初公開の仏教美術
―如意輪観音菩薩像・二童子像をむかえて―

半蔵門ミュージアム

  • 開催期間:2023年11月22日(水)~2024年4月14日(日)
  • クリップ数:37 件
  • 感想・評価:7 件
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如意輪観音菩薩坐像 平安時代 10世紀
如意輪観音菩薩坐像 平安時代 10世紀
如意輪観音菩薩坐像 平安時代 10世紀
如意輪観音菩薩坐像 平安時代 10世紀
二童子立像(制吒迦童子・矜羯羅童子) 平安時代 11~12世紀
制吒迦童子 平安時代 11~12世紀
矜羯羅童子 平安時代 11~12世紀
制吒迦童子 平安時代 11~12世紀
矜羯羅童子 平安時代 11~12世紀
阿弥陀三尊像 山崎弁栄筆 大正2(1913)年頃
虚空蔵菩薩像 江戸時代 17~18世紀
倶利伽羅不動明王像 鎌倉時代 13世紀末~14世紀前半
重要美術品 光讃般若経 巻第九 中国・隋時代 7世紀
大般涅槃経如来性品十四音義 平安~鎌倉時代 12世紀
大毘盧遮那成仏神変加持経蓮華胎蔵菩提幢標幟普通真言蔵広大成就瑜伽 平安時代 10世紀
刀八毘沙門天像 江戸時代 天保4(1833)年
当麻曼荼羅 室町時代 16世紀
如来像 中国・北斉時代 6世紀
大日如来坐像 像内納入品原寸模型
*協力:文化庁(ボアスコープ撮影)、東京国立博物館(X線断層撮影)
百瀬俊哉《グランド上海》1997年 ©Toshiya Momose
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

2018年に開館した半蔵門ミュージアムでは、地下1階展示室の「祈りの世界」のエリアの中央に運慶作と推定される重要文化財の大日如来坐像を安置するとともに、両界曼荼羅または仏涅槃図、不動明王坐像を展示しています。

この度、京都の醍醐寺から縁あって寄贈され、修復を終えた如意輪観音菩薩像と二童子像を「祈りの世界」の展示空間に迎え、初公開します。

また、重要文化財である大日如来坐像の像内納入品について、X線断層撮影やボアスコープなど科学的調査でえられたデータにもとづき原寸模型を制作しておりました。このほど完成し、こちらもあわせて展示します。

特集展示には初公開の経典・彫刻・絵画を配しました。経典は、大般涅槃経如来性品十四音義や光讃般若経を展示します。また、彫刻は如来立像の残欠とみられる中国の石仏で、北斉時代の製作と考えられるものです。絵画は、倶利伽羅不動明王像、当麻曼荼羅、刀八毘沙門天像、虚空蔵菩薩像などをお披露目します。当麻曼荼羅は下部に中将姫の姿を加えるのが珍しく、8本の刀を手にした刀八毘沙門天像も類例の少ない貴重な作品です。

【FEATURE|インタビュー】
写実的な人体表現を祈りの対象に高めた天才仏師、運慶
半蔵門ミュージアム館長 山本勉氏《大日如来坐像》を語る


【FEATURE|内覧会レポート】
常設展示が新たな平安仏を加えて進化
特集展示では至高の彫刻、絵画、経典を初披露

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年11月22日(水)~2024年4月14日(日)
会場 半蔵門ミュージアム Google Map
住所 東京都千代田区一番町25
時間 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日・火曜日 
年末年始 12月29日~1月4日
観覧料 無料
TEL03-3263-1752
URLhttps://www.hanzomonmuseum.jp/

半蔵門ミュージアムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

半蔵門ミュージアム 半蔵門ミュージアム

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

初公開仏教美術が嬉しいです。これからも初公開が増えるかとの期待。

立川にある真如苑さんのミュージアム。実家の八王子では、創価学会か真如苑か、というくらいに信者の方が多くいらして、JR中央線では雪の結晶のようなバッチを付けた方を沢山お見掛けしました。半蔵門ミュージアムさんは、駅近で、まだ新しくとてもきれいで、常設で伝運慶の大日如来や不動明王坐像やガンダーラ仏、両界曼荼羅や仏画などは定期的に入れ替え展示されていて、ちょっと変わった小特別展もあったり、3階では仏教文化に関する映像を楽しめるシアターと講座などを開催するホールを併設していて、全て無料。受付の方もショップ&カフェの方も、みなさんとても親切丁寧で感じよく、流石です。特に宗教勧誘のようなことも個人情報を聞かれることも全くなく、上野の「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」が閉館になって、無料でお会いできる良い仏像たちとして、それ以上に色々な資料も揃っていて、仏教美術好きには嬉しい施設です。丁寧なのはキャプションもですね。ありがたいです。今回の初公開《如意輪観音》なかなか良いですね。四臂のうち二臂がやや太め。そのためちょっと頑張って半跏思惟の形をとっている様にも見えてしまいますね。法隆寺はややずんぐり目ではありますが、広隆寺、中宮寺の有名な如意輪半跏思惟像はいかにも華奢ですから‥比べてしまいますよね。制吒迦と矜羯羅《二童子立像》は、いつもの《不動明王坐像》と並んで、再会を喜んでいるのかと。不動明王とは作風が異なっていました。修理による汚れの除去によってうっすら彩色と切金がよりよく見えました。ガラスケース無の展示ならではです。《大日如来坐像》の像内納入品原寸模型が同じく初公開されていました。運慶が考案し、造像に取り入れた上げ底式内刳りという方法で制作され、像の内部に心月輪という仏像の魂が納められていたなど、感動です。いろいろ分かったことが増えて、詳しく説明もされて、これからもとても同館の展示、とてもとても楽しみです。當麻寺を思い出す中将姫の《当麻曼荼羅》もなかなかの見物でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
uchikoさん

