4.0
東山ブルーに浸る
「山峡朝霧」の深みのある青を見ていたら、2021年に神戸市立博物館で見た「唐招提寺御影堂障壁画」を思い出し、キャプションを読むと同時期に描いたもので、やっぱりと納得し、そして、その絵は黒部峡谷がモデルと知り、えっ!そうなんだと驚きました。改めて、東山魁夷先生の東山ブルーに奥行きの深さに感銘を受けました。
また、メインビジュアルになっている「夕涼」のブルーも幻想的で、京都の修学院離宮の浴龍池の風景であるとの事。Googleマップで確認しても、そのような景色は見つからないので、やっぱり実際に行って、この目で確かめて見てみたいと思いました。