ガラスの器と静物画
山野アンダーソン陽子と18人の画家

東京オペラシティ アートギャラリー

  • 開催期間:2024年1月17日(水)~2024年3月24日(日)
  • クリップ数:22 件
  • 感想・評価:5 件
ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家 東京オペラシティ アートギャラリー-1
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三部正博《木村彩子のアトリエに佇むガラス食器》2021
三部正博《伊庭靖子のアトリエに佇むガラス食器》2021
三部正博《ニクラス・ホルムグレンのアトリエに佇むガラス食器》2022
三部正博《イルヴァ・カールグレンのアトリエに佇むガラス食器》2022
木村彩子《Stem for pink / 7 May》2021
伊庭靖子《untitled 2021-15》2021
ニクラス・ホルムグレン《Anusha, double》2021
イルヴァ・カールグレン《the difference is spreading #2》2021
カール・ハムウド《Still Life With Books and Glass》2021
ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家 東京オペラシティ アートギャラリー-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

5年ほど前、スウェーデンを拠点に活動するガラス作家・山野アンダーソン陽子が、「自らのガラス作品を本にしてはどうか」と言われたことをきっかけに、「Glass Tableware in Still Life(静物画のなかのガラス食器)」というアートプロジェクトがはじまりました。

それはとてもユニークなプロセスで成り立っています。まず画家が描いてみたいガラス食器を言葉で伝え、その言葉を解釈して山野がガラスを吹き、出来上がったガラス食器を見ながら画家が絵を描く。その後、写真家・三部正博が画家たちのアトリエを訪れて写真を撮り、デザイナー・須山悠里が本をデザインしました。スウェーデンとドイツ、日本を舞台にくり広げられたプロジェクトは、そうして生まれたガラス食器と絵画、写真を目にしてもらう機会を作りたいという思いから本展の実現につながりました。

宙吹きならではのわずかな歪みがうつくしいクリアーガラスの食器、画家たちによる親密な絵画、浮遊感をたたえたモノクロームの写真。それぞれの作品が語りだす声に耳をかたむけ、ストーリーをつむいでみてください。

◆ 写真
三部正博

◆ 絵画
アンナ・ビヤルゲル、アンナ・カムネー、イルヴァ・カールグレン、イェンス・フェンゲ、カール・ハムウド、ニクラス・ホルムグレン、CM・ルンドベリ、マリーア・ノルディン、レベッカ・トレンス、石田淳一、伊庭靖子、小笠原美環、木村彩子、クサナギシンペイ、小林且典、田幡浩一、八重樫ゆい、ほか

◆ 映像
センナイ・ベルへ

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年1月17日(水)~2024年3月24日(日)
会場 東京オペラシティ アートギャラリー Google Map
展示室ギャラリー 1, 2
住所 東京都新宿区西新宿3-20-2
時間 11:00~19:00 (最終入場時間 18:30)
休館日 月曜日 
(祝日の場合は翌火曜日)、
2月11日(日・全館休館日)
観覧料 一般 1,400円(1,200円)
大・高生 800円(600円)
中学生以下 無料
  • ※( )内は各種割引料金
    ※障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料
    ※割引の併用および入場料の払い戻しはできません
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.operacity.jp/ag/

東京オペラシティ アートギャラリーの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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巡回展TRAVELING EXHIBITION

ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

2.0

ガラスの作品が少なすぎる。

企画内容自体は面白いと思う。
だけど「ガラスの器」を謳っているなら、いくらなんでももう少し展示数がないと厳しい。
しかも展示してあるガラスが超がつくほどシンプルで、メインビジュアルにあるような形としては平凡なグラス、とかのオンパレードで・・・。
「うーん、どう見たら楽しくなるんだ??」と現地で悩んでしまいました。
もちろん手で作るガラスの作品は大量生産のものとは全然違う個性があるのは承知ですが、あまり特徴がないものが多く・・・。
作品集の出版記念とのことですが、むしろ本の方がしっくりきてました。
ということは、やはり見せ方=空間演出にもうひとひねりか、あるいはそれとは別に最後のあたりでこれまでの作品をどどん!と見せて頂くとか、何かないとあのだだっ広い空間ではちょっときつかったです。
小さめのギャラリーでの展示だったら面白く観れたかもしれません。
うーん、勿体ない!

