NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし

サントリー美術館

  • 開催期間:2025年11月22日(土)~2026年1月12日(月・祝)
  • クリップ数:26 件
  • 感想・評価:7 件
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瓶子 一口 サントリー美術館 【通期展示】
重要文化財 瓶子 貞和2年(1346)銘 一対二口のうち一口 惣社水分神社
写真提供:宇陀市教育委員会事務局 文化財課 【通期展示(入替あり)
重要文化財 布薩盥 二対四口のうち一口 寛正3年(1462)~天文8年(1539)頃 水戸大師 六地蔵寺
撮影:山崎兼慈 【展示期間:12/17~1/12】
重要文化財 太鼓樽 文明5年(1473)銘 一基 堺市博物館 【展示期間:12/17~1/12】
湯桶 一合 サントリー美術館 【展示期間:11/22~12/15】
輪花盆 一枚 黒澤明旧蔵 北村美術館 【通期展示】
根来塗平棗 黒田辰秋 一合 20世紀 鍵善良房 撮影:伊藤信 【通期展示】
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

中世に大寺院として栄華を極めた根來寺(和歌山県)で作られた質の高い朱漆器は「根来塗」と呼ばれて特別視されてきました。堅牢な下地を施した木地に、黒漆の中塗と朱漆を重ねた漆器(朱漆器)は、それ以前の時代から各地で作られてきましたが、江戸時代以降に「根来」の名で呼ばれるようになります。それらは、寺院や神社などの信仰の場で多数使われただけでなく、民衆の生活の中でも大切にされました。「根来」独特の力強く、しなやかな姿は、現代においても多くの国内外のコレクターや数寄者の心をとらえてやみません。

本展は、根來寺が繁栄を極めた中世の漆工品を中心に、その前後の年紀を有する品や伝来の確かな名品・名宝を一堂に紹介します。中世に花ひらいた、日本を代表する漆の美を心ゆくまでお楽しみください。

※本展では、根來寺で生産された朱漆塗漆器を「根来塗」、根來寺内で生産された漆器の様式を継承した漆器、または黒漆に朱漆を重ね塗りする技法そのものを「根来」と称しています。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年11月22日(土)~2026年1月12日(月・祝)
会場 サントリー美術館 Google Map
住所 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
時間
  • 10:00~18:00
    金曜日および1月10日(土)は20:00まで
    (最終入場は閉館30分前まで)
休館日 火曜日(1月6日は18:00まで開館)、12月30日(火)~1月1日(木・祝)
観覧料 一般 1,800円(1,600円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生 1,000円(800円)
  • ※( )内は前売料金
    ※中学生以下無料
    ※サントリー美術館受付、サントリー美術館公式オンラインチケット、ローソンチケット、セブンチケットにて取扱
    ※前売券の販売は9月10日(水)から11月21日(金)まで
    ※サントリー美術館受付での販売は9月10日(水)から11月3日(月・祝)の開館日のみ
    【割引】
    ・あとろ割:国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
    ・団体割引:20名様以上の団体は100円割引
    ※割引適用は一種類まで(他の割引との併用不可)
TEL03-3479-8600
URLhttps://www.suntory.co.jp/sma/

サントリー美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

サントリー美術館 サントリー美術館

巡回展TRAVELING EXHIBITION

NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

用の美を感じました

漆というと螺鈿のようなキラキラをイメージしがちでしたが、使い込まれて下地の黒が出た数々の品が、温かさを感じさせてくれました。一般家庭ではなく、お寺で儀式のときに大切に使われてきたからこそ、今まで残ってきたのかなと思いました。そういう意味では「用の美」とは言わないのかもしれませんが、物を大切にする日本人の心を感じました。
最後の杉本さんの作品では、漆の箱とガラスのキラキラがマッチして不思議な世界でした。美というのは、こうあらねばというような枠の中に入らないのだなと、改めて感じました。
蛇足ですが、展示の説明が見やすくなっていて、嬉しかったです。以前は白っぽい字で書かれていたので、薄暗い展示室ではとても見にくく感じていましたが、改善されていて感謝です。声を上げるべきだと感じました。チケット本当に有難うございました。

4.0

歴史を感じる

「生活の中の美」を理念とするサントリー美術館らしい、根来塗に特化した渋い企画でした。

法隆寺や東大寺等、名だたる神社仏閣の道具として大事に使われてきた品々。
赤い漆が剥げたり薄くなった景色も、実際に使われてきたからこそのもので、歴史を感じました。

黒澤明監督が愛憎したとの話にへぇぇ。
現代作家の作品もありましたがぴかぴかで使用感がなく・・・使いこまれて赤と黒の感じが根来の魅力なのだと再確認しました。

4.0

使うほどに美しく

日本民藝館ではなくサンビで「根来」とは渋い。
そして使うほどに景色を変えてゆき、揃いの物にも係わらず同じ物が無いという面白さ。
関西地方のお寺から大切に使われ続けて来た品が並ぶ様は壮観。

