4.0
用の美を感じました
漆というと螺鈿のようなキラキラをイメージしがちでしたが、使い込まれて下地の黒が出た数々の品が、温かさを感じさせてくれました。一般家庭ではなく、お寺で儀式のときに大切に使われてきたからこそ、今まで残ってきたのかなと思いました。そういう意味では「用の美」とは言わないのかもしれませんが、物を大切にする日本人の心を感じました。
最後の杉本さんの作品では、漆の箱とガラスのキラキラがマッチして不思議な世界でした。美というのは、こうあらねばというような枠の中に入らないのだなと、改めて感じました。
蛇足ですが、展示の説明が見やすくなっていて、嬉しかったです。以前は白っぽい字で書かれていたので、薄暗い展示室ではとても見にくく感じていましたが、改善されていて感謝です。声を上げるべきだと感じました。チケット本当に有難うございました。






