小出楢重 新しき油絵

府中市美術館

  • 開催期間:2025年12月20日(土)~2026年3月1日(日)
  • クリップ数:36 件
  • 感想・評価:5 件
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-2
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-3
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-4
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-5
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-6
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-7
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-8
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-9
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-10
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-11
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-12
《裸女結髪》1927年 油彩、カンヴァス 京都国立近代美術館
《卓上静物》1928年 油彩、カンヴァス 京都国立近代美術館
《Nの家族》1919年 油彩、カンヴァス 公益財団法人大原芸術財団 大原美術館(重要文化財)
《前向きの裸女》1930年 油彩、カンヴァス 横須賀美術館
《枯木のある風景》1930年 油彩、カンヴァス 公益財団法人ウッドワン美術館
《少女お梅の像》1920年 油彩、カンヴァス 公益財団法人ウッドワン美術館
《帽子をかぶった自画像》1924年 油彩、カンヴァス 石橋財団アーティゾン美術館
《街景》1925年 油彩、カンヴァス 大阪中之島美術館
《裸女と白布》1929年 油彩、カンヴァス 東京国立近代美術館
《裸女6番》1929年 油彩、ガラス 個人蔵
《めでたき風景》1926年 紙本着色 大阪中之島美術館
《ラッパを持てる少年》1923年 油彩、カンヴァス 東京国立近代美術館
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1
小出楢重 新しき油絵 府中市美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

「新しき日本へ新しき花を発祥させるには根のない木を植えてはいけない」
──東洋と西洋の文化的風土の違いを強く自覚し、そのうえで日本人としていかに油絵を描くべきかを追究した画家、小出楢重。

大阪中心部の商家に生まれ、濃厚な庶民文化につつまれて育ちながら、洋行後は西洋の文化を骨肉化すべく衣食住を洋風に改め、大正から昭和初期にかけてのモダンな都市文化を体現しました。日本女性の体型や肌質を美しく描く裸婦、きゅうりやカボチャといった野菜を妖しく描く静物といったように、西洋美術由来のテーマを、日本に暮らす私達にとって実感できるものに生まれ変わらせます。そして艶やかな発色、滑らかな絵肌、デフォルメと曲線を活かした伸びやかな造形を特徴とする、洗練された油彩画のスタイルを築き上げました。代表作が一堂に会する25年ぶりの回顧展で、その全貌に迫ります。

【FEATURE|内覧会レポート】
日本人としての油絵に挑み、新たな地平を開いた小出楢重の画業の軌跡を辿る

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年12月20日(土)~2026年3月1日(日)
  • 前期2025年12月20日(土)〜2026年1月25日(日)
    後期2026年1月27日(火)〜2026年3月1日(日)
    ※作品の大幅な展示替えあり
会場 府中市美術館 Google Map
展示室2階企画展示室
住所 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日、12月29日(月)―1月3日(土)、1月13日(火)、2月24日(火)
※1月12日、2月23日は開館
観覧料 一般 800円(640円)
高校・大学生 400円(320円)
小・中学生 200円(160円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※未就学児無料
    ※障害者手帳等(ミライロID可)をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
    ※府中市在住、在学の小、中学生は「府中っ子 学びのパスポート」で無料
    ※本展観覧料でコレクション展も観覧できます
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

府中市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

府中市美術館 府中市美術館

講演会・イベント情報EVENT INFORMATION

◆ 展覧会講座
「小出楢重がめざした、新しき油絵」
日時:2月8日(日)14時~
講師:小林真結(府中市美術館学芸員)
場所:府中市美術館1階講座室
無料、予約不要

◆ 20分スライドレクチャー
日時:12月20日(土)、1月17日(土)、2月14日(土)いずれも14時~
場所:府中市美術館1階講座室
無料、予約不要

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

「裸婦の楢重」です。

最後の部屋「ハイライト 楢重の裸婦」が圧巻でした。
7枚の裸婦像画。ブルーグレーの暗い壁3面が、金色の額縁で切り取られ、7人の裸婦の温かみある肌が活き活きと映えます。いずれも40歳代の晩年近くの作品。画風の変遷を経て辿り着いた晩期スタイルは堂々たる趣きです。楢重が目指したのは、西洋的な理想美ではなく、日本人としての美意識に合致する肉体美。黄色味の艶のある肌、顔を描かない(ぼやかしや、横・後向きのポーズ)、といった作画がその一端であり、この美意識には素直に共感します。とはいえ、マチスの影響は随所に感じます。

東京美術学校の日本画に入り、途中で西洋画に転向という。やや回り道の画業スタート。30歳を過ぎた時期、二科展初出品入賞の出世作《Nの家族》(重文)は、その横に並ぶ3カ月前制作の《芸術家の家族》と較べて熟覧すると、妻子を養うべく必死に賞取りを狙ったような作り込みがあり、実に面白い。ホルバインの画集、セザンヌ風の果物静物、背景の壁に飾られる自画像、等々。必死さと気概がひしひしと伝わってくるので、受賞出来て良かったですね、と観者の私も嬉しくなります。

本展では、ガラス絵や本の装丁など、多彩な活動ぶりが紹介されています。そこで登場する「n」の文字デザインが、本展のロゴのように使われていて、気に入りました。A3紙二つ折りのチラシも私好みで素敵。府中美術館の「推し」度合いが一段と高まりました。

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん、morinousagisanさん

4.0

落ち着いた作品

土曜日の午前中に訪問。観覧者はほとんど高齢者でした。でも以外と人は入ってました。
夭折した画家なのでそれほど多い展示ではないかと思いましたが年代別に結構多かったです。家族の絵と裸婦が白眉で、画家の情熱が感じられます。絵のトーンが暗いので、華やかさには少しかけるかもしれません。

REPORT

小出楢重を知るには良い展覧会

2月7日土曜日、雪交じりの天候の中、午前中に本展を鑑賞した。来場者は比較的少なく、各作品を落ち着いて鑑賞できる環境であった。
小出楢重については、アーティゾン美術館の《帽子をかぶった自画像》、東京国立近代美術館の《ラッパを持て…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、Camdenさん

4.0

大阪中之島美術館からの巡回展

関東在住のため大阪中之島美術館での展示は見に行けませんでしたが、なんと府中市美術館に巡回するということを知って早速見に行ってきました。

まず意外だったのは画業の始まりは日本画だったこと。
といっても本来は西洋画科を受験するも点数が足りず不合格になり、泣く泣く日本画科へ入学したとか。その後西洋画科に転科し、念願の西洋画を始められることになったそうで。
卒業後~渡欧前の絵はちょっと重くて暗い絵が多いですが、渡欧後の絵は少し色彩が明るくなり、特に裸婦の絵はマティスの影響を受けていてすごくいい。日本人の西洋画っぽくない軽やかさがありました。
面白かったのは「パリは油彩はたくさんあるが芸術はない」と言い、一週間足らずで日本への船のチケットを手配しようとしていたところ。当時パリへ行った日本の画家はみんな感銘を受けていたと思うけど、小出楢重はちょっと違ったみたい。
パリがあまり肌に合わなかったのかどうかは分かりませんが、その後滞在したカーニュ(ルノワールが晩年住んだ町)は大変気に入ったようで。本人曰くカーニュと芦屋は雰囲気と気候が似ているそう。

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん

3.0

骨人

小出楢重は東近美やアーティゾンで見る機会もあってすごく好きというわけではないけれど
それなりに気になっていた作家です。
Nの家族が重文指定されているので洋画家としても別格感がありました。
大阪での開催を見逃してしまったので府中での開催を楽しみにしていました。
渡欧前後で作風が変わるのですが岸田劉生、安井曾太郎(というかルノワール)、セザンヌとか
〇〇風といった見方も出来る一方で、作品を実見すると小出調としか言いようのない作風なのが面白い。
意外だったのがこの人出発は日本画だったんですね。上島鳳山と同門だったとのこと。日本画も達者。
すべて写真撮影不可。前後期で大幅に展示替えあり。図録ありました。
コレクション展でも日本の洋画家が特集されていました。長谷川利行2点が嬉しい。
関西の洋画家面白いです。次はぜひ小磯良平をやって欲しいなぁ。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、karachanさん、10603043さん、towatowaさん、エイミーさん、他2人

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都府中市で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

《裸女結髪》1927年 油彩、カンヴァス 京都国立近代美術館

《卓上静物》1928年 油彩、カンヴァス 京都国立近代美術館

《Nの家族》1919年 油彩、カンヴァス 公益財団法人大原芸術財団 大原美術館(重要文化財)

《前向きの裸女》1930年 油彩、カンヴァス 横須賀美術館

《枯木のある風景》1930年 油彩、カンヴァス 公益財団法人ウッドワン美術館

《少女お梅の像》1920年 油彩、カンヴァス 公益財団法人ウッドワン美術館

《帽子をかぶった自画像》1924年 油彩、カンヴァス 石橋財団アーティゾン美術館

《街景》1925年 油彩、カンヴァス 大阪中之島美術館

《裸女と白布》1929年 油彩、カンヴァス 東京国立近代美術館

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE