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開放感
平日に訪問。入口で消毒、検温、氏名等の記入がありました。天気のせいかほとんど人はいませんでした。無料ということと、あまり聞いたことのない展示?ですので戸惑いました。最初の扇形の部屋と次の広い展示室は窓が全開になっていて、緑が美しく映えています。美術館はこんなに広いのか、と思いました。次の2部屋は過去の展覧会等の標示物やパンフレットなど。めったに見られない美術館の姿は新鮮でした。ちょっと物足りないですが無料だからいいか、と。
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世田谷区用賀駅から石畳の小道を歩いていくと、四季折々の変化が美しい、緑豊かな砧公園がある。その一角に、広大な公園の風景に馴染むように「世田谷美術館」が建つ。隣接のフレンチレストランをつなぐ光を取りこんだ回廊も感じが良い。
1986年3月30日に開館した世田谷美術館は、戦後日本を代表する建築家 内井昭蔵(1933~2002年)の代表作であり、この作品により毎日芸術賞や日本芸術院賞を受賞している。
世田谷美術館では、芸術を“心の健康を維持するもの”として位置づけると同時に、"芸術とは何か"といった根源的なテ-マのもと、分野に偏らない、幅広い視野で企画される展覧会や催し物、講座など様々な活動をとおして、“芸術”との出会いの場を提供している。
また、世田谷区という、他の地域に類を見ないほど芸術家が多く在住している特殊性をいかし、在住作家の作品調査,研究、収集活動を通じ、それらの作品を展覧会などで紹介している。
世田谷美術館は、近現代の作品を中心に、日本国内はもちろん、海外の作品など合わせてこれまで約16,000点の美術作品を収集する。なかでも、素朴派など国内外の近現代の作品や、世田谷区ゆかりの作家の作品はコレクションの大きな柱となっている。また、美食家で、書、器といった様な分野で才能を発揮した北大路魯山人の作品も充実したコレクションとなっている。
<国内外の近現代の作品>
世田谷美術館では、素朴派と呼ばれる作家たちの作品を多く収蔵している。素朴派を代表する画家 アンリ・ルソーは、税関吏とあだなされ、独学で絵の勉強をし、独特な画風で知られています。その他、イタリアの靴職人のオルネオーレ・メテルリなど、素朴派と呼ばれた人々は、画家とは別な職業をもっている人が多く、独学を基本とし、独自の表現世界をつくりあげている。その他、芸術の原点を問う作品を中心に、近代から現代までの優れた美術作品を収集する。
<北大路魯山人の作品>
北大路魯山人(1883-1959)
京都上賀茂に生まれる。書家として、豪商や、素封家の食客として放浪の旅をするうち、食に興味を持つようになる。1919年(大正8年)中村竹四郎と、美術骨董店「大雅堂芸術店」を開業。1921年(大正10年)に、会員制の食堂「美食倶楽部」を始め、料理とともにそれを盛る器も手がけるようになる。1925年(大正14年)には当時日本一の会員制料亭「星岡茶寮」がスタートする。1936年(昭和11年)竹四郎との間に溝が生じ、魯山人は茶寮を追放される。その後は、作陶に没頭し、『雅美生活』、『陶心雅報』、『独歩』などの小冊子を発行するなど多才な才能を発揮した。
世田谷美術館には、魯山人と交流のあった塩田岩治氏が所有されていた魯山人の書画から器まで157件の作品が寄贈されている。
<世田谷ゆかりの作家の作品>
関東大震災以降、世田谷区は鉄道の開通などによって様々な文化人が移り住むようになり、また、広いアトリエを求め、多くの美術作家も世田谷に拠点をおくようになる。彫刻家の菊地一雄、佐藤忠良、舟越保武、本郷新、柳原義達、画家の牛島憲之、須田寿、難波田龍起、向井潤吉らがメンバーの「白と黒の会」など作家同士の交流もさかんであった。二紀会の中心的存在の一人であった画家、宮本三郎も世田谷にアトリエがあり(現在は世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館として開館)、絶筆「假眠」を含む約4000点にのぼる宮本三郎の作品を収蔵している。現在も、絵画、彫刻、工芸、版画、写真といった様々な分野で活躍中の美術家が世田谷に居を構えており、世田谷美術館ではこうした幅広い分野の世田谷ゆかりの作家の作品を収集している。
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平日に訪問。入口で消毒、検温、氏名等の記入がありました。天気のせいかほとんど人はいませんでした。無料ということと、あまり聞いたことのない展示?ですので戸惑いました。最初の扇形の部屋と次の広い展示室は窓が全開になっていて、緑が美しく映えています。美術館はこんなに広いのか、と思いました。次の2部屋は過去の展覧会等の標示物やパンフレットなど。めったに見られない美術館の姿は新鮮でした。ちょっと物足りないですが無料だからいいか、と。
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