百花ひらく―花々をめぐる美―

皇居三の丸尚蔵館

  • 開催期間:2025年3月11日(火)~2025年5月6日(火・振)
  • クリップ数:49 件
  • 感想・評価:6 件
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《罌粟》土田麦僊 昭和4年(1929) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:4/8~5/6】
《国之華》池上秀畝 大正13年(1924) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間: 4/8~5/6】
国宝《動植綵絵 桃花小禽図》伊藤若冲 江戸時代(18世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~4/6】
国宝《動植綵絵 牡丹小禽図》伊藤若冲 江戸時代(18世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~4/6】
国宝《動植綵絵 梅花小禽図》伊藤若冲 江戸時代(18世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:4/8~5/6】
国宝《動植綵絵 薔薇小禽図》伊藤若冲 江戸時代(18世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:4/8~5/6】
《七宝四季花鳥図花瓶》並河靖之 明治32年(1899) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~5/6】
《堤中納言集(名家家集切)》(部分) 伝 紀貫之 平安時代(11世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~4/6】
《春草蒔絵棚》新井半十郎、川之邊一朝ほか 明治14年(1881) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~4/6】
《七言古詩》貫名海屋(菘翁) 江戸時代、安政5年(1858) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~4/6】
《浅葱絽地秋草浮線綾模様振袖》大正時代(20世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:4/8~5/6】
《矧分桜花文菓子鉢》黒川栄勝 明治26年(1893) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~5/6】
《菊花図額》1910年頃 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~5/6】
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

四季おりおりに咲く花々。その姿や色に人は心和ませ、美を見出してきました。

なかでも四季の明瞭な日本においては、季節を彩る花々は芸術の主要モチーフとして、 古来さまざまに造形化されてきました。

本展では、花を題材とした11世紀から現代にいたる絵画・工芸・書跡45件を紹介、 心浮き立つ春の季節に、作品に込められた花々の美とかたちをご覧いただきます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年3月11日(火)~2025年5月6日(火・振)
会場 皇居三の丸尚蔵館 Google Map
住所 東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • ※ただし3月11日(火)は13:00開館
    毎週金曜・土曜は夜間開館。20:00まで開館
    ※ただし3月28日(金)と4月25日(金)を除く
    (最終入場は閉館30分前まで)
休館日 月曜日
※ただし5月5日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,000円
大学生 500円
  • ※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳、運転免許証、マイナンバーカードなど)を要提示
    ※障がい者手帳をお持ちの方およびその介護者1名は無料
URLhttps://shozokan.nich.go.jp/

皇居三の丸尚蔵館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

皇居三の丸尚蔵館 皇居三の丸尚蔵館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

ゆったりと至宝を美を堪能できました。

桜は終わりましたが躑躅も咲きとても良い季節となり、東御苑に入られるだけの方と一緒に手荷物検査を受けるため、かなり多く並んでいて、海外からの荷物を沢山持った方も多くいらしていて、なかなか時間がかかり、予約時間にギリギリとなり、ちょっぴり肝を冷やしました。
「三の丸」さんは開館以来、今まで必ず専用サイトでの予約が必要と思っていましたが、予約なしでも当日券を購入している海外からのお客様たちが沢山いらしていました。5分待てば問題なく観ることが出来るのだそうで、唖然でした。
本開館前の休みに入るため、今展は今の三の丸尚蔵館最後の企画です。とても良い内容でした。工芸好きの私は、草花蒔絵棚、並河さんや清水さんの作品、特に刺繍の作品に出会えて感激しました。みな様すでにたくさん書かれており、会期も終わってしまったので今更になりますよね。なので、一年半後、本開館がとても楽しみです。チケット代が上がらないといいのですが。

4.0

伊藤若冲の動植綵絵

伊藤若冲の動植綵絵、桃花小禽図、牡丹小禽図を見ることが出来ました。(コンプリートまであと22幅)単眼鏡で見ると、小禽の羽が細い白い線で一本ずつ、細かく均等に綺麗に並んでいて、その美しさにほれぼれしました。全体を眺めると桃の花のピンクのグラデーションが左から右に濃くなっていく感じと、対角線上に鮮やかな青い鳥が対話する配置に目を惹きつけます。また、そもそも大きな花である牡丹がこれでもかと敷き詰められて、小禽も埋もれてしまいそうと思いきや、右の1羽の周りだけ小さなつぶつぶの白い花に囲まれ、スポットライトが当たっているかのごとく首を上に向けダンスでもしているように見えます。掛軸の中廻し、柱の濃い緑青色で、本物を見ているときには気にならなかった幹の周りの濃い青色が、見返すとそれは、背景の夜空か川面か、それとも幹のオーラか。緑色の苔の点々があることから、幹の一部か。見れば見るほど不思議な世界観に引き込まれます。
フルオープン時の動植綵絵の展示方法に期待が高まります。

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さいさん、黒豆さん、アバウトさん

4.0

1年越しの国之華、そして清水六兵衛

いつもなら前期を見終わったら感想を書くんですが、本展は池上秀畝の『国之華』を見てから書こうと思っていました。
1年前に開催された池上秀畝の回顧展で見られると思っていたのに、なんと展示は長野会場のみ。いやいや、練馬(東京会場)のほうが近くないですかっ!
さすがに長野まで行く気はなく、いつか三の丸で見られるでしょうと思っていたところに機会到来。
まずデカイ、そして縁が豪華!繊細な細工の金具が取り付けられていて、装飾の豪華さが目を引きますね。左隻は菊だけかと思いきや、稲藁のようなものも描き込まれていて、秋の豊潤さが感じれる作品ですね。あー、見られてよかった。

