空の発見

渋谷区立松濤美術館

  • 開催期間:2024年9月14日(土)~2024年11月10日(日)
  • クリップ数:21 件
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香月泰男 《青の太陽》1969年 油彩、方解末、木炭・カンヴァス 山口県立美術館
松川龍椿《京都名所図屏風》(左隻)江戸時代後期 国立歴史民俗博物館 [右隻・左隻の展示替えあり]
前北斎改為一 《富嶽三十六景山下白雨》 江戸時代 木版多色刷 埼玉県立歴史と民俗の博物館 [後期展示]
ジョン・コンスタブル 《デダムの谷》1805-17年頃 油彩・カンヴァス 栃木県立美術館
武内鶴之助 《雲》1910-12年頃 パステル、紙 目黒区美術館
萬鉄五郎 《雲のある自画像》1912年 油彩・カンヴァス (公財)大原芸術財団 大原美術館
岸田劉生 《窓外夏景》1921年 油彩・カンヴァス 茨城県近代美術館
ホンマタカシ 《「TOKYO SUBURBIA 東京郊外」幕張ベイタウン、千葉県》1995-98年 発色現像方式印画 東京都現代美術館
阪本トクロウ 《ディスカバー》 2005年 アクリル、綿布 山梨県立美術館
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

私たちが毎日見ているはずの「空」。自明の存在に思われます。ところが日本美術の伝統的な障屛画では、黄金地や金雲などがその空間を占め、空を現実的に描く意識は希薄でした。泥絵や洋風画、浮世絵に多く「青空」が広がりだすのは、西洋の画法などの影響を受けた近世以降となります。

またそもそも、私たちの視点は通常、地上の活動に向けられ、「空」が主役となることは稀です。翻って「空」が大きく描かれるとき、それは震災や戦争などの地上の異変の表象ともなりました。

現代、かつては従属的であった「空」を中心に据えることで、表現に活路を見出すアーティストたちも現れました。見えているけど、見えていない。本展は、こうした日本の「空」の表現の変遷を通じて、そこに写し込まれる私たちの認識の揺らぎを浮かび上がらせようとするものです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年9月14日(土)~2024年11月10日(日)
  • ※会期中、一部展示替えあり
会場 渋谷区立松濤美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区松濤2-14-14
時間 10:00~18:00
  • ※毎週金曜日は20:00まで
    (最終入館はいずれも閉館30分前まで)
休館日 月曜日、9月17日(火)、24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
※ただし9月16日、23日、10月14日、11月4日は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
大学生 800円(640円)
高校生・60歳以上 500円(400円)
小中学生 100円(80円)
  • ※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
    ※土・日曜日、祝休日は小中学生無料
    ※毎週金曜日は渋谷区民無料 
    ※障がい者及び付添の方1名は無料
    ※入館料のお支払いは現金または渋谷区キャッシュレス決済アプリ「ハチペイ」のみとなっております
TEL03-3465-9421
URLhttps://shoto-museum.jp

渋谷区立松濤美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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香月泰男 《青の太陽》1969年 油彩、方解末、木炭・カンヴァス 山口県立美術館

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