4.0
棺に魅せられて
ナレーターが西島さんだったのでヘッドホンを借りしっかりと鑑賞させて頂きました。
きれいな棺が大事に保存され並んたのには、びっくりでした。ミイラの映像が流れていて、どのように保存すかの説明に、何故だか引き込まれる感じで気持ち悪くなってしまいました。それだけ、異様な世界だったのかもしれません。中々、こういった機会はないと思いました。
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国 311 の美術館・博物館と 563 の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
世界で最も古い国立博物館の一つであるオランダのライデン国立古代博物館は、古代エジプト、ギリシャ、ローマなど総数約20万点(2018年末現在) のコレクションを所蔵しています。
中でもエジプト・コレクションは約2万5千点にのぼり、ヨーロッパでは大英博物館、ルーヴル美術館、ベルリン・エジプト博物館、トリノ・エジプト博物館と合わせて5大エジプト・コレクションに数えられる世界有数の量と質を誇ります。
この度、同館所蔵の古代エジプト・コレクションから、10数点の棺、人のミイラ5体、動物のミイラ8体などを含む、厳選された200点以上の借用が実現しました。
本展では、ヨーロッパにおける古代エジプトへの関心の高まりがどのようにして現地での調査へ連なっていったかを示し、発見された遺物から古代エジプト人の生活や社会、死生観といったさまざまな文明の側面を紹介します。
さらに、最新の科学技術を通して、医学的な知識やミイラ作りの過程、色やかたちに対する人びとの美意識といったこれまでに知られていなかった面を解き明かす、従来のエジプト展とは一線を画した、新たな展覧会となります。
会期 |
2021年4月16日(金)~2021年6月27日(日)
|
---|---|
会場 | Bunkamura ザ・ミュージアム Google Map |
住所 | 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F |
時間 |
10:00~20:00
(最終入場時間 19:30)
|
休館日 | 4月27日(火)、5月18日(火) |
観覧料 | 一般 1,800円 大学・高校生 1,100円 中学・小学生 800円(前売券は各200円引き) |
TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | http://www.leidenegypt.jp/ |
4.0
ナレーターが西島さんだったのでヘッドホンを借りしっかりと鑑賞させて頂きました。
きれいな棺が大事に保存され並んたのには、びっくりでした。ミイラの映像が流れていて、どのように保存すかの説明に、何故だか引き込まれる感じで気持ち悪くなってしまいました。それだけ、異様な世界だったのかもしれません。中々、こういった機会はないと思いました。
3.0
エジプト文明に関連する展示があると、なんだかんだ毎度行ってしまう私。
今回は初めて未就学児の子どもと一緒に行きました。
渋谷ということでアクセスが良く、広さの割にはギュッと内容が詰まった展示だとは思いましたが、やはり大きな美術館・博物館などでゆったり見たかったなあというのが本音でした。(週末で混雑していたことも原因だとは思いますが)
また、未就学児連れということで、入館前から注意事項や展示の繊細さを懇々と説明され、正直入るのを辞めようかと思いました。
しかし、子どもは 「信仰」「神」「死」について感じたものがあったようで、一緒に行けて良かったです。
4.0
ライデンって、どこ?と思いましたが、オランダがエジプト発掘に長くかかわっていることを、今回初めて知りました。さらに、最新の科学調査で、布をとらなくてもCTスキャンで骨の状態や、副葬品などもわかるということに驚きました。
ミイラにしてもらえるのは高貴な方々だけかと思っていたら、猫やワニのミイラもあったり、棺も再利用されていたりと、エジプト人のたくましさを感じました。埋葬品のシャブティと呼ばれる、死後の世界でのお手伝い係の人形も、最初は一つだったのに、だんだん365日分になり、さらになまけないよう監督役のシャブティまで作るなど、古代エジプト人の発想のユニークさに笑ってしまいました。
棺の立体展示も圧巻でしたが、会期末だったせいか平日にもかかわらず混んでいていて、ゆっくり鑑賞とはいかなかったので、☆4つにしました。
5.0
完全予約制だけど人が多かった。
棺は開かれて展示されていたので、側面や内部の絵まで間近でじっくり見られた。
女性の棺には花が描かれていて可愛かった。
顔の部分だけ木の棺は初めて見た。
5.0
エジプト関係の展覧会は結構な頻度でありましたが、今回の展覧会はとてわかりやすいなぁと言う印象です。
時代を感じさせない美しいアラバスターの壺や石灰岩の石碑、青銅の神像。
細かく描かれた「死者の書」もすばらしい色彩。
美しく装飾された棺は立てて展示されその迫力には息を飲みます。立てられた棺をみると改めてその大きさを感じられます。これに人が入っていたのだと思うと、ちょっと怖い気もします。
古代エジプト人の死生観も良くわかります。
死後の世界を豊かにする為に現世を生きる?!