4.0

きれいな美術館

平日の午後に訪問。とてもきれいで、観覧料が無料というのが嬉しいです。初公開の仏教美術ということでした。展示室は地下1階です。導入部にガンダーラの仏教美術から展示ですが、やはり目を奪われるのは仏像です。特に如意輪観音は珍しい半跏思惟像。不動明王もきれいですが、となりの二体の童子像も素晴らしかった
です。後半の仏教画も解説がわかりやすく楽しめました。観覧者は適度に入館していました。

4.0

初公開って言われるとワクワクするよね

半蔵門ミュージアムは初めて行ったのだけど
展示室の静かで適度な緊張のある雰囲気はとてもよい

仏教美術…などといってしまうけど
そこにあるのは信仰、祈りの対象だ

展示室でまじまじと見つめていると
宗教美術というのは緊張と柔和なのだなあと感じる

解説も適度読みやすく詳しくありがたい
(常設展示ガンダーラの仏教美術は二階パネル展示での解説も)

メインの特集展示、
刀八毘沙門天像、その姿よりも
色の鮮やかさが印象深かった

「初公開」という言葉に浮かれて足を運んだが
予想以上にじっくり楽しめる展示だった

4.0

やっと訪問

大型の企画展示とは異なり、ひっそりと静寂の中で鑑賞。
仏像とすごく距離が近い。
穴が開くほど眺めてきました。
仏教美術は好みが分かれるところなので、お好きな方はどうぞ。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん、はるにゃんさん

4.0

言ってよかった

平日の午前中:入館者が10人未満に見えました。

開館時間が会社員にとっては難関であるためなかなか難しい場所でしたがいってよかったというが感想です。
私としては不動明王坐像に感動を覚えました。
といっても目玉は大日如来坐像。
入ってすぐにシアターで説明を聞くことができより深い理解につながるので、初めての場合はこちらをご覧になるといいと思います。
来館者数は少ないためじっくり見ることができます。

当該館が小さいのは知っていたためそう時間はかからないだろうと半休だけで行ったのですが、シアターでの説明が色々あったので、時間の関係ですべてを聞くことができず残念です。

図録はないですが、この大日如来の冊子、、、(といっても2枚の紙が止めてあるだけのもの)ショック大な薄さ・・・本棚に入れたらわからなくなるな、、、という心配しかないです、300円だから仕方ないのでしょうけれど、、、

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん

3.0

真面目な展示なのに髪型が面白すぎる!

如意輪観音菩薩坐像の座り方が気になって見に行ったんですが、新しく作ったであろう台座がカラフルすぎて、しばらく台座ばかり見ていました(笑)
派手な台座、無茶な体勢、左手で体を支えながら安らかな表情を崩さない菩薩は、一体何を考えているのか。一人大喜利をしながら楽しめました。

そして、大日如来坐像は像内納入品原寸模型の面白さもさることながら、髪型がモンブランに見えてしまい…、そこから大日如来を画像検索しまくりました。
仏像の頭部は螺髪、冠、仏面くらいのイメージだったんですが、調べるとたくさんあるんですね。ちなみにモンブランは高垂髻のようです。

そこから仏像の髪型比べをすると、みんな個性的!二童子像はパーマのかかったショートヘア、不動明王は弁髪。
展示数が少ないからこそ、いろいろ気づけることがありますね。

THANKS!をクリックしたユーザー
はるにゃんさん、Nikiyaさん、renarena712さん、uchikoさん、morinousagisanさん、他1人

4.0

充実してきた展示内容

無料とはいえ、展示点数が少ないと感じていましたが、近代日本画、仏画、仏像と個人的に好きなカテゴリーが蒐集されてきて、嬉しい限りです。館目玉の運慶大日如来に加え、醍醐寺由来の平安の端正な不動三尊に如意輪観音、仏画マニアにはたまらない刀八毘沙門天だけでも足を運びたくなります。アクセスも抜群で東京メトロの地上出口隣、更なる収蔵品が増え、常設展示室が充実されていく事を期待してしまいます。

THANKS!をクリックしたユーザー
Nikiyaさん、renarena712さん、はるにゃんさん、morinousagisanさん
  • 4
  • BY TK

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制吒迦童子 平安時代 11~12世紀

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