この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
「山野さんのガラス作品を本にしてみたらどうでしょう。」 この一言がきっかけになって、「Glass Tableware in Still Life(静物画のなかのガラス食器)」というプロジェクトがはじまりました。
自身で描いてみたいガラス食器について、画家がガラス作家・山野アンダーソン陽子に言葉で伝える。その言葉に応答して山野がガラスを吹き、出来上がったガラス食器を見ながら画家が絵を描く。その後、写真家・三部正博が画家たちのアトリエを訪れて写真を撮り、デザイナー・須山悠里が本をデザインする。スウェーデンとドイツ、日本を舞台にくり広げられたこのプロジェクトは、そうやって生まれたガラス食器と絵画、写真を多くの人に見てもらえればと、やがて本展へと導かれました。
宙吹きならではのわずかな歪みがうつくしいクリアーガラスの食器、画家たちによる親密な絵画、浮遊感をたたえたモノクロームの写真。それらの物が語りだす声に耳をかたむけ、それぞれのストーリーをつむいでみてください。
◆ ガラス
山野アンダーソン陽子。スウェーデンのストックホルムを拠点に活動するガラス作家。日本の大学を卒業後、北欧最古のガラス工場であるコースタ内の学校で吹きガラスの手法を学び、その後スウェーデンの王立美術工芸デザイン大学にて修士課程を修了。クリアーガラスを探求し、スウェーデン、イギリス、日本などで作品を展開する。
◆ 写真
三部正博
◆ 絵画
石田淳一、伊庭靖子、小笠原美環、木村彩子、クサナギシンペイ、小林且典、田幡浩一、八重樫ゆい、アンナ・ビヤルゲル、アンナ・カムネー、イルヴァ・カールグレン、イェンス・フェンゲ、カール・ハムウド、CM・ルンドベリ、ニクラス・ホルムグレン、マリーア・ノルディン、レベッカ・トレンス ほか
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2023年11月3日(金・祝)~2024年1月8日(月・祝) |
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会場 | 広島市現代美術館 Google Map |
住所 | 広島県広島市南区比治山公園1-1 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 年末年始 12月27日~2024年1月1日 ※ただし2024年1月8日は開館 |
観覧料 | 一般 1,100円(850円) 大学生 800円(600円) 高校生・65歳以上 550円(400円) 中学生以下 無料
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TEL | 082-264-1121 |
URL | https://www.hiroshima-moca.jp/ |
広島市現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
巡回展TRAVELING EXHIBITION
- 東京都東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2024年1月17日(水)~2024年3月24日(日)会期終了 - 熊本県熊本市現代美術館
会期:2024年7月13日(土)~2024年9月23日(月・振)開催予定
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。
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