5.0
見逃さず知れば楽しい表装
せっかく美しい表装が図録には載らない。何故?といつも残念に思っていた。
今回はその表装が主役。それも肉筆浮世絵のとはなんて貴重なことか。
錚々たるメンバーの中には初出展の「作者不明」の作品も有る。こんな機会でもないとお目にかかれなかったと思う。
勝川春章「桜下詠歌の図」は見目美しい若衆を大勢の女達が覗き見る絵でクスッと笑えるのですが、その表装が派手で美しい。
同じく「花魁図」は孔雀の羽根模様の中廻しが見事ですが、絵の女性も同じ模様を纏っている。
持ち主のセンスが試されていてニヤニヤしながら見入ってしまう。
貴重な生地を大切に使う知恵でも有る。
もっと沢山見たい。
撮影不可。全作品の図録は無く15頁程のテキストが有る。解説は絵のものと表装のものと両方有って親切。







