5.0
最澄と天台宗をもっと知りたくなりました
文化の日に行きました。
最澄展は有料でしたが、無料開放日だったからか、人は多めでした。窓口でチケット買えましたが、会場入口で10分ほど並びました。
特に、最初の部屋が混雑。映像解説もあり、足が止まります。
ここに、国宝「聖徳太子及び天台高僧像」(一乗寺蔵)全10幅もあって、11/3~7は原品展示でしたし…
これ、平安時代作ですが、保存状態も良く、それぞれのキャラクターも立っていて、とても惹きつけられました。
10幅の中に聖徳太子像があるのも興味深いです。
今年は、聖徳太子も遠忌1400年で、この夏「聖徳太子と法隆寺展」でも、太子をたくさん拝見しました。
聖徳太子って、非凡な能力のためか、どれもキリッとした表情が多いのですが、この太子は穏やかで一気にファンになりました。
今回の最澄展は、九州、京都へ巡回し、それぞれご当地感が演出されていているとか。
東博では、お隣の寛永寺や浅草寺からの出品があり、それらが信仰の場であることを再認識しました。
最後に、調布市の深大寺(じんだいじ)からは、慈恵大師(じえだいし)が、205年ぶりに寺外にお出ましになられています。インパクトあり過ぎで、記憶が飛びそうになるのでお気をつけて。