デミタスカップの愉しみ

渋谷区立松濤美術館

  • 開催期間:2021年8月24日(火)~2021年10月10日(日)
  • クリップ数:21 件
  • 感想・評価:7 件
デミタスカップの愉しみ 渋谷区立松濤美術館-1
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アダレイ《金彩薔薇図カップ&ソーサー》 1886-1905年
マイセン《貼りつけ花鳥とスノーボール蓋付きカップ&ソーサー》 1860-1880年
スポード《金彩花卉文蝶ハンドルトロンブルーズ形カップ&ソーサー》 1790-1820年
ミントン《金彩梅花と格子文カップ&ソーサー》 1882年
ノリタケ《薔薇文金点盛カップ&ソーサー》 1891-1915年
ロールストランド《とんぼ文カップ&ソーサー》 1897-1910年
ソーホーポタリー《「パーム」カップ&ソーサー》 1930年代
サルヴィアーティ、1800年代後期
ロイヤルドルトン《花束文金彩テニスセットカップ&ソーサー》 1891-1902年
ロイヤルバイロイト《「キャベツとロブスター」カップ&ソーサー、ミルクピッチャー》 1902-1920年代
カミーユ・ノド《プリカジュール草花文カップ&ソーサー》 1900年頃
ロイヤルウースター(ジョージ・オーウェン)《金彩ジュール透かし彫りカップ&ソーサー》 1880年頃
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

濃いコーヒーを飲むための小さなコーヒーカップ「デミタス」。19世紀のヨーロッパにコーヒー文化が浸透すると、デミタスにも多彩なデザインが誕生しました。

本展では、2000点以上のデミタスを所蔵する村上和美コレクションから、ジャポニスムや、アール・ヌーヴォー、アール・デコのデザインを中心に、厳選した約380点を紹介します。

当時の流行を反映したもの、“超絶技巧”ともいえる繊細な装飾が施されたもの、様々な意匠を凝らしたものなど、小さな世界に凝縮された美しさをお楽しみください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年8月24日(火)~2021年10月10日(日)
会場 渋谷区立松濤美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区松濤2-14-14
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
9月21日(火)、24日(金)
※ただし、9月20日は開館
観覧料 一般 800円 (640円)
大学生 640円 (510円)
高校生・60歳以上 400円 (320円)
小中学生 100円 (80円)
  • ※( )内は渋谷区民の入館料
    ※土・日曜日、祝休日及び夏休み期間中は小中学生無料
    ※毎週金曜日は渋谷区民無料
    ※障がい者及び付添の方1名は無料
TEL03-3465-9421
URLhttps://shoto-museum.jp

渋谷区立松濤美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

渋谷区立松濤美術館 渋谷区立松濤美術館

巡回展TRAVELING EXHIBITION

デミタスカップの愉しみ 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

デミタスカップにココアを入れていた時代も!

ヨーロッパを中心とした世界各国のデミタスカップ約380点を観てきました。
中でも珍しいのはガラス製のデミタスカップです陶器とはちがう透け感と色合いがとてもきれいです。

金を使用したゴージャスなデミタスカップや果物や野菜を立体的なデザインにしたデミタスカップがあり、とてもかわいらしいカップがたくさんあり目移りしてしまいました。

そして、縦に細長い形のデミタスカップらしくないものも。これはデミタスカップと呼ぶのか??と思うほど異色のサイズです。この縦型のカップは倒れないようにソーサーにはめ込まれるようにデザインされています。これはエスプレッソを飲む時代よりも前に、ココアを入れて飲んでいた時代があったそうです、この事実を知ると縦形のデミタスカップも納得です。

完全予約制のためじっくりと観ることができてとても充実した展覧会でした。

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シンディさん

5.0

素晴らしいコレクション

デミタスという小さな宇宙を無数に集めたコレクション、以前にも拝見したことがあるが、さらに奥が深い。
解説を読むと、実際にお使いになっていることがわかる。
道具であるものだから、やはり使って初めて輝くと思う。
展示も丁寧でよい。
予約制にしたほうがよさそうだとおもったら、会期末や週末は予約だった。

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puffchumさん

5.0

ロマン溢れるデミタスカップの世界

チラシを見かけて、可愛らしく、そして美しいデミタスカップの世界に惹かれて初訪問。
平日の昼間に行ったのですが、想像以上に人がいて、賑わっているなという印象。

まずはジャポニスムやアール・ヌーヴォーなど分かりやすい切り口から分類されているデミタスカップの数々を堪能。
それぞれに特徴があり、目移りしてしまう美しさでした。
最近、昆虫とアートの関係に興味があるのですが、そうした視点で鑑賞すると持ち手が蝶になっているカップやソーサーが蝶にの形になっているもの、トンボの柄が描かれているものなど様々で、自然を映したデミタスカップたちに魅了されました。

