美術の遊びとこころⅨ 花と鳥

三井記念美術館

  • 開催期間:2025年7月1日(火)~2025年9月7日(日)
  • クリップ数:27 件
  • 感想・評価:8 件
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-2
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-3
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-4
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-5
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-6
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-7
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-8
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-9
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-10
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-11
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-12
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-13
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-14
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-15
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-16
花鳥動物図 沈南蘋筆 清時代・乾隆15年(1750) 三井記念美術館蔵
国宝 志野茶碗 銘卯花墻 桃山時代 三井記念美術館蔵
水辺白菊図 土佐光起筆 江戸時代 三井記念美術館蔵
菊蒔絵平棗 江戸時代 三井記念美術館蔵
堆朱梅香合 明時代 三井記念美術館蔵
紺繻子地雪輪松竹菊蒲公英模様縫箔 江戸時代 三井記念美術館蔵
鳥類真写図巻 渡辺始興筆 江戸時代 三井記念美術館蔵
海辺群鶴図屏風(左隻) 三井高福筆 明治18年(1885) 三井記念美術館蔵
海辺群鶴図屏風(右隻) 三井高福筆 明治18年(1885) 三井記念美術館蔵
鶉図 土佐光起筆 江戸時代 三井記念美術館蔵
金襴手鳳凰文宝珠香合 永樂保全作江戸時代 三井記念美術館蔵
重要文化財 玳皮盞 鸞天目 南宋時代 三井記念美術館蔵
重要文化財 玳皮盞 鸞天目 南宋時代 三井記念美術館蔵
重要文化財 日月松鶴図屏風(左隻) 室町時代 三井記念美術館蔵
重要文化財 日月松鶴図屏風(右隻) 室町時代 三井記念美術館蔵
桜雉子蒔絵文台・硯箱 江戸時代 三井記念美術館蔵
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1
美術の遊びとこころⅨ 花と鳥 三井記念美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

日本・東洋の古美術に親しむことを目的として企画している、恒例の美術の遊びとこころシリーズ。第9弾のテーマは「花」と「鳥」です。

今回は絵画・茶道具・工芸品に登場する花と鳥をじっくりと観察します。四季折々に咲き誇る美しい花、さまざまな姿で魅せる鳥など、美術の中の花と鳥が織りなす多彩な表現や奥深い美の世界をお楽しみください。


四季を通して咲く花々は、多種多様な姿で美術工芸品の中に登場しています。本展覧会では、質感が巧みに表現された絵画、技法を駆使してデザイン的・立体的に花を配した工芸品、花にちなんだ銘をもつ茶道具などを展示します。


鳥も美術を彩る重要なモチーフの一つです。今回は長寿を象徴する鶴、身近な存在の雀や鶏、想像上の瑞鳥である鳳凰など、様々な鳥達を絵画・工芸品を通して紹介します。

花と鳥
花と鳥は、季節感や吉祥を示すモチーフとして、さまざまな組み合わせで美術工芸品の中に取り入れられています。本展覧会では「花鳥」を表した華やかな絵画や工芸品を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年7月1日(火)~2025年9月7日(日)
会場 三井記念美術館 Google Map
住所 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
※但し7月21日、8月11日は開館
観覧料 一般 1,200円(1,000円)
大学・高校生 700円(600円)
中学生以下 無料
  • ※70歳以上の方は1,000円(要証明)
    ※20名以上の団体の方は( )内割引料金となります
    ※リピーター割引:会期中一般券、学生券の半券の提示で、2回目以降は( )内割引料金となります
    ※障害者手帳を呈示の方、およびその介護者1名は無料です(ミライロIDも可)
TEL050–5541–8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.mitsui-museum.jp/

