5.0
贅沢な企画
第2会場が圧巻でした。現地でもこんなに間近に、360度ぐるりと拝見できることはまずないと思います。仏像が静かにたたずむ空間は、博物館の中ですが荘厳で静謐な空間でした。
予約人数を絞っているのか、鳥獣戯画展よりもずっと空いていてました。グループ連れが会話しているとスタッフがすぐに声がけしてくれてました。
・伝橘夫人念持仏厨子 超絶技巧です。厨子の彩色も見事でした。
・南無仏舎利 仏舎利、小さくて単眼鏡が活躍。水晶がきれい
・御足印 ぶらぶら美術館で予習していたので、かすかな痕跡が判別できました
・舎利御輿 室町時代のもの。今でも式典に使われているとか。
・第2会場の仏像 後ろ姿も注目です
前期に行く予定でしたが緊急事態宣言が発令されたので、迷っているうちに後期に。
後期も素晴しかったのですが、前期限定の「天寿国繡帳」を見たかった。。。
ロビーで、百済観音と救世観音の8K映像、放映しています。迫力ありました。
企画室で、オリンピック関連の展示やってました。金栗四三のマラソン足袋や三島弥彦のシューズとウエアなどが展示、代々木の選手村の模型など、ドラマ「いだてん」を彷彿とさせる数々の品が。前回の東京オリンピックのポスターがずらりと並んで、いいなーと思いました。