この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
本展覧会では、練馬区立美術館の収蔵作品を中心に、若林奮と寺田真由美を、それぞれ個展形式で紹介します。
◆ 若林奮-Run and Rest-
若林奮(1936-2003)は、日本の現代彫刻を牽引した彫刻家として、国内外で高い評価を得ており、ヴェネツィア・ビエンナーレをはじめ各地で作品発表を重ね、個展が開催されています。主に鉄を素材として「自然」、「時間」、「空間」などに対する独自の観察や思索を抽象的な形態に表現しました。
練馬区立美術館では、2024年度に彫刻《Run and Rest》(1996年)、版画《GRASS》(1993年)、ドローイング、あわせて70点を寄贈を受けました。これらは、同館に初めて収蔵された若林作品群であり、かつ彫刻家の造形世界を紹介するにふさわしい質とボリュームを備えています。新収蔵作品を公開するとともに、若林の立体と平面を行き来する制作の一端に触れていただく機会として本展覧会を実施します。
◆ 寺田真由美-不在の存在-
ニューヨーク在住で、練馬区出身のアーティスト、寺田真由美(1958生)の個展を開催します。これまで35点にも及ぶ代表作の寄贈を受けました。寺田は、室内模型を作成し、まるで本物の一室のように見立てて撮影した内省的な雰囲気の写真作品を制作しています。そのほとんどが白を基調としたモノクロームでしたが、近年の作品には淡い色が表れています。
また、最近では石彫に挑戦し、創作の領域を広げています。初期の立体から、代表的な写真作品とその模型、そして彫刻と幅広く、寺田の制作活動を振り返ります。同館では、2010年に「PLATFORM2010 寺田真由美-不在の部屋」展を開催しており、本展覧会は16年ぶりの個展となります。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年7月25日(土)~2026年10月18日(日) |
|---|---|
| 会場 |
練馬区立美術館
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| 展示室 | 企画展示室1・2 |
| 住所 | 東京都練馬区貫井1-36-16 |
| 時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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| 休館日 |
月曜日、9月24日(木)、10月13日(火) ※ただし、9月21日(月・祝)、10月12日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 500円 高校・大学生および65~74歳 300円 中学生以下および75歳以上無料 障害者(一般)250円 障害者(高校・大学生)150円 団体(一般)300円 団体(高校・大学生)200円
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| TEL | 03-3577-1821 |
| URL | https://www.neribun.or.jp/museum.html |
練馬区立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
若林奮《Run and Rest》鉄、168.0×200.0×609.5cm、1996年(撮影=山本糾)
若林奮《106(1991.11.9.⑤)》鉛筆・紙、42.7×28.0cm、1991年11月9日
若林奮《GRASS》リトグラフ・紙、97.5×80.5cm(3点組)、1993年
寺田真由美《curtain 010401》ゼラチン・シルバー・プリント、50.8×61.0㎝、2001年
寺田真由美《white chair 150701pa》ピグメント・プリント、102.0×139.0㎝、2015年
寺田真由美《view of blossoms from basement 070101》ゼラチン・シルバー・プリント、43.0×57.0㎝、2007年