須田悦弘展

渋谷区立松濤美術館

  • 開催期間:2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)
  • クリップ数:32 件
  • 感想・評価:2 件
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-1
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-2
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-3
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須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-12
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須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-14
須田悦弘《スズメウリ》2024年 木に彩色 作家蔵 
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi
渋谷区立松濤美術館 外観 撮影:上野則宏
須田悦弘《スルメ》1988年 木に彩色 作家蔵
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi
須田悦弘《チューリップ》1989年頃 木に彩色 作家蔵 
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi
須田悦弘《朴の木》1992年 ミクストメディア 作家蔵
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi
須田悦弘《東京インスタレイシヨン》(部分)1994年 ミクストメディア 
山梨県立美術館寄託
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi
「東京インスタレイシヨン」1994年発表当時の様子
須田悦弘《雑草》1998年 木に彩色 練馬区立美術館蔵 賛美小舎 上田國昭氏・上田克子氏寄贈
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi
須田悦弘《ガーベラ》1997年 木に彩色 東京都現代美術館蔵 賛美小舎 上田國昭氏・上田克子氏寄贈 撮影:田中修司
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanag
須田悦弘《ガーベラ》1997年 水彩、鉛筆、紙 横浜美術館蔵 賛美小舎 上田國昭氏・上田克子氏寄贈
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi
《春日若宮神鹿像》鎌倉時代(13~14世紀)、木彫
※須田悦弘 補作:角・榊木・鞍(2010年)、瑞雲(2022年)
《五髷文殊菩薩掛仏》鎌倉時代、板絵著色
公益財団法人小田原文化財団蔵 Photo: Hiroshi Sugimoto
渋谷区立松濤美術館 エントランス 撮影:上野則宏
渋谷区立松濤美術館 地下1階展示室 撮影:上野則宏
渋谷区立松濤美術館 階段 撮影:上野則宏
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-1
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-1
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-1
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-1
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-1
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-1
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-1
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-1
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須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-1
須田悦弘展 渋谷区立松濤美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

普段、道端で見かけるような草花や雑草。実は本物と見紛うほどに精巧に彫られた木彫作品です。須田悦弘(1969~)は独学で木彫の技術を磨き、 朴 ほお の木で様々な植物の彫刻を制作してきました。須田によって生み出される植物は全て実物大で、それらを思いがけない場所にさりげなく設置することで空間と作品が一体となり、独自の世界をつくりあげています。

本展は、東京都内の美術館では25年ぶりとなる須田悦弘の個展です。今回、須田の初期作品やドローイング、近年取り組んでいる古美術品の欠損部分を木彫で補う補作の作品等をご覧いただくとともに、本展のための新作も公開します。

渋谷区立松濤美術館の建築は、「哲学の建築家」とも評される白井晟一(しらいせいいち 1905~1983)によるものです。閑静な住宅街に位置する石造りのユニークな外観、入口の先には楕円形の吹き抜けがあり、そこに架かるブリッジからは池と噴水を見下ろすことができます。地下2階から2階まで螺旋階段で繋がり、高い天井と湾曲した壁面をもつ展示室や、ベルベットの壁布が張られ、絨毯敷きにゆったりとしたソファが置かれた展示室など、他にはない空間が来館者を迎えます。

ここに須田の植物を配することでどのような作品となるのか。白井建築を舞台にした須田悦弘のインスタレーション作品としてもご期待ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)
会場 渋谷区立松濤美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区松濤2-14-14
時間 10:00~18:00
  • ※毎週金曜日は20:00まで
    (最終入館はいずれも閉館30分前まで)
休館日 月曜日、12月29日(日)~1月3日(金)、1月14日(火)
※ただし、1月13日は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
大学生 800円(640円)
高校生・60歳以上 500円(400円)
小中学生 100円(80円)
  • ※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
    ※土・日曜日、祝休日は小中学生無料
    ※毎週金曜日は渋谷区民無料 
    ※障がい者及び付添の方1名は無料
TEL03-3465-9421
URLhttps://shoto-museum.jp

渋谷区立松濤美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

渋谷区立松濤美術館 渋谷区立松濤美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

木彫作品とはいえ、雑草と空間をじっと観る不思議な時間

「超絶技巧」という単語はこの作品達のためにあるのだろう。
花びらなんか今にもハラハラと落ちそうな気がするし、
葉は空調に揺らぎそうな気がしてしまう。
どれもが知ってる植物だったりするのに、
何だかじっと見つめていると不思議な時間が流れていく。
雑草なんか普段でこんなに時間を割いて見る事はありえない。
目をこらして作品を探していると、
この美術館の構造まで「こんな形だったんだ……」と気づかされた。
小さな作品が置かれた空間も作品だと思うと、もう部屋全体が巨大な作品だ。

インスタレーション作品や、時代物の補作の展示もある。
須田作品をこれだけ見られるのは貴重な機会だったし
画像では絶対に理解できない展覧会だった。

木彫が基本だけど、金・プラチナ作品もありました!
それにしても「雑草」なんて、
「実は1個は本物です」と嘘つかれてもわからないw

12月12日(木)11時半入館。混雑無し。一部を除き撮影可。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

3.0

超絶技巧

須田悦弘展

混雑状況 日曜日 夕方 空いています。
撮影 一部を除き可能
メモ 靴を脱いで近くまで覗けるエリアあり。

こんなに真剣にスルメを見た事がなかった。。。と言うほどじっくり見ました。
スルメが置いてあるのか木彫りが置いてあるのか、分かりません!

他の作品も、素晴らしく、展示方法も楽しくて、イマーシブ感バッチリ。
空間芸術を楽しむのにも良いです。
空いていたのでラッキー。

とは言え夢中になり、あれ?あれ?だと言ったところに作品があるので、館内の地図を持ちながら鑑賞する事をお勧めします。

空いているうちに行ってみて欲しい、ちょっとフフフと笑顔になるセンスの良さが感じられる作品展示です。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、アバウトさん、Camdenさん

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出展作品・関連画像IMAGES

須田悦弘《スズメウリ》2024年 木に彩色 作家蔵 
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi

渋谷区立松濤美術館 外観 撮影:上野則宏

須田悦弘《スルメ》1988年 木に彩色 作家蔵
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi

須田悦弘《チューリップ》1989年頃 木に彩色 作家蔵 
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi

須田悦弘《朴の木》1992年 ミクストメディア 作家蔵
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi

須田悦弘《東京インスタレイシヨン》(部分)1994年 ミクストメディア 
山梨県立美術館寄託
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi

「東京インスタレイシヨン」1994年発表当時の様子

須田悦弘《雑草》1998年 木に彩色 練馬区立美術館蔵 賛美小舎 上田國昭氏・上田克子氏寄贈
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi

須田悦弘《ガーベラ》1997年 木に彩色 東京都現代美術館蔵 賛美小舎 上田國昭氏・上田克子氏寄贈 撮影:田中修司
©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanag

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