三井記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

三井記念美術館 三井記念美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

夏休みの最後に静かに日本美術のお勉強も‥

中野の三井文庫別館美術館から三井記念美術館として2005年秋に日本橋に移転して来てからもう20年なんですね。流石に三井さん、所蔵品中心ながら毎度優れた作品を展示紹介して下さっています。そんな中で今展「美術の遊びとこころⅨ 花と鳥」は、夏休み時期に合わせて催されている「美術の遊びとこころ」シリーです。様々な切り口で日本美術の入門的な展示で、毎度とてても分かりやすく、美術に詳しくなくても楽しめます。2006美術の遊びとこころⅠ美術のなかの「写 うつし」-技とかたちの継承/2007美術の遊びとこころⅡ「旅」/2008美術の遊びとこころⅢNIPPONの夏-応挙・歌麿・北斎から「きもの」まで-/2011美術の遊びとこころⅣ「橋ものがたり」/2012美術の遊びとこころⅤ「日本美術デザイン大辞典」/2013美術の遊びとこころⅥ「大妖怪展-鬼と妖怪そしてゲゲゲ-」/2014美術の遊びとこころⅦ「能面と能装束-みる・しる・くらべる-」2024美術の遊びとこころⅧ「五感であじわう日本の美術」に次いでの今回は絵画・茶道具・工芸品に登場する「花と鳥」の企画展示ですね。王道ともいえる日本の美の世界を堪能できました。写真OKのエリアもあります。国宝や重文作品もいろいろありますが、キャプションもあっさりして分かりやすく、割合新し目のものが多く、みな状態が良く美しく、とてもすばらしかったです。日本美術に多大な影響を与えた東洋美術も含まれていました。見どころ満点、にもかかわらず平日朝一とは言え会期末も近くまただ夏休み中なのに、とても空いていてもったいない思いでした。私のお気に入りドップ3は、《四季草花蒔絵高坏》《紫陽花蒔絵茶箱》《草花図剪綵》というところでしょうか。ありきたりすぎますかね。

4.0

更新タイミング

新しい展示が始まる前に年パス期限が切れてしまったときに
すぐに更新するのではなくて来年の同じ時期の展示も見られるように
展示期間が少し進んだときに更新したりしません?
今回の展覧会がそのタイミングだったというだけの話です。

で本展、花と鳥にフォーカスした古美術入門のような展覧会でした。
ただ開館20周年ということもあってか出品作がとても良いですね。
特に工芸と茶道具に優品美品が多くてじっくりと鑑賞しました。
明代の彫漆香合の精緻な作り、唐物茶入遅桜の景色に見入る。

絵画だと渡辺始興《鳥類真写図巻》が長めに展開してくれて良いですね。
実物写真も併せての展示なので見比べられるのも助かります。
応挙、呉春、土佐光起、沈南蘋などなかなか良い作品が出ています。

国宝《卯花墻》を含む茶室と一番広い4室が写真撮影可能でした。
会期が進んだ休日午後でも落ち着いてみられる環境なのも嬉しい。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、morinousagisanさん、エイミーさん

4.0

「花」と「鳥」なら「鳥」派です

絵画、工芸、茶道具などに表現された「花」と「鳥」に着目し、モチーフに込められた吉祥の意や、自然の美しさ、匠の技巧などを体感できる展示した。
夏休み向けの企画シリーズなんですね。初心者にもわかりやすいキャプションでありがたかったです。
作品中に登場する鳥の実物写真も併せて展示されているので、そのあたりも初心者向けで親切だなと思いました。

「花」と「鳥」であれば「鳥」派の私は、渡辺始興 『鳥類真写図巻』 がワクワクしました。作者の自然へのまなざしが感じられてとてもよかったです。
工芸品の中では、『堆朱梅香合』がとても素敵で印象に残っています。

三井記念美術館に今回はじめて訪れましたが、建物もとても素敵でした。ぜひ次回展示も行きたいです。

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん

4.0

期待以上、好みの作品多数展示!

古美術ビギナーズ向けかと思いきや、館蔵の佳品が多数展示しかも惜しみなくがっつり展示されてました。鳥をモチーフにさた愛らしい多数の香合、ロングに展示してある図巻、重文の室町のやまと絵の屏風の優品、沈南頻、応挙、呉春、土佐光起、渡邉省亭の絵画多数、しかも花と鳥に絞られ、キャプションも丁寧で好印象

  • 0
  • BY TK

3.0

鳥と花はつらい

20250715
鳥が苦手なのに入ってしまったこの展覧会。
やっぱり辛い展覧会だった。
こんな感想でごめんなさい
花の絵は素敵でした。

5.0

展示作品の半分は「茶道具」でした!

