この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
出光真子(1940–)は、日本における実験映画およびビデオアートの先駆的な作家です。1960年代にアメリカ滞在を経て制作を始め、女性の生き方や家族、メディアと社会の関係を主題に、フィルムや当時のビデオを用いた作品を発表しました。とりわけ1970年代以降のビデオ作品では、テレビ・メロドラマの語法を取り入れながら、母と子、夫婦関係、女性の社会的役割といったテーマを独自の視点から描き出しています。近年は、ジェンダーや身体をめぐる国際的な議論の高まりのなかで、その実践があらためて注目されています。
本展は初公開作品を含め、出光の創作活動の全貌を振り返る大規模な回顧展です。東京都写真美術館で収蔵する全作品を、展覧会と上映により網羅的に紹介します。
※本展タイトルにある「おんなのさくひん(What a woman made)」は、映像作家・出光真子の評価を決定付けた、初のビデオ作品(1973年)のタイトルを用いています。
◆ 出光真子 Idemitsu Mako
1940年、出光興産創業者・出光佐三の四女に生まれる。お茶の水女子大学附属小・中・高から早稲田大学第一文学部に進む。卒業後ニューヨークへ留学。抽象画家サム・フランシスと結婚。二児の母。妻であり母であることを超える創造表現への想いやみがたく、映像作家の道を歩む。自身の経験からフェミニズムをベースに、家庭における親と子、表現者として女性が生きる際の社会的摩擦などを問いつづける。著書に『ホワット・ア・うーまんめいど─ある映像作家の自伝』(岩波書店、2003年)、『ホワイトエレファント』(風雲舎、2011年)など。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年6月18日(木)~2026年9月21日(月・祝) |
|---|---|
| 会場 |
東京都写真美術館
|
| 住所 | 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 |
| 時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 | 月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館) |
| 観覧料 | 一般 700円(560円) 学生 560円(440円) 高校生・65歳以上 350円(280円)
|
| TEL | 03-3280-0099 |
| URL | https://topmuseum.jp/exhibition/5417/ |
東京都写真美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
出光真子 《Still Life》 1993–2000年 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu
出光真子 《Still Life》 1993–2000年 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu 撮影:阿久井長則
出光真子 《Women’s House》 1972年 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu
出光真子 《Inner Man》 1972年 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu
出光真子 《At Yukigaya 2》1974年 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu
出光真子 《At Santa Monica 3》1975年 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu
出光真子 《おんなのさくひん》1973年 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu
出光真子 《主婦の一日》1977年 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu
出光真子 《英雄ちゃん、ママよ》1983年 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu





