4.0
残暑の中お気に入り美術館で快適にゆったり過ごす至福のひととき
良い雰囲気の美術館で近くに来た際は必ず立ち寄ります。今回は常設展示2部屋プラス4つの展示室でそれぞれテーマを設け、館蔵の動物をモチーフにした作品が展示されてます。古代エジプト、絵画、工芸、出土品等々バラエティーに富んだ展示内容です。個人的には日本画の展示で江戸、近代の名品から昭和の日本画の佳品がバランス良く展示され良かったです。
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開館50周年にあたる2025年は3会期にわたりさまざまなテーマで松岡コレクションをご紹介します。第2弾となる本展は、松岡美術館が松岡動物園になります。
人類は太古から、動物をモデルに絵を描いたり、像を作ったりと、様々な形で動物の姿を捉えました。その姿は時に神々しく、時にかわいく、あるいは強く、はたまた恐ろしく、様々なイメージをもとに表されます。今回は館蔵品から動物をモティーフとした古今東西、様々な方法で象られた作品を展示し、展示室ごとにテーマを設け紹介します。この夏限定の松岡動物園をどうぞお楽しみください。
| 会期 |
2025年6月17日(火)~2025年10月13日(月・祝)
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|---|---|
| 会場 |
松岡美術館
|
| 住所 | 東京都港区白金台5-12-6 |
| 時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
| 休館日 |
月曜日 祝日の場合は翌平日 |
| 観覧料 | 一般 1,400円 25歳以下 700円 高校生以下 無料 障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名まで半額 |
| TEL | 03-5449-0251 |
| URL | https://www.matsuoka-museum.jp/ |
4.0
良い雰囲気の美術館で近くに来た際は必ず立ち寄ります。今回は常設展示2部屋プラス4つの展示室でそれぞれテーマを設け、館蔵の動物をモチーフにした作品が展示されてます。古代エジプト、絵画、工芸、出土品等々バラエティーに富んだ展示内容です。個人的には日本画の展示で江戸、近代の名品から昭和の日本画の佳品がバランス良く展示され良かったです。
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動物縛りなのに最後の部屋「ヒト」に皆様どうも引っ掛かっているみたいで、お気持ちよくわかります。私も「うん?!」てなりました(笑)
でも学芸員さんも夏休み企画を頑張ったんだと思うので、「やっちゃったね(笑)・・・どんまい!」と心の中で声を掛けるに留めておきたいと思います。最後アイデア出てこなくて、締め切り迫るわで悩んだんだろうなぁ・・・まぁ科博テイストってことで・・・(笑)
ただ、私は「ヒト」のコーナー=西洋絵画が今回良かったです。あるのは知っていたが何故かなかなか見られない(たまたま時期が外れちゃってた)作品で、やっと見られた!というのが何点かありました。
あとこのモディリアーニね、何回見てもぽぉ~♡っとしちゃうんです。色っぽいよなぁ。
お皿の絵柄パズルが置いてあったので、彼氏とよーいドン!で競って完敗・・・結構難しいかったです。
入口で50周年記念の小さなシールを頂きました。嬉しい!
後期に観山が出るようなのでまた行きたいです。
ぐるっとパスで半額でした。
4.0
夏休みになると動物に絡めたくくりの展覧会は増えてくる。そのひとつなのかなとちょっと想像して来館してしまったのが衝撃の始まりだった。
常設展と企画展の振り幅の大きさに、正直なところ心も頭も追っつかないダイナミックさで、気持ち良い楽しい裏切りにあった(笑)
1階に鎮座しているムーアの彫刻といえば、箱根彫刻の森美術館のテレビCMの記憶がよみがえり、インドの多様な仏像がガンダーラから来たのかと分かれば西遊記が思い出された。
立体造形でお腹いっぱいの充実感を得て2階に上がると、下村観山、円山応挙、川端龍子、横山大観と、これでもかと作品から放たれるオーラを浴びることになった。そして最後にはルノアール、ピカソ、モディリアーニ、ローランサンと続くので、何度も休憩を取らないと鑑賞するのも大変でした(笑)
1階のロビーから見える庭園も緑の樹木が風に揺られて、眼から涼をいただきました。
お土産には、ジャコメッティのネコのクリアファイルを購入。大満足で美術館をあとにしました。
4.0
一応「松岡動物園」と銘打っている企画展なので、そういう観点で感想を書きます。
松岡美術館としての強みは、古代エジプト、古代オリエント、そして中国、ギリシアなどの古いコレクションの中から動物にまつわるものを多数展示できている点です。特に第2章の『世界の動物さんたち大集合』は、広い展示室にたくさんの動物の作品が並べられていて、見応えがたっぷりありました。
第3章は日本の近現代の動物の絵画、第4章はヒトも動物の一種というこじつけで西洋の人物画となり、趣きが大きく変わっていく展示内容です。
動物を題材に作品を創ることの意味合いなど、もう一歩踏み込んだアプローチがあったらなと思ってしまいました。まあ真夏でも涼しい動物園を楽しんでくださいという展覧会なのだと思います。
4.0
元々、松岡美術館は、古代オリエントや中国の考古美術のコレクションを有しており、どちらも動物をモチーフにした作品が多くあることから、開館50周年を記念してそこに脚光を浴びせる、というのは、良い試みだと思いました。
太古の昔から人間が動物を愛してたことが分かります。私は、《青釉銀化象》イランがとても好きでした。
松岡美術館は、今回に限りませんが、立体物に比べて、絵画がやや弱く感じます。それ故に「松岡動物園」と言いつつ、展示室6は「ヒト」の絵にしています。ルオーやピカソがありネームバリューは十分ですが、最後まで動物で攻めて欲しかったです。
とはいえ、渡辺省亭の《さくらにやまどりの図》などは素敵でした。日本画家の「動物をデザイン化したように描く」作品は楽しいです。
☆を4つとしましたが、松岡美術館に初めて行かれる方には☆5つだと思います。
開館当時から展示されていた作品には「50周年マーク」が付けられていました。これも面白いことだと思いました。が、松岡美術館の展示室1~4はあまり入替がないので、今後は「入れ替えた作品」にマークがあると観やすくと思いました。
4.0
美術館所蔵品の中から動物をモチーフとした古今東西の作品、多種多様な手法で動物が表された作品たちが、それぞれの展示室で紹介されていました。今年度からぐるっとパスも入館無料から割引になった松岡美術館さん。今回A/Aさんからチケットを頂けたので、ありがたく出かけさせていただきました。
第一展示室いつもの古代エジプトルームも「神様になった動物たち」として展示されていました。エジプトでは多くの動物神が崇拝されていますが、猫(パステト)・雌ライオン(セクメト)・ハヤブサ(ホルス)・トキ(トト/イビス)・牛(アピス)・コブラ(ネチュルアンク) ・狒々(ラーの使い)などなど、みなすごく写実的というかなんというかです。絵ではデザイン画の様になるのに、像ではこのクオリティー、それも石でなくブロンズも多い。いったい3000年も前の技術は、いったいどうしていたのかと思わずにはいられません。一方第4展示室は主に東洋の陶磁器工芸。ギリシャ1点・ローマ1点も含まれているから「世界の」なのかも‥。こちらはいつもの地域別でも年代別でもなく、動物別に並べられていて、ちょっと頭がこんがらがりました。古代中国の青銅器以外は、ほぼ人類とかかわりの深い生き物が並んでいて、出来の如何にかかわらず、なんとなく「愛」を感じる作品が多いです。特に気に入ったのはローマの《山羊像》と北魏の四脚が失われた《灰陶加彩駱駝》ですね。第5展示室の絵画は描かれた動物で第6展示室絵画は「人が描いた人」??まあ人も動物? でした。良い作品が並んでいました。松岡さんへはこれまでずっとかなりの回数行かせていただいているので、また日展・院展も学生時代からもう長年欠かさず見ているので、初めての作品はありませんでしたが、とても充実していました。猫が多かったですね。前回閉鎖されていた第5展示室の一部が元通りになって良かったです。竹内栖鳳《涼陰》のサルが好きですね。会期中一部展示替えもあるそうです。
涼みがてらでも、「松岡動物園」訪れてみるのはいかがでしょうか?
5.0
2025年6月28日(土)14:00からの担当学芸員さんのギャラリートークに合わせて、訪問。
古代エジプトから現代作家作品まで、とても多彩な展示でした。
ゆっくりとじっくりと、企画展の「松岡動物園」と銘打った、動物を表現した作品や常設の様々な作品を、鑑賞できました。
ギャラリートークを拝聴した後に、復習のような感じで、もう一度鑑賞しましたので、とても理解が深まりました。
ギャラリートークは、わかりやすくて勉強になりますので、オススメです。
馬の作品が多いのは、創設者でコレクターの松岡清次郎さんが、午年生まれだからということも、知ることができました。
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