また、九谷で作られたものの中には光を当てると図象が浮かび上がってくるカップが!
どういう仕組みなのかは分かりませんが、その技術力に脱帽です。

最後の方にはコレクターさんのことばと共に展示してありましたが、それを読むと実際に使ったとあるから驚きです!
私だったら勿体無くて飾るだけになってしまいそう。笑
でも、やはり実際にコーヒーなどを入れてみるとまた違う面が見えてくるのかも知れないと思い、想像が膨らみました。

帰りにはついデパートの食器売り場に行ってカップやソーサーを眺めてしまうくらい、魅力的な世界が広がっている展覧会でした。

5.0

宝飾品のようなデミタスカップに見惚れて時間を忘れます。

ヨーロッパを中心とした様々な国、時代、様式の美しいデミタスカップが集まる展覧会で、その美しく、可愛らしく、至妙な装飾のデミタスカップ達を堪能できました。まるで色とりどりの宝飾品を眺めているようで、心満たされる時間を過ごせました。この展覧会はぜひ足を運んでほしいです。

4.0

どれも見とれる

週末、日時指定予約で入場。天候不良だったのでそれほど多くの方はいませんでした。地下1階は歴史順、2階はテーマ別のような展示ですが、とにかくどれもがきれいで美しい。小さいカップに超絶技巧をこらし、どれもが新鮮な驚きで見ることが出来ます。展示数はそれなりに多いのですが、全く飽きることがありませんでした。各国の特徴が現れており、日本のだよなあ、とすぐわかります。特に素晴らしかったのは2階の小部屋前の展示、七宝が表裏に浮き出ているもの。どうやってつくったのか想像できませんでした。静かな空間でゆっくり見たい展示です。

THANKS!をクリックしたユーザー
amyさん、kenmeguさん、他1人

5.0

ちいさきものは みなうつくし

枕草子の一文「ちいさきものは みなうつくし」に尽きます。
貝殻やバラの花などを模ったかわいらしいカップ、金銀模様がゴージャスなカップ、ピンクや青、グリーンなど鮮やかな色合いのカップが、会場いっぱいに並び、いつまでも眺めていられそうです。

ガラスのデミタスカップにびっくり。エスプレッソを注いだら割れそう・・・と思ったら、アイス用でした。コーヒーを入れるとガラスの赤や青がどのように変化するのか、見てみたいです。

2階の奥のお部屋に、ミニチュアのカップと、コレクターの村上氏の一つ一つのカップへの愛情あふれるコメントつきのカップが並んでいました。

1時間を目安に見学を、と受付で案内いただきましたが、380点近くあるので無理でした・・・ただ、人数制限をしっかりされているので、密ではなかったです。

ロビーの3つのガラスケースのみ、写真撮影できました。

楽しかったです。おいしいコーヒーをいただきたくなりますね。

THANKS!をクリックしたユーザー
kenmeguさん、ぷりんさん、他1人

5.0

花のように美しいカップにうっとり

趣向を凝らした小さなデミタスカップが388客!シノワズリ、ジャポニズム有り、アールヌーボーやアールデコ。花の蕾やフルーツの形もめちゃくちゃ可愛い。硝子のカップもエキゾチック。
特に日本の意匠に影響されるヨーロッパのデザインが面白い。日本人の愛する山野草や虫をヨーロッパでは雑草や害虫扱いしていたのに、しっかり影響されて素敵なカップが次々生まれて行きます。
美しい彩色、遊び心の有るつまみ、工夫を重ねた形、驚きの技法に一つとして同じ物が無く収集の楽しさが伝わって来ます。
私が頂くならロイヤルウースターの「金彩ジュール透かし彫りカップ&ソーサー」で是非一杯。

THANKS!をクリックしたユーザー
アルパカさん、TomTさん、ファイさん

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出展作品・関連画像IMAGES

アダレイ《金彩薔薇図カップ&ソーサー》 1886-1905年

マイセン《貼りつけ花鳥とスノーボール蓋付きカップ&ソーサー》 1860-1880年

スポード《金彩花卉文蝶ハンドルトロンブルーズ形カップ&ソーサー》 1790-1820年

ミントン《金彩梅花と格子文カップ&ソーサー》 1882年

ノリタケ《薔薇文金点盛カップ&ソーサー》 1891-1915年

ロールストランド《とんぼ文カップ&ソーサー》 1897-1910年

ソーホーポタリー《「パーム」カップ&ソーサー》 1930年代

サルヴィアーティ、1800年代後期

ロイヤルドルトン《花束文金彩テニスセットカップ&ソーサー》 1891-1902年

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