上 隆、李禹煥(リ・ウファン)、草間彌生、宮島達男、杉本博司、奈良美智の6人でした。ごく短く、その特徴となるキーワードを(自分なりに)並べてみると、
村上隆・・・ポッ…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
TomTさん、クロキネコさん、シンディさん、ファイさん、K10526さん
  • VIEW1333
  • THANKS5
  • BY Audrey

4.0

現代アートの宝庫

最初の部屋は村上隆先生の作品がこれでもかーとド迫力でお出迎えしてくれて感動の幕開けです。Ko²ちゃんからスタートです。アートです。
今どきの音声ガイドは自分のスマホで操作して、自分のイヤホンで聴けるのでとてもいいですね。
草間先生のピンクのボート必見です。
そして、奈良美智先生のVoyage of the Moonは後半の目玉ですね。是非お楽しみください。

THANKS!をクリックしたユーザー
fumiko773さん、Audreyさん

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草間彌生《ピンクボート》1992年 詰め物入り縫製布、ボート、オール 90×350×180 cm 所蔵:名古屋市美術館

李禹煥《関係項》1968年 鉄板、ガラス、石 180×220×40 cm

宮島達男《Sea of Time '98》1998年 展示風景:「家プロジェクト『角屋』」ベネッセアートサイト直島(香川)1998年 撮影:上野則宏

村上 隆《Ko²ちゃん》1996-2011年 合成樹脂、ラッカー塗料、グラスファイバー、鉄、コーリアン(台座) 181×61×102.5 cm

奈良美智《Submarines in Girl》1992年 アクリル、キャンバス 100×150 cm 個人蔵

杉本博司《シロクマ》1976年 ゼラチン・シルバー・プリント 42.3×54.6 cm

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