この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
5年ほど前、スウェーデンを拠点に活動するガラス作家・山野アンダーソン陽子が、「自らのガラス作品を本にしてはどうか」と言われたことをきっかけに、「Glass Tableware in Still Life(静物画のなかのガラス食器)」というアートプロジェクトがはじまりました。
それはとてもユニークなプロセスで成り立っています。まず画家が描いてみたいガラス食器を言葉で伝え、その言葉を解釈して山野がガラスを吹き、出来上がったガラス食器を見ながら画家が絵を描く。その後、写真家・三部正博が画家たちのアトリエを訪れて写真を撮り、デザイナー・須山悠里が本をデザインしました。スウェーデンとドイツ、日本を舞台にくり広げられたプロジェクトは、そうして生まれたガラス食器と絵画、写真を目にしてもらう機会を作りたいという思いから本展の実現につながりました。
宙吹きならではのわずかな歪みがうつくしいクリアーガラスの食器、画家たちによる親密な絵画、浮遊感をたたえたモノクロームの写真。それぞれの作品が語りだす声に耳をかたむけ、ストーリーをつむいでみてください。
◆ 写真
三部正博
◆ 絵画
アンナ・ビヤルゲル、アンナ・カムネー、イルヴァ・カールグレン、イェンス・フェンゲ、カール・ハムウド、ニクラス・ホルムグレン、CM・ルンドベリ、マリーア・ノルディン、レベッカ・トレンス、石田淳一、伊庭靖子、小笠原美環、木村彩子、クサナギシンペイ、小林且典、田幡浩一、八重樫ゆい、ほか
◆ 映像
センナイ・ベルへ
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年1月17日(水)~2024年3月24日(日) |
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会場 |
東京オペラシティ アートギャラリー
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展示室 | ギャラリー 1, 2 |
住所 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 |
時間 |
11:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
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休館日 |
月曜日 (祝日の場合は翌火曜日)、 2月11日(日・全館休館日) |
観覧料 | 一般 1,400円(1,200円) 大・高生 800円(600円) 中学生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.operacity.jp/ag/ |
東京オペラシティ アートギャラリーの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
巡回展TRAVELING EXHIBITION
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。
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出展作品・関連画像IMAGES

三部正博《木村彩子のアトリエに佇むガラス食器》2021

三部正博《伊庭靖子のアトリエに佇むガラス食器》2021

三部正博《ニクラス・ホルムグレンのアトリエに佇むガラス食器》2022

三部正博《イルヴァ・カールグレンのアトリエに佇むガラス食器》2022

木村彩子《Stem for pink / 7 May》2021

伊庭靖子《untitled 2021-15》2021

ニクラス・ホルムグレン《Anusha, double》2021

イルヴァ・カールグレン《the difference is spreading #2》2021

カール・ハムウド《Still Life With Books and Glass》2021