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森美術館は、地上約250m、東京都港区六本木六丁目の六本木ヒルズ森タワー53階、都心を見おろす現代美術館である。
森美術館の設計は、国際的に著名な建築家 リチャード・グラックマン(Richard Gluckman)である。森タワー 高層部の内部に、入れ子の様にギャラリー空間を宙吊りにする特殊なデザインに挑戦し、先例のないスペースを設計した。ホイットニー美術館(ニューヨーク)、グッケンハイム美術館(ベルリン)、オーキーフ美術館(サンタフェ)、アンディウォーホル美術館(ピッツバーグ)、DIA 美術財団(ニューヨーク)、そしてピカソ美術館(マラガ)など優れた美術館の設計や改築ほか多数のギャラリーの建築を担当。
リチャード・グラックマンの建築設計事務所は、アメリカ建築家協会インテリア賞を含め、数多くの賞を受賞している。
森美術館は、森ビル株式会社 代表取締役社長(当時)の故・森稔によって創設され、2003年10月に開館した。開館当時の初代館長は、ストックホルム近代美術館館長等を務めたイギリス国籍のデヴィッド・エリオット(David Elliott)が務め、外国籍の館長として、日本国内初の就任となった。
現在の館長は、2006年に就任した南條史生(開館当時副館長)である。第47回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館コミッショナー(1997年)、台北ビエンナーレコミッショナー(1998年)、ターナー賞審査委員(1998年)、横浜トリエンナーレ2001(第1回)アーティスティック・ディレクター(2001年)、AICA(国際美術評論家連盟)副会長、 CIMAM(国際美術館会議)理事などを務めている。
森美術館では、現代美術を中心に、建築やファッション等、多彩なラインナップで構成された企画展示を行う。欧米からアジアやアフリカに至るまで、世界各地で発信されたあらゆる作品が展示の対象となっている。とくに日本とアジアの美術に目を向けつつ、新たな動向を世界の美術の文脈の中に位置づけること、また、アジアにおける現代美術の重要な拠点となることをミッションの一つとしている。
六本木ヒルズ森タワー52F展望台と同じフロアに、森アーツセンターギャラリーも設置され、世界の名だたる美術館の貴重なコレクションの企画展から、漫画・アニメ作品、映画、ファッション、デザインまで、多彩な展覧会が開催されている。
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