この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
マリー・ローランサン(1883-1956)は、20世紀前半に活躍した女性画家です。キュビスムの画家として紹介されることも多くありますが、「前衛的な芸術運動」や「流派(イズム)」を中心に語る美術史の中にうまく収まらない存在です。
ローランサン自身は、自分に影響を与えた存在として、同時代の画家マティス、ドラン、ピカソ、ブラックの名前を挙げていますが、彼らの様式を模倣することなく、パステルカラーの独自の画風を生み出しました。彼女は同時代の状況を見つつ、時代の要請を理解して、自らの方向性を模索しました。
本展では石橋財団コレクションや国内外の美術館から、ローランサンの作品約40点、挿絵本等の資料約25点に加えて、ローランサンと同時代に活躍した画家たちの作品約25点、合計約90点を展示します。ローランサンの画業を複数のテーマから紹介し、関連する他の画家たちの作品と比較しつつ、彼女の作品の魅力を紹介します。
◆ 同時開催
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示|野見山暁治
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2023年12月9日(土)~2024年3月3日(日) |
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会場 |
アーティゾン美術館
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展示室 | 6階展示室 |
住所 | 東京都中央区京橋1-7-2 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 12月28日~2024年1月3日、1月9日、2月13日 ※ただし2024年1月8日、2月12日は開館 |
観覧料 | 日時指定予約制 ウェブ予約チケット 1,800円 窓口販売チケット 2,000円 学生無料 (要ウェブ予約)
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TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://www.artizon.museum/ |
アーティゾン美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

マリー・ローランサン《プリンセス達》1928年、大阪中之島美術館

マリー・ローランサン《帽子をかぶった自画像》1927年頃、マリー・ローランサン美術館

マリー・ローランサン《シェシア帽を被った女》1938年、ヤマザキマザック美術館

マリー・ローランサン《手鏡を持つ女》1937年頃、石橋財団アーティゾン美術館

マリー・ローランサン《二人の少女》1923年、石橋財団アーティゾン美術館

マリー・ローランサン《花を生けた花瓶》1939年、マリー・ローランサン美術館

マリー・ローランサン《椿姫 第3図》1936年、マリー・ローランサン美術館

マリー・ローランサン《椿姫 第7図》1936年、マリー・ローランサン美術館

マリー・ローランサン《椿姫 第9図》1936年、マリー・ローランサン美術館