マリー・ローランサン ―時代をうつす眼

アーティゾン美術館

  • 開催期間:2023年12月9日(土)~2024年3月3日(日)
  • クリップ数:54 件
  • 感想・評価:5 件
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マリー・ローランサン《プリンセス達》1928年、大阪中之島美術館
マリー・ローランサン《帽子をかぶった自画像》1927年頃、マリー・ローランサン美術館
マリー・ローランサン《シェシア帽を被った女》1938年、ヤマザキマザック美術館
マリー・ローランサン《手鏡を持つ女》1937年頃、石橋財団アーティゾン美術館
マリー・ローランサン《二人の少女》1923年、石橋財団アーティゾン美術館
マリー・ローランサン《花を生けた花瓶》1939年、マリー・ローランサン美術館
マリー・ローランサン《椿姫 第3図》1936年、マリー・ローランサン美術館
マリー・ローランサン《椿姫 第7図》1936年、マリー・ローランサン美術館
マリー・ローランサン《椿姫 第9図》1936年、マリー・ローランサン美術館
マリー・ローランサン《三人の若い女》1953年頃、マリー・ローランサン美術館
マリー・ローランサン《パブロ・ピカソ》1908年頃、マリー・ローランサン美術館
《三人の若い女》を制作中のマリー・ローランサンの1953年頃の写真、マリー・ローランサン美術館
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

マリー・ローランサン(1883-1956)は、20世紀前半に活躍した女性画家です。キュビスムの画家として紹介されることも多くありますが、「前衛的な芸術運動」や「流派(イズム)」を中心に語る美術史の中にうまく収まらない存在です。

ローランサン自身は、自分に影響を与えた存在として、同時代の画家マティス、ドラン、ピカソ、ブラックの名前を挙げていますが、彼らの様式を模倣することなく、パステルカラーの独自の画風を生み出しました。彼女は同時代の状況を見つつ、時代の要請を理解して、自らの方向性を模索しました。

本展では石橋財団コレクションや国内外の美術館から、ローランサンの作品約40点、挿絵本等の資料約25点に加えて、ローランサンと同時代に活躍した画家たちの作品約25点、合計約90点を展示します。ローランサンの画業を複数のテーマから紹介し、関連する他の画家たちの作品と比較しつつ、彼女の作品の魅力を紹介します。

◆ 同時開催
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示|野見山暁治

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年12月9日(土)~2024年3月3日(日)
会場 アーティゾン美術館 Google Map
展示室6階展示室
住所 東京都中央区京橋1-7-2
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • 2月23日を除く金曜日は20:00まで(最終入場時間 19:30)
休館日 月曜日
12月28日~2024年1月3日、1月9日、2月13日
※ただし2024年1月8日、2月12日は開館
観覧料 日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,800円
窓口販売チケット 2,000円
学生無料 (要ウェブ予約)
  • ※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
    ※中学生以下の方はウェブ予約不要です
    ※この料金で同時開催の展覧会を全て観覧できます
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル)
URLhttps://www.artizon.museum/

アーティゾン美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

アーティゾン美術館 アーティゾン美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

オリジナリティの大切さ

マリーローランサンの作品は見ればすぐにそうだと分かる人が多いと思います。それほどにオリジナリティが確立された作風だからこそ、多くのファンがいるのだと思います。
そのローランサン然とした作風に至るまでの、初期のごくオーソドックスな油彩作品や、キュビズムに寄った作品など、興味深い展示でした。そして確立された唯一無二の作風はやはりとても魅力的でした。
柔らかいタッチと色で女性を描いた作品達に癒される展覧会でした。

4.0

昔むかし

昔々 デパートの美術品コーナーで初めて見たマリーローランサン まだ少女だった私はその淡い色彩にうっとりとしてしまいました もう手元にはありませんが 短文の付いた画集も購入しましたっけ 

美術館巡りのきっかけの一つとなった画家です ローランサン美術館が長野を経て東京に移ってからも いつか行こうと思っていたけれど ホテルニューオータニにあったそれも閉館してしまいました 巡り巡って 今回の展覧会に行ってきました

