5.0
やっぱり若冲すごっ!
ご招待チケットが当たり、普段美術に興味のない妻も、ご招待チケットがあるならと、一緒に暑い京都に付き合ってくれました。ありがとうござました。
私が若冲を知ったのは、すでに大人気作家でしたので、ミーハー心から注目していましたが、本格的に若冲が好き!っとなったのは、狩野博幸さんの「江戸絵画 八つの謎」を読み、伊藤若冲のひととなりを知ってからでした。若冲50代、大好きな絵を描くよりも錦市場の窮地を救った行動に感動しました。
「糸瓜郡虫図」には、虫が11匹いると解説されていたので、探してみると、
かたつむり、ちょうちょ、とんぼ、くつわむし?、きりぎりす?、まつむし?、かまきり、ばった、あとは、、、あっ、かえるがいた!と発見できたのはここまでで、最後まで見つけることができませんでした。
「雪中郡鶏図」は、うわさ通りのどろっとした雪の表現でした。食い入るようにみると、白からグレーのグラデーションがそのどろっと感を出しているのかなと思いながら見ていると、それよりも雪のきわの表現がどろどろした視覚表現になってる気がしてきました。北斎の波の表現のように、激しさを感じます。
これからも若冲について、少しずつ深堀していけたらと思います。