会場内には神々の系図や、ミイラの作り方がかかれたリーフレットあり、理解が深まります。
ミイラもCTスキャンで分析し、映像で解説しているのも分かりやすくて良いです。
ミイラさんとしては、そんな所まで見られてしまうの?!って感じているんでしょうね。
ショップでは「すみっこぐらし」「りらっくま」「とーとつにエジプト神」などとコラボレーションのおみやげも沢山あります。
レストランではタイアップメニュー「仔羊肉のミートソースとフムスのpizza」「カルカデ レッドフルーツのジュース」など、古代エジプト人の生活に思いを寄せるもの良いと思います。
4.0
再開後の平日夕方に、当日予約で行きました。
圧巻は4つ?の棺が直立して展示されているコーナーで、棺がずらり並び迫力がありました(夜は絶対に来たくない)。棺の外側と内側の装飾をじっくり鑑賞できました。
死者の書は状態がとてもよく、ヒエログリフの読み方が左から右、右から左と、向きがころころ変わることを知り、びっくり。
ミイラをCTスキャンで調べたり、カノポス容器の内容物を分析してDNAや疾病状況を分析したり、科学の力ってすごい、と思いました。
初代館長の考えでミイラはまるっとそのまま保存し続けているそうです。初代館長の慧眼に感謝。
エジプトやミイラ関係は大混雑の印象ですが、人数制限に平日ということもあり、ほどほどの込み具合でした。
5.0
たくさんの棺に驚きました
年代の古さを感じさせない色鮮やかさ、細かな絵や模様に日本との死生観の違いを感じました
ミイラそのものを見たのも初めてだったので、とても興味深かったです
作り方のパンフレットもありました
この時期にしたら、入場の人数が多すぎる気がしました
4.0
6月から日時予約制で再開されたため、行ってきました。平日の午前中でしたので、それほど混むこともなく鑑賞することができました。
ヒエログリフやパピルスがきれいな状態で残されていたのに驚きました。
棺がずらっと何体も並んでいたのは圧巻で、開いた状態で展示されていたので、中の装飾などもじっくり眺めることができました。
また、古代エジプト人の死生観も興味深かったです。
今回の展示の見どころの一つ、ミイラのCTスキャンは考古学的な観点からの研究だけでなく、医療的な研究(当時の人々の生活や病気など)でも使われていると知りました。
Bunkamura ザ・ミュージアムは、ギフトショップのグッズが充実しているのですが、今回もリラックマとのコラボグッズや少女漫画『王家の紋章』なども販売されていました。
現在まで様々なエジプト文明の展示が日本で開催されたと思いますが、おそらく1番テーマパーク化した展示手法だったのでは?
撮影自由、アニメーションでの説明、展示会場内での撮影スポットなど興味があまりない方でも足を止める工夫があり…readmore
4.0
本展覧会で初めてライデン国立古代博物館の存在を知りましたが、ヨーロッパでは5大エジプト・コレクションの一つの博物館なだけにこの環境下、貸し出してくれたことに感謝ですね。
棺の立体展示は圧巻でした。棺を開いて展示してくれているので、中に描かれた絵もみることができたのが良かったです。
猫ちゃんのミイラや小ちゃなワニのミイラも展示されており、何でもミイラにしてしまう古代エジプト人の感覚に驚きです。
4.0
渋谷の駅近で、とても行きやすかったです。コロナ禍でもあり混雑を心配していましたが、初日から1週目の平日来館しました。電車のラッシュ時を避ければ、平日の昼間は比較的密にならず、ゆったりと見て回る事が出来ました。
展示されているミイラは全て布帯で巻かれていて、ミイラの内部をCTスキャンで映像分析し、テレビ画面での解説なので興味深く、とてもわかりやすかったです。展示物も多く、10数点の棺の立体展示も圧巻です。
個人的にはパピルスの文字解読展示が面白く(館内の音声ガイドでパピルスを実際に音読で聞けるので、何度も聞き返してしまったほどです)ナビゲーターの西島秀俊さんや声優の森川智之さんの声が心地良く、とてもわかりやすい解説でした。
ガイドのお陰で、密になりそうな場所は、少し離れて鑑賞するなどの余裕も出来たので、今回は(600円)借りて良かったと思います。
ゆったりと1時間半とても良い時間を過ごせました。
3.0
王族ではなく、神官や高官系の文物の展示物ではありますが、ミイラも多数あり見応えがあります。古代エジプト展はもうお腹いっぱいな方も多いとは思いますが、渋谷ですので何かの用事とともに!
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都渋谷区で開催中の展覧会