3.0
シャボン玉
煙となるシャボン玉の部屋の入口に気がつかず、出口まで行ってしまいました。
六本木駅の作品は、錯覚するくらい精巧で、トリックアート感がありました。
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「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として、2004年以来、共同キュレーション形式で開催してきたシリーズ展です。第8回目となる今回は、森美術館のキュレーターに加えて国際的に活動するアジアのゲストキュレーター2名を迎え、「時間」をテーマに、国籍を問わず日本で活動する、もしくは日本にルーツがあり海外で活動するアーティスト全21組を紹介します。
出展作品には、絵画、彫刻、映像はもとより、工芸、手芸やZINE(ジン)、さらにはコミュニティプロジェクトも含まれます。建築、デザインの領域を越え、国際的に高い注目を集めるA.A.Murakami の没入型インスタレーション。海外のメゾンとのコラボレーションでも話題の桑田卓郎の圧倒的な造形美を放つ色彩鮮やかな大型の陶芸作品。自身の声や環境音を用いて作品を制作し、舞台作品なども手掛ける細井美裕の新作サウンド・ピース。近年、国内外で高い評価を得ている沖潤子の、繊細な手仕事から生み出される抽象画のような刺繍作品など、多様で多彩な表現が一堂に会します。
本展の副題「時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」が示すのは時間の貴さと儚さ。各作品に現れるさまざまな時間の交差をとおして、日本のアートを多角的に見つめ直します。
| 会期 | 2025年12月3日(水)~2026年3月29日(日) |
|---|---|
| 会場 |
森美術館
|
| 住所 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F |
| 時間 |
|
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 | 平日 一般 2,000円(1,800円) 学生(高校・大学生)1,400円(1,300円) 中学生以下 無料 シニア(65歳以上)1,700円(1,500円) 土・日・休日 一般 2,200円(2,000円) 学生(高校・大学生)1,500円(1,400円) 中学生以下 無料 シニア(65歳以上)1,900円(1,700円)
|
| TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
| URL | https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/roppongicrossing2025/ |
3.0
煙となるシャボン玉の部屋の入口に気がつかず、出口まで行ってしまいました。
六本木駅の作品は、錯覚するくらい精巧で、トリックアート感がありました。
5.0
Adendaさんから頂いた招待券を握りしめて今年1回目の東京美術鑑賞旅行に行った。
この紹介写真に魅かれてだったが、この作品は副題の「時間は過ぎ去るわたしたちは永遠」を体感させてくれた。
写真は動きのある作品を静止画像で切り取ったものだ。実際見てみるとツリーの下部から半透明のシャボン玉のようなものがふくらんで落ちてくる。それは落ち、跳ね、流れ、そして消えて行く。しかし次々と玉は生み出されているので、その現象は永遠に続いていく・・ ずっと見ていても飽きない。まさに時間は過ぎ去るが、永遠だ。
複数の作家の作品が展示されるので、自分の好みに合う、合わないはあるかもしれないが、新しい作家との出会いが待っているのも事実だ。
昨年のロサンゼルスの山火事でスタジオが焼けたケリー・アカシの「アルタデナ」(火事で焼けた場所の地名)では茶色の手と枯れた(焼けた?)枝の痛々しい表現、しかしその横で「星々の輝き」と題されたガラスの繊細で美しい花の作品が輝いている。
死と再生の象徴なのかなと思った。
他にも心に響く作品がたくさんあった。ぜひ自分の目で自分のお気に入りを見つけてほしい。
4.0
テーマは時間。とはいえ様々な捉え方だから千差万別・多種多様。
入ってすぐに庄司朝美、沖潤子等気になる作家作品がギッシリ。
1点1点じっくり鑑賞してるとあっというまに時間は過ぎていった。
