没後120年 エミール・ガレ展
奇想のガラス作家

渋谷区立松濤美術館

  • 開催期間:2024年4月6日(土)~2024年6月9日(日)
  • クリップ数:43 件
  • 感想・評価:7 件
没後120年 エミール・ガレ展 奇想のガラス作家 渋谷区立松濤美術館-1
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エミール・ガレ 《花器(アザミ)》 1900年 個人蔵
エミール・ガレ 《花器(オダマキ)》 1898-1900年 ヤマザキマザック美術館蔵
エミール・ガレ肖像写真 1989年
エミール・ガレ 《月型小物入れ》 1880-84年 個人蔵
エミール・ガレ 《猫型置物》 1865-90年代 松江北堀美術館蔵
エミール・ガレ 《脚付杯》 1889年 個人蔵
エミール・ガレ 《花器「地質学」》 1889年 個人蔵
エミール・ガレ 《蓋付函》 1882年頃 個人蔵
エミール・ガレ 《花器(プリムラ)》 1900年頃 個人蔵
エミール・ガレ 《ランプ(ツバメ)》 1902-04年頃 個人蔵
エミール・ガレ 《花器(ソテツ)》 1900-04年頃 個人蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

エミール・ガレは、19世紀末のヨーロッパで花開いた装飾芸術運動「アール・ヌーヴォー」の旗手のひとりとして知られる工芸家です。ガレは、草花、昆虫などをモティーフにした美しい曲線と鮮やかな色彩が特徴のガラス作品を数多く制作し、ガラス工芸を芸術に高めた作家でした。可憐でありながら、エネルギーみなぎるガレの作品は、日本でも人気が高く、国内の多くのコレクターから愛されてきました。

ガラスの天才・ガレの没後120年を記念して開催される本展は、これまで紹介される機会が少なかった国内の個人コレクター所蔵の貴重な作品を中心にガレの足跡を紹介していきます。

芸術はもとより、文学、植物、鉱物などの幅広い知識を有しながら、それを生かしてガラス作家、アートディレクター、植物学者として多彩な活動を展開したガレ。多岐にわたる仕事の中で自然美を追求していく情熱と信念を持ち続けたガレの生き方は、さまざまに変化する時世を生きる現代の私たちに大きな力を与えてくれるでしょう。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年4月6日(土)~2024年6月9日(日)
  • ※会期中、展示替えあり
    前期:2024年4月6日(土)~2024年5月6日(月・休)  
    後期:2024年5月8日(水)~6月9日(日)
会場 渋谷区立松濤美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区松濤2-14-14
時間 10:00~18:00
休館日 月曜日、4月30日(火)、5月7日(火)
※ただし4月29日、5月6日は開館
観覧料 一般 800円(640円)
大学生 640円(510円)
高校生・60歳以上 400円(320円)
小中学生 100円(80円)
  • ※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
    ※土・日曜日、祝・休日は小中学生無料
    ※毎週金曜日は渋谷区民無料 
    ※障がい者及び付き添いの方1名は無料
    ※入館料のお支払いは現金または渋谷区キャッシュレス決済アプリ「ハチペイ」のみとなっております
TEL03-3465-9421
URLhttps://shoto-museum.jp
芸術はもとより、文学、植物、鉱物などの幅広い知識を有しながら、それを生かしてガラス作家、アートディレクター、植物学者として多彩な活動を展開したガレ。多岐にわたる仕事の中で自然美を追求していく情熱と信念を持ち続けたガレの生き方は、さまざまに変化する時世を生きる現代の私たちに大きな力を与えてくれるでしょう。

渋谷区立松濤美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

渋谷区立松濤美術館 渋谷区立松濤美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

ガレの魅力満載、充実の内容

エミール・ガレ、オンリーの展覧会でも、那須の美術館や、2017ポーラ美術館や、今年のみなとみらい美術館だけでなく、結構色々観て来ていると思うのですが、今展、なかなかに素晴らしかったです。
この日平日の11時少し前、美術館に着くと、入り口前に20人以上の行列。こちらにお並びくださいの札がたてられていて、開館の時間を間違えた? かと思ったくらいです。今まで随分松濤さんには来させていただいていますが、初めてのことでした。会期末ではありますが、流石ガレ、すごい人気なんだなと‥。でも、別に入場制限されていた訳ではなかった様で、7-8分程で入館出来ました。中は、それなりに観覧者は多めでしたが、特別に混雑と言うこともなく、観辛いこともなく、小さい作品から大きめの作品まで、一点一点じっくり観ることが出来ました。皆さん書かれていますが、アールヌーボー前の作品の充実、ガラス以外の陶器や家具などがしっかりとりあげられていて、ガラス作家、アートディレクター、植物学者と多岐にわたる仕事の中で、自然美を追求していくガレの情熱や愛がヒシヒシと伝わって来ました。ガレの魅力満載。本当に見どころ十分で、キャプションもとても良かったです。よく、2階ホールでVTRがあったりしていますが、今回はなかったので少しだけ残念です。エントランスホールにいた陶器のねこちゃんのみは、撮影可でした。
来年サントリー美術館さんでの「エミール・ガレ:憧憬のパリ」展も楽しみにしています。

