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2018年12月10日(月)~2019年3月8日(金)の期間、休館。次回の展覧会は2019年3月9日(土)より
野村美術館は、野村證券、旧大和銀行などの創業者 野村徳七(とくしち 1878-1945) のコレクションをもとに、1984年(昭和59年)に開館した。
野村徳七は、明治11年に大阪に生まれ、27歳で家業の両替商を継ぎ、有価証券売買の将来性に着目し、証券業をはじめ、金融・海外事業など多数の企業をおこし、野村財閥を築きあげた。戦前は貴族院議員としても活躍した。
一方で、得庵 (とくあん)と号して、茶の湯や能楽などに親しみ、南禅寺近くに別邸碧雲荘 (現在、非公開)を構え、趣味活動も展開させた。
現在、美術館では、得庵のコレクションであった茶道具・能面・能装束をはじめ、得庵の遺作も含めて約1700点を所蔵している。
そのなかには、重要文化財7点「伝紀貫之筆寸松庵色紙」「佐竹本三十六歌仙・紀友則」「清拙正澄筆秋来偈頌」「宗峰妙超筆 白雲偈頌」「雪村周継筆風濤図」「千鳥蒔絵面箱」「藤原定家筆讃岐入道集」や、重要美術品9点など指定美術品も含まれている。
野村美術館のある南禅寺周辺は、哲学の道や永観堂も近く、桜や紅葉の名所としても知られる。そのような環境にある美術館では、得庵コレクションを中心に、春季(3月上旬~6月上旬) と秋季(9月上旬~12月上旬) の年2回、毎回テーマをかえて展示している。
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