南北朝時代の高杯や瓶子の形状は捧げ持つのに相応しいクビレが優美。
密教具の金剛盤も根来漆器で出来ていて、なかなか可愛らしい。
サンビではおなじみの湯桶も華やかな機能美を見せていて美しいデザインだ。

終盤で展示されているツルンとした棗は黒田辰秋による唯一の作らしく使用感が現れておらずつまらない。
杉本博司の作品は青い硝子玉が目立ち過ぎて残念。
やはり根来は大切に長く使ってこその使用美が最高だ。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、karachanさん、morinousagisanさん

4.0

彼の白洲正子や黒澤明も愛した“根来”‥「赤と黒のエクスタシー! 」ですね。

今展、サン美さんが46年ぶりに企画した“根来”オンリーの展覧会。東大寺などの社寺や各美術館、そして個人蔵なども、多種多様な根来作品が勢揃いしていました。現代アートとのコラボも登場です。
“そもそも根来とは何か”という定義は、いろいろ説明を読んでも、結局いま一つピンと来ません。元々は中世の根来寺(和歌山県岩出市)で作られてきたもので、主に社寺の祭祀儀礼に使われる特別な質の高い漆器、と認識されてきました。堅牢な下地を施した木地に丁寧に丁寧に漆の重ね塗りがなされ、素朴で力強い、それでいてしなやかさのあるフォルムも魅力的です。その後「用の美」と謳われ、民藝運動家や数寄者たちが好んで蒐集しブームになった“根来”が、必ずしも根来寺関連で作られたものとは言い切れず、という‥。サン美さん所蔵の品は特に製作年も出所も記されていないものが多くい様です(「本展では、根來寺で生産された朱漆塗漆器を「根来塗」、根來寺内で生産された漆器の様式を継承した漆器、または黒漆に朱漆を重ね塗りする技法そのものを“根来”と称しています。」と注釈されていました)。“根来”を歴史の文脈で振り返りつつも、謎解きよりも、数寄者の多くをも魅了したその“美” に存分に触れてもらいたい、観覧者其々なりの“根来”を感じてほしいということらしいです。
赤は太陽や生命を象徴する呪術的な色、黒は闇と包容の色。鉄の弁柄、水銀の朱、鉛丹、そして「まそほ」と称された天然の辰砂─多彩な顔料が使い分けられた朱漆は、神仏への供物や権威の象徴として極めて高く価値づけられてきたことはよく理解できます。ともあれ、艶やかで温もりのある赤と、摩耗により赤が削れ、黒が顔をのぞかせるあの独特の景色は、時間が作り出した唯一無二の造形であり、そこにこそ数百年を生きた漆器の深みに目を奪われます。欅材による轆轤成形の瓶子(重文・他)は、重量感と温か味のあるおおらかな曲面が、なんとなく抱きつきたくなります(笑)。
現代に根來塗の技法をよみがえらせた、池ノ上辰山の『根来塗制作工程見本』も目を向けたい。ここでは根来が完成するまでの26の工程を、10段階の見本に分けて示されていました。けやきの素地から朱塗の仕上げまでが並んでいるが、約7割は下地の処理の工程であることが分かる。根来には堅牢な下地づくりが重要で、疎かにすると黒漆の強度が弱くなり、亀裂が入った… Read More

4.0

根來塗

根來寺が栄えた頃の漆器を中心にした展示内容です。
庶民の生活用品と異なる感じの漆芸品を鑑賞することができました。

3.0

赤と黒

生活の中の美を理念とするサン美らしい展示でしたね。
法隆寺、東大寺などの寺社仏閣、各美術館から多種多様な根来作品が勢揃い。
流石にサン美は照明が良くて作品の細部や艶、摩滅もしっかり確認出来ます。
長年の使用による経年変化の景色がポロック、ザオ・ウーキーみたいに見える。
権力と信仰の象徴となる赤と黒の漆工芸をそれなりに楽しみました。
ただ、やっぱり、当たり前だけど赤と黒の根来作品しかないのですよね。
となるとちょっと引きが弱い感じが否めなく何度も訪問という感じにはならないかなぁ。

THANKS!をクリックしたユーザー
yoshitoyoさん、シンディさん、fumiko773さん、karachanさん

4.0

呼ばれている

根来塗
発祥不明とは知りませんでした。
根来寺が焼き討ちされずに残存していれば、謎は解けていたのかも。
漆の世界も、奥深いですね。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、karachanさん、bumiyasuさん、morinousagisanさん

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撮影:山崎兼慈 【展示期間:12/17~1/12】

重要文化財 太鼓樽 文明5年(1473)銘 一基 堺市博物館 【展示期間:12/17~1/12】

湯桶 一合 サントリー美術館 【展示期間:11/22~12/15】

輪花盆 一枚 黒澤明旧蔵 北村美術館 【通期展示】

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