4.0
作品と東京ステーションギャラリーとの調和も素敵です
1950年代にこのような写真作品を制作されていたことに驚きました。理解することは難しかったですが、数学者らしく、緻密な計算がちりばめられているように思いました。 東京ステーションギャラリーとの調和も素晴らしく、絵画と共に楽しみました。… Read More
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国323の美術館・博物館と742の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
芸術の舞台に、忽然と現れた数学者
岡山県に生まれた大西茂(1928–1994)は、北海道大学で数学を研究するかたわら、位相数学(トポロジー)を応用した独自の創造を追求しました。この度、東京ステーションギャラリーでは、日本の美術館では初となる大西茂の回顧展を開催します。数学・写真・絵画を越境する思索と創作で国際的に活躍した戦後日本美術の鬼才――。数理を究め、激しく躍動する造形表現を探求した彼の全貌を紹介する展覧会です。
【FEATURE|内覧会レポート】
超無限の求道者「大西茂」
知られざる鬼才の唯一無二の芸術を追う
| 会期 | 2026年1月31日(土)~2026年3月29日(日) |
|---|---|
| 会場 |
東京ステーションギャラリー
|
| 住所 | 東京都千代田区丸の内1-9-1 |
| 時間 |
|
| 休館日 |
月曜日、2月24日(火) ※ただし2月23日、3月23日は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,300円 高校・大学生 1,100円 中学生以下 無料
|
| TEL | 03-3212-2485 |
| URL | http://www.ejrcf.or.jp/gallery |
| 割引券 | http://www.ejrcf.or.jp/gallery/campaign.html |
4.0
1950年代にこのような写真作品を制作されていたことに驚きました。理解することは難しかったですが、数学者らしく、緻密な計算がちりばめられているように思いました。 東京ステーションギャラリーとの調和も素晴らしく、絵画と共に楽しみました。… Read More
4.0
先日、国立近代美術館で開催された「アンチアクション展」でアンフォルメルに関する情報を得ていましたので、そのながれを汲んでみることが出来ました。 写真から墨絵に変化していくにあたってのトリガや作品に対する数学的な裏付け、位相への反映に関する説明が乏しかった印象がありましたが、コーナー毎の説明パネルに記載されたいくつかのキーワード(空間的直観、直感の共存・・など)が鑑賞を助けてくれた感もあります。 大西の目指したものは彼が言う通り「特定の芸術や宗教」ではなく超現実を「解明」することであり、そのための適したツール・方法論がが写真であり墨絵であったように思えます。ところどころ彼の言説に関わる展示もされていましたが、もがきながらも何かを「解く」あるいは「最適化を求める」プロセスがダイレクトに作品に反映されたのだと感じます。墨絵はじっくり眺めてみると墨の流れや色合いに個別のテーマやロジカルさを秘めたものであり、感じたままをロジカルに精査していくというアクションが彼にとって制作活動の源泉であったように思いました。 今回のアタリ作品は展示室の出口にあった「空間的直観」です。ロジカルでありながらどこか穏… Read More
3.0
これらの写真作品をアートとして観ることは正直私には難しかったです。彼の活動の礎である「超無限」も正直イメージできません。 ただ、「数学者」である大西さんがこのような「偶然性」に頼る作品を創り出すことが興味深かったです。 絵画作品はいわゆる抽象画で、こちらの方が落ち着いて観ることが出来ました。この数学者の頭の中の一部を垣間見るような感じです。 アートは「理解」しようとしてはいけないのかも知れません。ただ観て、感じれば良いのかも知れません。それでもどうしても作品の意図や意味を考えてしまいます。そうすると「理解」できないことがしんどくなってしまう。 まだまだ修行が足りませんね(笑)… Read More
3.0
大西茂氏。 欧米の有名美術館で注目度上昇中、日本では初の回顧展。 ミシェル・タピエ絶賛のアンフォルメル作家。 と、何とも強い引きつけを感じるキーワードが並びます。 フライヤーもかっこいいし、いかにも東京ステーションギャラリーらしい展覧会ですね。 写真で1フロア、絵画で1フロアの展示。 写真は、多重露光、多重焼付の白黒もの。偶然性の呼び込みを意図しているようですが、それに至るための、相当に緻密に計算された暗室ワークの跡が見て取れます。 学者の方らしく、この作風をとことん探求するのですね。 面白いです。(少し食傷) 絵画の方は、大画面に絵具・墨と筆が奔放に走る、まさにアンフォルメルの作品たち。 ダイナミックで素敵です。数点観て、おなかいっぱい、でした。… Read More
3.0
東京ステーションギャラリーが得意とする埋もれてしまった、あるいは忘れられてしまった人シリーズの最新版という感じ。小早川秋聲、吉村芳生、横山華山、不染鉄あたりが思い浮かぶ。今回の大西茂もそのパターンかな、と思って見に行きました。 多少、違ったのは大西茂が美術家というよりは、哲学者とか理論派の宗教家に近いということ。図録に収録されている、東京ステーションギャラリーの若山満大さんによる解説「大西茂の全貌」を読むと、大西は大学では数学を学んでいるけど、数学の研究者ではないことがよくわかる。大西の研究対象は「超越的な世界」で、例えば、大西の著作のなかに「意識とは『常に』存在する直感である」という定義がある。それは数学ではなく哲学の領域だ。そして、その思索の過程で写真や絵画という形の作品があふれ出てきた、といった感じに見える。 展示は3階が写真で、2階が絵画。 写真については、多重露光と多重焼き付けを使った作品で、確かに面白いし、ユニークだ。そして暗室作業でここまでできるのね、という驚きがある。 一方、絵画の方は、墨を使った抽象画で、具体とかアンフォルメルな感じ。具体のメンバーではないが、具体関連の… Read More
3.0
大西茂の写真、カッコよかったです。 過激、アバンガルド、不確実性もあって自身でも同じ作品を再現出来なさそうな手法が面白い。 異様異形で存在感抜群の作品群に魅了されました。 現代でいうと横田大輔に近いと思うのだけど大西はあまりにも早すぎて理解が追いつかなかったのかも。 やっぱりヘンで様子のおかしい写真を見るのは楽しいです。 絵画はイマイチでした。 のたうち回るようなドローイングが延々と続くだけで退屈。 この人は絵画ではなく写真の人だと思う。 「伝説的展覧会になる」という触れ込みの割にミュージアム側の熱量が足りなくて残念。 ボリュームもすごく多いわけではないし展示があまりにも淡々としすぎ。 様子がおかしい作品なんだからもっとヤバイ展示を期待していました。 開催初日、あまりにも知名度の低い作家だけに会場内はガラッガラ。 それでも例の某日本美術史家もお見かけしました。… Read More
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都千代田区で開催中の展覧会
《題不詳》1950年代
©Estate of Shigeru Onishi, courtesy of MEM
《対應》1957年頃
©Estate of Shigeru Onishi, courtesy of MEM
《北大農場》1957年頃
©Estate of Shigeru Onishi, courtesy of MEM
《題不詳》1950年代
©Estate of Shigeru Onishi, courtesy of MEM
《題不詳》1950年代
©Estate of Shigeru Onishi, courtesy of MEM
《題不詳》1950年代
©Estate of Shigeru Onishi, courtesy of MEM
《ほころびた視覚》1957年頃
©Estate of Shigeru Onishi, courtesy of MEM
《題不詳》1950年代
©Estate of Shigeru Onishi, courtesy of MEM
《題不詳》1950年代
©Estate of Shigeru Onishi, courtesy of MEM