5.0

アール・ヌーヴォー以前の作品が印象的

アール・ヌーヴォー以前の作品が充実しており、え?これがガレ?という驚きから始まりました。エナメルの絵付けは繊細、大きなセミはリアルすぎてちょっと怖い・・・エジプトをテーマにした植込鉢はキンキラ金でびっくり。犬や猫の置物は柄がかわいい。

個人蔵が多く、モチーフも技法も様々な作品が集まってました。北斎漫画からとったカエルもガレの手にかかれば超リアル、茄子の形のランプ、伊万里風の絵付け、月光色ガラスの冴え冴えとした透明感、ウランガラスの神秘的な発色、一人の人が考えたと思えないくらい多様で、ステキがあふれてました。ガレの引き出しは底なしですね。

写真撮影は、会場入り口のパネルとロビーの置物のみ。会期末が近いためか、結構、混んでました。

THANKS!をクリックしたユーザー
uchikoさん

5.0

良かったです

松濤の町並みを見ると共に足を運んでみました。区立ということで料金も安く美術館の建物を鑑賞。エミールガレ展も素敵なガラスの花器など見ごたえあるものでした。点数も多かったです。渋谷駅から散歩しつつ距離も程良かった。

4.0

オタクのアーティスト

会期末までの日数が少なくなってきたためか、テレビでも紹介がされているためか、平日でもかなり混雑していました。

写真撮影は基本禁止、唯一撮影OKの作品は、エントランスホールに一体だけ展示された陶器製の猫型置物。
身体に小花が咲いた植物が散りばめられているのがミソでしょうか?
なんで猫に花? こんな猫いないよ!! と言いたくなる作品。
本展の展示物を観ても分かりますが、エミール・ガレの作品には、植物や昆虫、動物などの自然のモノがたくさん用いられているんです。

自然の造形に美を見出していたんだろうなと想像すると共に、基本は好きなんだろうな・・・と。
だって、ヘラクレスオオカブトを描いた香炉なんて、ふつうは作ろうとしないし。
必ずしも美しいとは言えず、グロテスクな印象の昆虫も・・・。
貝の化石を埋め込んだ作品もありました。
アール・ヌーヴォーは自然との調和がコンセプトですが、ガレはとにかく自然オタクです。

THANKS!をクリックしたユーザー
akisallyさん、Sukekiyo-Acckermanさん

4.0

素敵な美術館

渋谷区立松濤美術館へ初めて訪問しました。
建築物自体もとても素敵でした。
作品は今まで見たことの無い様な作品も沢山展示されていて、作り方も本当に様々な手法がある事を知り、理解する事は難しいですがそいうことを知る事ができて良かったです。

作品は個人所有の物が多く、古い時代のものが綺麗に現存している事が素晴らしいと思いました。そういった個人所有の物などをこれだけたくさん集めて展示することがどんなにか大変な事だろうと思うと気が遠くなりました。
美術館自体も素敵でとても良い体験が出来ました。
渋谷区立の美術館なのでこんなに手軽な金額で堪能出来たことにも感謝です。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

3.0

初期作品の方が面白い!

見慣れたアール・ヌーヴォー作品より、透明のガラスに風景や植物を描いた作品の方が断然面白かった。透明なので反対側に描いた絵も見えて、そこだけ遠近感が楽しめる。

一番の衝撃作品は位牌型の花器!
日本趣味が高じて柄や形をいろいろ取り入れていたようだけど、花器にしてしまう先入観の無さと、作品としての違和感の無さにビックリ。
万博の功績の大きさを感じますね。

THANKS!をクリックしたユーザー
アバウトさん、uchikoさん、morinousagisanさん

3.0

知らないガレで足跡を知る

金彩・エナメル彩の作品や陶器の作品、ガレ?と思う作品群から始まるのでちょっと戸惑う。
私が想像していたアールヌーボーのガラス作品に至るまでのガレが結構多い。。

同じようなデザインでも陶器だとなんだか不思議な違和感。
家具はなかなかの面白さだった。
2階会場になると知ってるガレになるけど、すこしいつもの「ガレ展」と違う作品が多い気がした。

知らないガレの足跡を知ると言う意味で興味深かった。
もちろん知ってるガレの展示もあります。

4月25日・3時半入館。混雑無し。撮影不可。

THANKS!をクリックしたユーザー
アバウトさん

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出展作品・関連画像IMAGES

エミール・ガレ 《花器(アザミ)》 1900年 個人蔵

エミール・ガレ 《花器(オダマキ)》 1898-1900年 ヤマザキマザック美術館蔵

エミール・ガレ肖像写真 1989年

エミール・ガレ 《月型小物入れ》 1880-84年 個人蔵

エミール・ガレ 《猫型置物》 1865-90年代 松江北堀美術館蔵

エミール・ガレ 《脚付杯》 1889年 個人蔵

エミール・ガレ 《花器「地質学」》 1889年 個人蔵

エミール・ガレ 《蓋付函》 1882年頃 個人蔵

エミール・ガレ 《花器(プリムラ)》 1900年頃 個人蔵

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