これはえらいこっちゃと腰を据えて見始める。
桑田卓郎の巨大でビビッドな陶製作品も存在感が凄い。
かなり1室目でお腹がいっぱいになってきたw。
A.A.Murakami「水中の月」はポコポコとユックリ泡の実が生まれては零れ転がる様にみとれる。
ズガ・コーサクとクリ・エイトの段ボールでの六本木地下鉄出口はけっこう口がほころぶ。
ほか面白いのもあったけど、段々と歴史的・社会的だったり、コミュニティ活動とかになると、わからなくは無いけど「どうなんだ?」とは思う。
最後のAIによる人生ゲームみたいのは「????」の気持ちで終わった。
一番初めの部屋と後半のギャップが大きく、興味深くはあったけど脳が疲れたw。
それぞれなので全部が気に入る作品群では無いのはわかっている。それを含めての多様性なのだから。
でも後半「意味・意義」みたいなものを追いすぎて、ちょっと残念だった。
1月20日(火)10時15分入館混雑なし。一部を除いて撮影可。
4.0
土曜のお昼過ぎに行きましたが、混雑もなくゆっくり鑑賞することができました。
「時間は過ぎ去る」というテーマに沿ってか、過ぎ去った時間を振り返るような作品(子供時代というか、昭和時代というか)は少し学生の文化祭チックで、、こういうのもアートなんだと思いました。
抽象的で独創的な作品は、作者の説明書きを読まなくてはわからないものがほとんどで、まず見て何だこれは?の後で説明を読んで、また見てなるほどね~・・と楽しみました。
ブランデーを満たした『MITTAG』とか、シャボン玉ができる『水中の月』はインパクト大でしたが、材料も豪華でつい現実的な算段をしてしまうのでした。
こういう脳がすんなり受け入れなくて、ムムムム・・となるような現代アートは、脳にとても良い刺激になり、友人と行きましたので後で好き勝手な感想を言い合ったのがまた楽しかったです。
5.0
白濁した泡が出てくる部屋や六本木駅を作った展示とかは見ていておもしろいです。
アートに対しておもしろくないと思っている人が行っても楽しめると思います。
4.0
A.A.Murakami のドライアイスの入ったシャボン玉製造機(木?)が、ずっと見ていられるような不思議な魅力があった。シャボン玉が木の枝の先から作られるのだが、大きさも、飛んでいく速度も、はじけるまでの寿命も、一つとして同じものがなく、先にできたシャボン玉を乗り越えて行くものさえあり、人間社会のようでもある。これをずっと見ていると、時間の感覚がなくなっていく。シャボン玉はすぐに消えてしまうが、営みは永遠なのだ。
カリフォルニア山火事で被災したKelly Akashi は手をかたどった作品が多いが、印象に残ったのは網状になったガラス細工で、とてもフラジャイルなのだが、てっぺんに草が生えていて、弱さの中の生命力を感じさせる。
文化祭で作ったお化け屋敷のような楽しい作品もあった。だまし絵のようにまるでそこにあるかのような、地下鉄駅の光景を段ボールで作ってしまう。
ジョクジャカルタ在住の日本人による旧日本軍戦闘機を模した巨大凧。リサーチを進める中で、日本占領時代に「労務者」として農業に従事させられた人たちの記憶に関するインタビューも興味深く、現地の人を巻き込んで新しいことをやっている楽しさも伝わってくる。
バラエティに富んでいて、自分の興味という視点で見ると玉石混交になるが、時間と記憶というテーマに通じるお気に入りの作品が見つかると思う。
4.0
いろいろなテーマでの日本の現代美術が
地上53階の素晴らしい夜景とともに鑑賞できて
誘ったお相手も熱心に見入っていた。
ガラスの作品で、バックが夜景の空間に飾られていたアートは
自分も作品の中にいるような気分を味わわせてくれた。
メインビジュアルの、シャボン玉が
生まれては消えていく作品はやはり幻想的な時間に触れさせてくれる。
あとは地下鉄六本木駅をリアルに表現している作品が
3Dぽくて楽しめたり、
フェミニズムの作品だったり
難しいテーマのものも含まれていた。
でもあまり解説がないぶん、自由に作品をみたり、感じられる空間だったかと思う。
私たちが鑑賞させていただいた年の瀬もギリギリ12月30日はもちろん
会期中は、基本的には休館がないらしく31日も開館。
すごくぜいたくな環境。
アートを生み出す感性、つなぐ社会
そんなことを少しだけ考えるきっかけになった。
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