EXHIBITION

渋谷区立松濤美術館 開館40周年記念
白井晟一 入門

渋谷区立松濤美術館

  • 開催期間:2021年10月23日(土)〜2022年1月30日(日)
  • クリップ数:17 件
  • 感想・評価:3 件
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《懐霄館(親和銀行電算事務センター)》1973-75 年 撮影:柿沼守利
《白井晟一 ポートレイト》 白井晟一研究所蔵
《ドイツ留学時代の白井晟一》 1928-32年頃 白井晟一研究所蔵
《嶋中山荘(夕顔の家)》1941年 白井晟一研究所
《河村邸(旧近藤浩一路邸)》1935-36年 白井晟一研究所
《秋の宮村役場》1950-51年 撮影:間世潜 協力:はこだてフォトアーカイブス
《渡部博士邸(試作小住宅)》1953年 撮影:平山忠治
《煥乎堂》1953〜54年 撮影:間世潜 協力:はこだてフォトアーカイブス
《滴々居》1951年~ 白井晟一研究所
《親和銀行東京支店》1962-63年頃 白井晟一研究所
《石水館(静岡市立芹沢銈介美術館)》 1979-81年 撮影:古舘克明
《原爆堂》建築パース 1955年 白井晟一研究所
《掃塵》 白井晟一研究所蔵
《中央公論社 中公文庫装丁デザイン画》 白井晟一建築研究所(アトリエNo.5)
《渋谷区立松濤美術館》外観 撮影:村井修
《渋谷区立松濤美術館》地下1階展示室 撮影:村井修
《渋谷区立松濤美術館》中央吹き抜け 撮影:村井修
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

白井晟一(1905~1983)は京都で生まれ、京都高等工芸学校(現京都工芸繊維大学)図案科卒業後、ドイツで哲学を学ぶなど異色の経歴をもつ建築家です。林芙美子などと交流した滞欧期を経て帰国後、義兄の画家・近藤浩一路の自邸の設計を手掛けたことを契機に独学で建築家への道に進みました。

その後「歓帰荘」「秋ノ宮村役場」といった初期の木造の個人住宅・公共建築から、「親和銀行本店」「ノアビル」「渋谷区立松濤美術館」など後期の記念碑的建築まで、多くの記憶に残る作品を残しました。そのユニークなスタイルから哲学の建築家などとも評されてきました。

一方で、建築以外の分野でも才能を発揮し、多くの装丁デザインを手がけ、そのなかには「中公新書」の書籍装丁など現在まで使用されているものもあります。また著作や、書家としての活動など、建築の枠組みを超え、形や空間に対する思索を続けました。

本展は、初期から晩年までの白井建築や、その多彩な活動の全体像にふれる、いわば白井晟一入門編として構成するものです。

第1部では白井晟一の設計した展示室でオリジナル図面、建築模型、装丁デザイン画、書などを、白井晟一研究所のアーカイヴを中心に展示し、その活動をたどります。第2部では、晩年の代表的建築のひとつである松濤美術館そのものに焦点をあてます。長年、展示向けに壁面等が設置されている展示室を、白井がイメージした当初の姿に近づけ公開します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年10月23日(土)〜2022年1月30日(日)
  • 第1部/白井晟一クロニクル
    2021年10月23日(土)~12月12日(日)
    第2部/Back to 1981 建物公開
    2022年1月4日(火)~1月30日(日)
    ※土日祝日・最終週は日時指定制:新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、土・日、祝日、および最終週(第1部12/7~12/12、第2部1/25~1/30)は「日時指定制」を予定。詳細は美術館の公式サイトで最新情報をご確認ください
    ※会期中、一部展示替えがあります。
会場 渋谷区立松濤美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区松濤2-14-14
時間 10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
11月4日(木)、1月11日(火)
※ただし、1月10日は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
大学生 800円(640円)
高校生・60歳以上 500円(400円)
小中学生 100円(80円)
  • ※( )内は渋谷区民の入館料
    ※土・日曜日、祝休日は小中学生無料
    ※毎週金曜日は渋谷区民無料 
    ※障がい者及び付添の方1名は無料
    ※リピーター割引:観覧日翌日以降の本展会期中、有料の入館券の半券と引き換えに、通常料金から2割引きで入館できます
TEL03-3465-9421
URLhttps://shoto-museum.jp

渋谷区立松濤美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

渋谷区立松濤美術館 渋谷区立松濤美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

創造性が光る

週末でしたので事前予約で入館。やや専門的な感じなので、来館者も若い人から高齢の方まで幅広いですが、皆建築関係に造詣が深そうで、会話を聞いていると専門的な感じでした。まず上階からの展示で白井氏の足跡を辿ります。設計図や写真が多いのですが、それぞれのキャプションがびっちりで結構時間がかかります。独創的で独特の作風ですが、残念なのは実在する建築物があまり多くないことです。地階は実際には作成できなかった建物のCGが見られました。地階の解説を読んで、改めて2階を見に行くことになりました。見終えて出ると、松濤美術館の外観をみな撮影していました。

4.0

想いある、力強い建築

松濤美術館は小さいながらも独特の空気を感じるのは白井晟一の建築であるからでしょう。その建築のなかで白井晟一の経歴を辿ることが出来る貴重な展覧会。建築だけでなく書や装幀デザインまで多彩な才能を知ることができ、普通の建築家ではないということがわかります。作家の林芙美子との関係も印象に残りました。林芙美子が亡くなった直後に造られた秋田の温泉に「浮雲」と言う名を付けれたのも感慨深いです。前期展示で、その活動を紹介し、後期展示では松濤美術館そのものに焦点を当てるとのこと。後期展示が楽しみです。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん

5.0

えっ!気付かなかった、天井や蛇口!

白井は哲学を専攻し建築は独学で学んだだけあって本人の思想が詰まった建築物が沢山。個人邸はほぼ残っていないようで残念です。
特にユニークな「親和銀行本店」はさながら美術館の様。また、「原爆堂計画」のCG動画も感動的。巨匠の傍らには優秀な人材も居るんです。
忘れちゃいけないのは松濤美術館。エントランスの天井気付かなかった!階段室の美しい造形。中央吹き抜けの泉。そして、以前から不思議だった入口右手に有る蛇口?今回そばで見て感激!
後期、美術館内巡りであの渡り廊下渡れるんでしょうか?渡りたい!

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