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、karachanさん、uchikoさん、Sukekiyo-Acckermanさん

2.0

ガラスの器アート伝言ゲームの世界

日本とスウェーデン、ドイツのアーティストによる、ガラスの器を題材にした、ちょっと変わったコラボ展覧会。まず画家が描いてみたいガラス食器を言葉で伝え、その言葉を解釈して山野がガラスを吹き、出来上がった作品を見ながら画家が絵を描きます。その後、写真家の三部正博が画家たちのアトリエを訪れて写真を撮り、デザイナーの須山悠里が本をデザイン。ということらしいです。ガラスの器アート伝言ゲームの世界ですね。
私は一応、ガラスの器は好きです。またそれを絵にするのも好きです。ガラスの、また中の水の質感やら反射やら、を描くという挑戦が、ど素人にはなかなか楽しいものです。でICCのお隣のこの展覧会にも立ち寄りました。会場には吹きガラスの器作品とそれを描いた作品とアトリエを写した写真が三点セットで展示。でもその展示場所は次第にずれて‥、ちょっとあれれ、という感じになるのが面白さだったりもしました。で、事の発端にして最終形態のはずの「アートブック」は何処?? は展覧会の図録でした。クリアなガラスの器の落とす影も面白いですし、絵になったとき確かにそれに違いないのに全く違う雰囲気を纏った存在になっているのも面白かったりします。来る前に思っていたのとはずいぶん違っていましたが、これもありかな? の展覧会でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

5.0

素敵なコラボレーション

ガラスが好き!卒業制作もグラス描きまくりました!
山野さん存じ上げないけど(ごめんなさい?)、
とてもおもしろそうだから
行ってみよう♪と行ってきました。
会場もおしゃれで、写真撮りまくりました!
気に入ったのだけと決めていても
どれも好みでだめでした?
オペラシティアートギャラリーは
天井が高く、作品もひとつひとつに
たっぷり空間をとっていて
作品の世界観が広がります。
初日の一時頃、とても空いていて
ゆっくりじっくり観ることが
できました?

素敵な画集がありました!!
これは買いだわ✨とショップにいったら
9900円、、ちょっと、ちょっと考えます⤵️

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アバウトさん

2.0

意識高い系展示

面白そうで期待していた展覧会なのですが今ひとつ合わなかったようです。
いやガラス作品はイイんですよね、シンプルな造形で影すらも美しいし、欲しいくらい。
ただコラボ作業がいただけないというかピンとこないというか、こう鼻に付く感じ。
広い会場を贅沢に使った意識高い系展示、上澄みを掬っただけの訴えかけてくるものが少ない。
もっとこう清濁併せ呑むようなキレイなだけじゃない迫ってくるようなものが欲しい。
すべて写真撮影可能。

THANKS!をクリックしたユーザー
komagatayaさん、morinousagisanさん

5.0

ガラス作家と画家と写真家の共同作業で出来上がった美術展でした

吹きガラスの器とその器を描いた静物画、そしてその静物画を描いた画家のアトリエにある描かれたガラスの器を撮影した写真の3点セットで出来上がる展覧会でした。

ガラス食器のアートブックを作る、というプロジェクトがあって、その延長線上にあるのが、この展覧会だそうです。印刷物が、リアルな器と絵、写真のプリントとして蘇る感じでしょうか。

スウェーデン在住のガラス作家、山野アンダーソン陽子が、画家に依頼して、静物画に描きたいガラスの器について言葉でリクエストしてもらい、その言葉に沿ってガラスの器を造った、というあたりも面白い。画家はスケッチを送るのではなく、あくまでも言葉で指定することになる。

見所はいくつかあるのでしょうが、まずはガラスの器のシンプルな形にひかれました。そしてそのシンプルなグラスを白い台に置いて、スポットライトを当ててできる影がなかなか複雑で、とても面白い。絵画については、ほぼ知らない作家で初めて見るタイプ絵が多いのもうれしい限り。特にスウェーデンの作家は一切知らないので、いい体験です。そして、そこにアトリエの写真が入るというのも興味深い。さながら、ガラス作家と画家の関係を写真家が証人として介在するような感じです。写真も大判で撮影したモノクロで、いい質感です。

えーと写真撮影はOKでした。そして、常設展は静物画をテーマにしていて、これもなかなか。さらに新人作品の展示は抽象画で、味わいが変わってよかったです。多種多様なタイプの絵を鑑賞できて、得した感じです。

ちなみに、この展覧会は、広島市現代美術館と東京オペラシティ アートギャラリー、熊本市現代美術館を巡回するのですが、会場ごとに展示の方法は違うそうですので、既に終わっている広島市現代美術館の展示を見た方も、見る価値はあるようです。というわけで、広島市現代美術館の展示を拝見できなかったことを悔やみながら、熊本市現代美術館での展示は見てみたいと思う今日この頃です。

THANKS!をクリックしたユーザー
アバウトさん、黒豆さん、uchikoさん、morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

三部正博《木村彩子のアトリエに佇むガラス食器》2021

三部正博《伊庭靖子のアトリエに佇むガラス食器》2021

三部正博《ニクラス・ホルムグレンのアトリエに佇むガラス食器》2022

三部正博《イルヴァ・カールグレンのアトリエに佇むガラス食器》2022

木村彩子《Stem for pink / 7 May》2021

伊庭靖子《untitled 2021-15》2021

ニクラス・ホルムグレン《Anusha, double》2021

イルヴァ・カールグレン《the difference is spreading #2》2021

カール・ハムウド《Still Life With Books and Glass》2021

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