それにしても、好みの作品が多く出ていて、シアワセでした。
岩佐又兵衛の『小栗判官絵巻』人物の顔を一人ずつ見ていくと、洛中洛外図屏風を見ているような気分になってくる。
乾山伝七の『色絵式草花図食器』現物を見るまで、すべての図柄が違うことに気づかなかった。こんな食器で料理を出されたら、早食いが治るかもしれない(笑)
4代 飯田新七の『四季草花図刺繍屏風』刺繡が素晴らしいのは勿論のこと、屛風の腰部分にあしらわれた螺鈿の鳥が可愛らしい。螺鈿のパーツが大きめなのに鳥の特徴を外さない技術が素晴らしい。
そして、6代 清水六兵衛の『古稀彩秋叢花瓶』この作品を知ったのが、本展最大の収穫かも。ザラっとした肌目に秋の草が描かれていて、そこに陽が差すかのように金箔が施され、まるで武蔵野図のように絵画的!前期も後期もケースの周りをグルグルしながら楽しみました。

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morinousagisanさん

5.0

後期展示も魅力的作品揃い

後期展に行きました。所蔵作品は宮内庁お買い上げや皇室献上品中心ですから必然的にハズレ知らず。後期展示もメインビジュアルの土田麦僊、池上秀畝、土佐光成、芝景川、若沖等々魅力なラインナップです。個人的には岩佐又兵衛の小栗判官絵巻が長尺展示で良かったです。長期休館前の最後の展示なので是非とも。

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morinousagisanさん
  • 1
  • BY TK

4.0

お花見✿

春の皇居乾通り一般公開期間中の日曜に訪問です。
ウキウキ気分なお花見客とインバウンドの外国人観光客団体さんに左右挟まれて皇居の中へ。
予約前提だったのですが、尚蔵館へはあっけなく入れて比較的空いていましたw
やっぱり素敵な若冲の動植綵絵は桃の花と牡丹を描いた2幅。
写真撮影可能なので、待ち受け画面にしようとしてか、皆様パシャパシャ撮影。もちろん私も。
お花見の時期的にピッタリな絵ですね、相変わらず花の細部と小鳥たちの羽毛まで描き切る観察眼が凄いです。
そして唯一無二という言葉がしっくりくる並河靖之の四季花鳥花瓶が素晴らしい。
黒地に鮮やかな色彩で細やかな四季の花、愛らしい小鳥たち。
今回は【花】がテーマですが、同じくらい小鳥たちにも注目ですね。
皇族の慶事のイベントで配られる小さな菓子器のボンボニエール4点と、銀製の花飾りは初出品だそうで、菓子器直径は6cmくらいと思ったよりも小さい。
陶器と銀製、それぞれに百合やシャクナゲ、桜といった精緻な花の意匠が美しいです。
他にも鼈甲の糸巻き(!)や、螺鈿細工も施された皇族女性の裁縫道具(豪華すぎて破損が怖くて使えない…)など、さり気なくも贅沢な逸品揃いでした。
できればもう少し展示点数のボリュームが欲しかったのでマイナス1。5月連休後の休館を経て、リニューアルが待たれます。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん、黒豆さん、karachanさん、morinousagisanさん、Camdenさん

3.0

正式開館前ラスト展示

金曜は東御苑が休園なんですね。夕方くらいで予約なしでも入れて空いていました。
みんな大好き動植綵絵二幅は人だかりもなくかなり快適に鑑賞。
噎せ返るような濃密な牡丹の描き込みに酩酊しそうになる。やり過ぎ若冲。
大好きな並河靖之《七宝四季花鳥図花瓶》も素晴らしい。重文通り越して国宝で良いと思う。
今中素友のデカイ紅白梅図屏風もゴリゴリやり過ぎでいいなぁ。
撮影NGマークがなければ全て写真撮影可能。
来年正式開館する三の丸尚蔵館は地下1階地上4階建てとか。動植綵絵全幅公開とかあるのかしら。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、Rikashさん、fumiko773さん、アバウトさん、morinousagisanさん、他2人

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出展作品・関連画像IMAGES

《罌粟》土田麦僊 昭和4年(1929) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:4/8~5/6】

《国之華》池上秀畝 大正13年(1924) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間: 4/8~5/6】

国宝《動植綵絵 桃花小禽図》伊藤若冲 江戸時代(18世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~4/6】

国宝《動植綵絵 牡丹小禽図》伊藤若冲 江戸時代(18世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~4/6】

国宝《動植綵絵 梅花小禽図》伊藤若冲 江戸時代(18世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:4/8~5/6】

国宝《動植綵絵 薔薇小禽図》伊藤若冲 江戸時代(18世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:4/8~5/6】

《七宝四季花鳥図花瓶》並河靖之 明治32年(1899) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~5/6】

《堤中納言集(名家家集切)》(部分) 伝 紀貫之 平安時代(11世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~4/6】

《春草蒔絵棚》新井半十郎、川之邊一朝ほか 明治14年(1881) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 【展示期間:3/11~4/6】

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