「花と鳥」の展覧会?と半信半疑で出掛けたら、三井さまご所蔵の「茶道具」が沢山拝見できて、嬉しい1日に。
展示室2には、重文《玳皮盞 鸞天目》←「鳥」、展示室3如庵には、国宝《志野茶碗 銘卯花墻》←「花」。
たしかに、「花と鳥」!!
展示作品の中には、羽箒(はぼうき:鳥の羽製の箒)も。リアルな鳥の羽による「作品」は、みたことのない感動の造形美でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん、morinousagisanさん

5.0

工芸品も素晴らしく見所多い

展示室1の茶碗・棗・茶箱などの工芸品が魅力的。黒塗りの棗に春の草花が金蒔絵で描かれている「春野蒔絵棗」。アートアジェンダの紹介ページに掲載されている「紫陽花蒔絵茶箱」は金銀蒔絵や切金で表現され、ぜひ実物を見て味わって欲しいと思いました。作品の絵葉書が欲しかったのですが残念ながらミュージアムショップにはありませんでした。
 展示室3には国宝「志野茶碗」や野々村仁清の水指、展示室5には千利休作の「竹茶杓 銘ホトトギス」もあります。絵画展示の展示室4は写真撮影可で、応挙や応挙の曾孫(国井応文)、小林古径、土佐光起や三井家の方の作品もあり見所が多いです。

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん、towatowaさん

4.0

名品と迷品

いろいろな花鳥の作品が見られて面白かったです。
まずは名品から。渡辺始興の『鳥類真写図巻』は鳥好きにはたまらん絵巻です。
特にウズラの可愛らしさといったら!
モノクロあり、彩色ありの細密な写生で、羽の質感がすばらしい。
長尺で展示されているので、それぞれの鳥の特徴の違いや注釈を行きつ戻りつしながら楽しみました。

そして、沈南蘋先生の『花鳥動物図』がズラッと六幅!
他で見る南蘋作品はセピア色が強くて、絵柄が見えにくいものが多いんですが、ここは保存状態がいいですね。
花も鳥も猫もはっきり見えるし、筆遣いも確認できる。眼福です。
それにしても、この時代のヒヨコって、戦闘的な目つきをしているのが多いですね。

土佐光起の金箔の短冊・色紙、呉春の小さい襖など、珍しい作品が多いのもうれしいです。

迷品は円山応挙の『蓬莱山』。鶴と松のサイズがどうにも釣り合わない。
松の枝に鶴がちょこんと乗っていて、鶴が小鳥サイズなのか、松がとてつもない巨木なのか…、神域の不思議を見た気がします(笑)
『竹鶴図』と合わせて三幅なのもセット的にどうかと思うし、巨匠に制作意図を聞いてみたいですね。

今回は絵画をメインで見てしまったので、何度か通って楽しみ尽くすつもりです。

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん、towatowaさん、karachanさん、morinousagisanさん

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都中央区で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

花鳥動物図 沈南蘋筆 清時代・乾隆15年(1750) 三井記念美術館蔵

国宝 志野茶碗 銘卯花墻 桃山時代 三井記念美術館蔵

水辺白菊図 土佐光起筆 江戸時代 三井記念美術館蔵

菊蒔絵平棗 江戸時代 三井記念美術館蔵

堆朱梅香合 明時代 三井記念美術館蔵

紺繻子地雪輪松竹菊蒲公英模様縫箔 江戸時代 三井記念美術館蔵

鳥類真写図巻 渡辺始興筆 江戸時代 三井記念美術館蔵

海辺群鶴図屏風(左隻) 三井高福筆 明治18年(1885) 三井記念美術館蔵

海辺群鶴図屏風(右隻) 三井高福筆 明治18年(1885) 三井記念美術館蔵

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE