5.0
生と死を慈しむ作品群
スタートからセンセーショナルな「メメントモリ」でがっつりやられ息を呑む。
足を進めて、街や市井の人々を捉える視点に「あぁこの人は世界が愛おしいんだ」と気づく。
作品に添えられた文章もしっかり読んで欲しい。
荒野も渋谷のハロウィンの若者も、まるっと愛する目をもっているのだろう。
生も死も狂乱も抵抗も日常も報道写真とは違う「美」を追求している。
御尊父の臨終の写真は静かだけど圧巻。
著名人を除いて撮影可。
1/6(金)1時入館。日時予約制だけど予約無しでも余裕でした。
正直もったいないくらい空いていた。