今回は 数々の椿姫が良かったです あと花の静物画も
 
コレクション選では 新所蔵作品
カンディンスキーの3本の菩提寺
クレーの小さな港 などが良かったです
お気に入りのルオーの 郊外のキリストが見たかったなぁ

THANKS!をクリックしたユーザー
fumiko773さん、morinousagisanさん

4.0

他の画家の作品でその時代を体感

マリー・ローランサンの展覧会は、2023年3月にも観ていて、観たことのある作品も多くありましたが、初期のキュビスムの影響を受けた頃の作品、花を描いた静物画などは珍しく、新しい発見もありました。
また本展では、ローランサン以外の同時代の画家の作品もかなりの数が展示されています。1910年代のキュビストたちの作品、1920年代の東郷青児、藤田嗣治が描いた女性画なども一緒に観ることができて、その時代の空気感まで体感することが出来ました。それが出来るのは、やっぱり膨大なコレクションを持つアーティゾン美術館ならではでしょうね。
企画展を観た後は、常設展を観ることになりますが、こっちも凄い画家と作品のオンパレード。ローランサンの印象が薄れてしまいました。

THANKS!をクリックしたユーザー
kage0512さん、アバウトさん、micco3216さん、morinousagisanさん

4.0

待望の年パス!

マリー・ローランサン、結構良かったです。
得意な作家ではないのですがローランサンオンリーではなく同時代の作家も展示しているので多彩な印象です。
ワンフロアだけというのもちょうどいいボリューム感です。
特段好きになったとかはないけれど今後ちょっと見る目が変わったかなというだけでも収穫です。

そして待望の念願の年間パスポートも無事購入しました。
ゾン美は企画展も良いけど、コレクション展もまた素晴らしいのでいつでも楽しめるのは本当に嬉しい!
モネ、セザンヌ、ピカソに続いて光琳抱一があって、青木繁、長谷川利行が見られるとか胸熱。
1年間お世話になります!

THANKS!をクリックしたユーザー
kage0512さん、さんぽさん、karachanさん、uchikoさん、morinousagisanさん

4.0

キュビストにならなかったマリー・ローランサン

マリー・ローランサンの作品は一目で分かる。パステル調で黒目がちの肌の白い女性の絵。どこを切ってもマリー・ローランサンという印象でした。ところが、国立西洋美術館で開催中のキュビズム展を見ていたら、マリー・ローランサンの作品があった。その作品自体はキュビズムではなかったのだけど、解説を読むと、マリー・ローランサンはキュビズムを評価したアポリネールの恋人で、ピカソやブラックと交流があり、当初はキュビズム作品を描いていた、とのこと。

キュビズムとのつながりが興味深くて、アーティゾン美術館を訪問しました。面白かったのは、以下の3点。
・冒頭で展示されている自画像3点が全部、作風が違っていて興味深い。
・マリー・ローランサンによるピカソの肖像画も展示。数少ない男性を描いた作品でマリー・ローランサンの作品には見えない。
・あとはすべてマリー・ローランサン。晩年の作品が色鮮やかになっている微妙な変化も面白い。

実際は、キュビズムに興味はあったがキュビズムにはほとんど染まらずマリー・ローランサンの世界を突き詰めたというところらしい。

ちなみに、収蔵品展は2023年6月に亡くなった野見山曉治の小特集と、新収蔵作品のお披露目というところ。新収蔵作品ではパウル・クレーの2作品オキーフの作品あたりが気になりました。

THANKS!をクリックしたユーザー
kage0512さん、morinousagisanさん

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マリー・ローランサン《プリンセス達》1928年、大阪中之島美術館

マリー・ローランサン《帽子をかぶった自画像》1927年頃、マリー・ローランサン美術館

マリー・ローランサン《シェシア帽を被った女》1938年、ヤマザキマザック美術館

マリー・ローランサン《手鏡を持つ女》1937年頃、石橋財団アーティゾン美術館

マリー・ローランサン《二人の少女》1923年、石橋財団アーティゾン美術館

マリー・ローランサン《花を生けた花瓶》1939年、マリー・ローランサン美術館

マリー・ローランサン《椿姫 第3図》1936年、マリー・ローランサン美術館

マリー・ローランサン《椿姫 第7図》1936年、マリー・ローランサン美術館

マリー・ローランサン《椿姫 第9図》1936年、マリー・ローランサン美術館

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