4.0
「〇〇の手帖」と「〇〇画報」を連想
原画の微妙な色合いが美しく、スタイル画を形にしたサーキュラースカートや浴衣、人形も展示され、充実してました。
展示の中心は中原氏が創刊した雑誌で、原画や雑誌の内容、付録が並んでいます。
表紙の少女、女性は吸い込まれそうな大きな瞳、きりっとした眉に、「ローマの休日」のヘプバーンみたい。
スタイル画を見て、自分で「きもの」や小物を作れてしまうんだ、とびっくり。
小女雑誌の付録の国旗や花のカード、啄木の短歌のカルタに、ハイレベルな付録!外見だけでなく教養(内面)も大事ってことね、と思ったり。
装いだけでなく、日々の生活の参考になるような雑誌の内容に、「〇〇の手帖」と「〇〇画報」みたいだわ、と思いました。
マイ・ベストスリー
・蝶々夫人(絶筆):色使いが素晴らしい
・人形「花束」:ドレスが超絶技巧
・シンデレラ姫:切り絵風なのか切り絵なのかわかりませんが、繊細で素敵