みちのく神仏ご一行様 京から江戸へ
10月に上洛した時に行きそびれた「みちのく いとしい仏たち」、東京展に行くしかないかとあきらめてたが、何とか会期ギリギリで再び京都へ行く機会ができて、真っ先に龍谷ミュージアムへと向かった。
JR京都駅から徒歩15分くらいで到着。平…readmore
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江戸時代、全国の寺院では、上方や江戸で造られた金色に輝く立派な仏像が、ご本尊として安置されました。
一方、小さなお堂や祠、民家の仏壇や神棚などには、その土地の大工さんやお坊さんたちの手による、素朴でユニークな仏像・神像がまつられ、人々に大切に護られてきました。
この展覧会では、青森・岩手・秋田の3県に伝わった約130点の仏像・神像を紹介します。みちのくの厳しい風土の中、人々の暮らしにそっと寄り添ってきた、やさしく、いとしい仏たちの、魅力あふれる造形をご覧ください。
【FEATURE|内覧会レポート】
人々の心に寄り添ってきた民間仏。素朴な姿から感じる祈り
会期 | 2023年9月16日(土)~2023年11月19日(日) |
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会場 | 龍谷大学 龍谷ミュージアム Google Map |
住所 | 京都府京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前) |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日、9月19日(火)、10月10日(火) ※ただし9月18日、10月9日は開館 |
観覧料 | 一般 1,600円(1,400円) 高大生 900円(700円) 小中生 500円(400円) 小学生未満 無料
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TEL | 075-351-2500 |
URL | https://museum.ryukoku.ac.jp/ |
10月に上洛した時に行きそびれた「みちのく いとしい仏たち」、東京展に行くしかないかとあきらめてたが、何とか会期ギリギリで再び京都へ行く機会ができて、真っ先に龍谷ミュージアムへと向かった。
JR京都駅から徒歩15分くらいで到着。平…readmore
5.0
頂いた招待券で友人と訪れました。
仏師さんによる仏像は今まで多く観てきましたが、今回はその土地の大工さんやお坊さんたちに彫られた魅力あふれる仏さんたちに出会えて、気がつくとウルウルしていました。
どの仏像神像も素敵でしたが、ポストカードを3枚購入しました。チラシやチケットにある兄川山神社の山神像、右衛門四郎作丸ぽちゃでカワイイ童子跪坐像、観音寺の如来立像です。如来立像はお顔がモアイのようで印象的でしたが、ポストカードでは全身でなく上部だけなのがとても残念です。
帰阪の前に京都駅からそのうちの1枚を自分宛てに投函しました。
数日後に届いて、また仏さんに出会えたのも素敵でした。
感想を上手にお伝えできなくて残念でしたが、みちのく いとしい仏たち を鑑賞させて頂く、とても貴重な機会を与えて頂きありがとうございました。
5.0
招待券をいただき楽しいひと時を過ごせました。
やはり山神様はスターです。
石像の小さな神様が愛しくてかわいいです。
十王達の個性豊かなこと!
馬頭観音は民俗学博物館で アフリカコーナーで見たようなお顔。
展示もユーモア溢れ楽しいものでした。
雨上がりの京都。アートアジェンダさんに招待券をいただき、母と二人出かける機会になりました。事前にこれは面白そうと感じたのは、プロの仏師の作ではないこと。神像・仏像の類型から自由な、より地域性のある、生の心の表出なのでは?と…readmore
5.0
なんで、このクオリティなの?と思ってしまいましたが(笑)、人々のいのりの本質を見た気がします。「ほとけ」となってはいますが、地元の人々の心の拠り所という感じがして、心にくるものがありました。それにしても、もっと出来たでしょうよ(笑)
4.0
大工やお坊さんなど仏師ではない人々によって作られた民間仏は、所謂「仏様」と私たちが想像する御姿とは違い、ユーモラスで可愛らしく素朴。
龍谷ミュージアム限定の音声案内(600円)をお借りし、より分かりやすく案内いただけました。
◆山神像 江戸時代 兄川山神社
チケットの表紙になっているお顔と首がとっても大きな仏様。なぜこのバランスなのかがとても不思議…
如来像+男神像。
◆厩猿像 江戸時代 二戸歴史民俗資料館
猿がモチーフ、左の像が持っているのは御幣、右側の像が持っているのは桃。
◆鬼形像・童子跪坐像 右衛門四良作
右衛門四良さんの作品が特に可愛らしかった!
童子跪坐像はこどもが「ごめんなさい、ごめんなさい」と前かがみになる姿を表すために、像が前後に揺れるようになっているとのこと。
亡くなった子どもだけれどお顔はふっくらと作られているのは、それを祭る・祈る人たちの想いが込められているから…
当時の人たちがどんな想いを込めてその像を作ったのか、その気持ちや背景が伝わってくる展示会でした。
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