2022年秋季特別展
千利休生誕500年 利休茶の湯の継承 

野村美術館

  • 開催期間:2022年9月10日(土)~2022年12月11日(日)
  • クリップ数:14 件
  • 感想・評価:4 件
2022年秋季特別展 千利休生誕500年 利休茶の湯の継承  野村美術館-1
2022年秋季特別展 千利休生誕500年 利休茶の湯の継承  野村美術館-2
2022年秋季特別展 千利休生誕500年 利休茶の湯の継承  野村美術館-3
織部 暦絵茶碗(前期展示)
胡銅鶴丸文透蓋置(前期展示)
仁清 羽子板香合(後期展示)
2022年秋季特別展 千利休生誕500年 利休茶の湯の継承  野村美術館-1
2022年秋季特別展 千利休生誕500年 利休茶の湯の継承  野村美術館-1
2022年秋季特別展 千利休生誕500年 利休茶の湯の継承  野村美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

十六世紀初頭に成立したと考えられる茶の湯は、その後も発展を続け千利休の活躍した時代、すなわち十六世紀末期になり「侘数寄」の理念が確立され、現在まで続く礎を築き上げます。

利休没後十七世紀になると、古田織部をはじめ小堀遠州、金森宗和・片桐石州など後世「茶匠」と称される人物がきら星の如く出現し、それぞれの茶の湯を展開していきます。その多くは前世紀とは異なり、より多くの人々に茶の湯を理解してもらい、また楽しんでもらうためにさまざまな工夫をします。

今回の展示ではこれらの茶匠たちの茶の湯を、遺された茶会記によって復元することを試みました。もっとも特定の茶会そのものを完全に復元することは困難ですので、それぞれの茶匠たちの茶会記を通じて、よく使われた類似の茶道具や、かれら自身の手になる、あるいは指導して作らせた茶道具を組み合わせて濃茶または薄茶の席を構成しています。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年9月10日(土)~2022年12月11日(日)
  • ※10月24日 (月) に全面的な展示替あり
会場 野村美術館 Google Map
住所 京都府京都市左京区南禅寺下河原町61
時間 10:00~16:30 (最終入場時間 16:00)
休館日 月曜日 
9月20日、10月11日
※9月19日、10月10日(月・祝)は開館
観覧料 大人 800円
高大生 300円
中学生以下 無料
団体(20名以上)600円
TEL075-751-0374
URLhttp://nomura-museum.or.jp/

野村美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

野村美術館 野村美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

少数精鋭でどれも素晴らしかった。

会期に間に合わず、今頃恐縮です。
こちらのサイトでフォロワーさん(利用者さん?)から教えて頂いて、初めて来訪致しました。感謝です♡
いや~、すごかったです、この美術館。ど素人でも肌で感じるくらいすごかった。
超エキスパートの方達の素晴らしい感想の中でお恥ずかしい限りですが、自分なんて「すご~」「うわ~」「かっこいい~」を呟くに終始しました。もう言葉がなかったです。
京都に行ったら毎回必ず行きたい美術館に登録、リピート決定。
美術館の収蔵録を買ってこなかったこと、大後悔しております。次回は絶対ゲットしてくる!
エキスパートはちゃらいことは書かないのでしょうが、自分はど素人なので、「胡銅麒麟香炉、超かわゆす♡」と記しておきます(笑)。

実は「茶の湯」展の後に行ったのですが、自分はこの小さな美術館でその3倍の感動を貰いました。
「茶の湯」展自体が、私のような素人にはハードルが高かったのは間違いないのですが、それでも心は正直なものですね。
次回訪れるのを今から心待ちにしております。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

REPORT

晩秋の京都で茶道具を愛でる

この秋の京都は久々にとっても賑わっている様で、「京都混んでる!」を何度も目にして先週は京都へ出かけるのを見合わせました。
もうそろそろ京都の紅葉も終わりかなぁと思いながら蹴上の駅を出て、トンネルをくぐって南禅寺方向へ
泉屋博…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
uchikoさん、さいさん

REPORT

利休没後、茶の湯はどう展開したか…を学べる展示

この展覧会は、利休没後の茶の湯がどのように受け止められ、発展し変化したか、展示作品を通して理解することを目的としたものである。
本展覧会において、次の時代背景をおおまかな流れとする…と。
 ・16c 初頭、茶の湯成立。
 ・16c末「…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
puffchumさん、さいさん
  • VIEW865
  • THANKS2
  • BY moca

4.0

「茶席飾」に・・・静かな展示室で茶道具にどっぷりひたる

混む前にと出かけてきました。
蹴上から南禅寺とまだまだ観光客は少ない。
聴こえてくるのは南禅寺界隈別荘群のお庭を剪定する鋏の音と疎水の流れる音。

千利休生誕500年秋の展覧会は、「わびすき」の理論が確立した利休没後の17世紀に活躍した茶匠たち
世の中も落ち着き、江戸時代となって寛永文化が花開きます。
17世紀の「茶匠」織部、遠州、石州と「きらぼ星の如く」と解説されています。
「へいげもの」の織部、「きれいさび」の遠州、武家茶の石州、姫宗和とよばれた金森宗和
に比して「乞食宗旦」とよばれた利休孫の宗旦の立ち位置はべつものであったのかもしれません。
17世紀に現れた「茶匠」は、独自の「茶の湯」の解釈を持ち、それは自ずと好みの茶道具にもあらわれたのでしょうか。

前後期で全面展示替えで、前期は宗旦、織部、遠州を中心に展示され、後期は宗旦、宗和、石州だそうです。
前期展示は、書状が多かったように思われます。
中央3つ独立ケースは「織部」「ノンカウ」「遠州七窯」と見比べてみると、やはり織部が強い個性を放っていました。
素人には『祥瑞茄子香合』が特別愛らしかったです。

地下の前期展示は「中国のやきもの」、ここでも染付や古染付、祥瑞にぐっ、グッと惹き寄せられて。

野村美術館さんのYoutubeに展示の解説がアップされています。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、ぷりんさん、さいさん

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織部 暦絵茶碗(前期展示)

胡銅鶴丸文透蓋置(前期展示)

仁清 羽子板香合(後期展示)

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